知財に関する大阪弁護士会の取り組み

田村善之教授による講演会「著作権法に対する司法解釈のあり方」が開催されました

 平成23年6月6日、知的財産委員会及び知的財産法実務研究会共催の研修会において,「著作権法に対する司法解釈のあり方」をテーマに、北海道大学大学院法学研究科の田村善之教授にご講演いただきました。

 日本の著作権法の近時の動向を解説いただいた後、まねきTV事件(最判平成23年1月18日・平成21年(受)第653号)及びロクラク事件(最判平成23年1月20日・平成21年(受)第788号)等近時の重要判例をご紹介いただき、最後に著作権法制度にとってのデジタル化時代到来の意味についてもお話いただきました。

 限られた時間の中で盛りだくさんの内容を非常に分かりやすく、かつ、熱く語っていただきましたので、出席した会員等も田村先生の熱弁に引き込まれている様子でした。