知財に関する大阪弁護士会の取り組み

「IPrism著作権法シンポジウム-ネット時代の著作権制度の在り方」を開催いたしました
パネルディスカッション風景 三山峻司弁護士講演風景

平成23年9月9日、大阪弁護士会と大阪大学知的財産センター(通称:IPrism)との共催により、大阪大学中之島センターにて「IPrism著作権法シンポジウム-ネット時代の著作権制度の在り方」を開催いたしました。

本シンポジウムでは文化庁長官官房著作権課長の永山裕二様から「著作権をめぐる最近の動向」に関し、ご講演をいただいた後、大阪弁護士会の三山峻司弁護士、大阪大学法学研究科の茶園成樹教授、三村量一弁護士(元知財高裁判事)、村尾治亮弁護士を交え、パネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッションでは、今年になって最高裁判決が出された間接侵害行為の侵害該当性の問題などの最新のトピックに関し、各パネリストのお考えを発表いただき、会場からの質問も交えた形で議論が交わされました。

著作権実務に精通された大学教授、立法担当者、実務家が率直に意見をぶつけ合う機会が持てたことはインターネット時代の今後の著作権実務の在り方を考える上で非常に有益なものであったものと思います。

当日は156名の方にご出席いただき、出席者の方からも大変好評なご意見をいただきました。