2017年3月29日 (水)

備え

3回目の投稿となりますが,今回は(主に大規模な災害への)「備え」について。

 

さて,皆様のご家庭や勤務先では,不幸にも大規模な災害が生じてしまった場合,誰がどのように行動するかを事前に決めていらっしゃるでしょうか。

また,災害によりそれまでの日常生活が(少なくとも一定期間)継続できない場合に備えて,食料等の必需品を蓄えておられますでしょうか。

 

振り返れば6年前に東日本大震災が,昨年には熊本地震が発生し,更に遡れば22年前には阪神・淡路大震災が発生しており,それらにとどまらず数多の災害が発生しています。

そうした災害が不幸にも発生してしまった場合,まずはご自身の安全を確保していただく必要がありますが,それが達成できたとして。

 

その時,皆様はどこにいらっしゃるでしょうか。

ご自宅でしょうか,勤務先でしょうか。

それとも,通勤中の電車内でしょうか,ご近所での買物中でしょうか,遠方の出張先や旅行先でしょうか。

 

その後,どのような行動をとられますでしょうか。

岡山県立津山高校の2年生を対象にした選択科目でワークショップが実施されることとなり,縁あって講師を務めてきました。

なぜ大阪の弁護士が岡山で?ということはさておき,同高校は創立121年の歴史と伝統があり,明治33年に落成した旧本館は,NHKの連続ドラマ「あぐり」や「カーネーション」での撮影にも使用されたそうです。

また,B’zのボーカルの稲葉さんの出身校でもあるようで,熱心なファンが訪れるとか訪れないとか。

 

さて,今回のワークショップでは「社会における法曹の役割・重要性について学ぶ」ことが目的で,時間は90分,一方的な講義形式ではなく,13名の参加者との間で,某教授の「白熱教室」のような活発なやりとりをしていただければとのこと。

なかなかハードルが高くプレッシャーでしたが,事前学習も実施されるとのことでしたので,下記のアンケートに答えておいてもらうことにしました。

① 裁判に関するニュースで記憶に残っていることは何ですか?

② 「司法」「裁判」「法律」「法曹」を小学3年生の児童に説明するとすれば,どのように説明しますか?

③ 法曹三者のいずれかになるとしたら,どれになりたいですか?

2016年6月20日 (月)

私にとっての業務改革

弁護士の本元宏和(ほんがんひろかず)と申します。

 

今年度の弁護士業務改革委員会の副委員長を務めており,それを契機に今回ブログを書かせていただくこととなりました。

 

委員会では我々弁護士に共通して課題となる業務改革について議論がなされておりますが,今回はそれと全く関係のない,私にとっての業務改革について記事にしてみたいと思います。

 

 

さて,私は弁護士15年目の41歳で,それなりに貫禄がついたかと思っていましたが,つい先日,私よりかなり若い方から,「結構な年なんですね。自分と同い年くらいかと思っていました・・・」と言われました。

 

褒められたのかそうでないのか複雑な心境ですが,それも前向きに捉え,日々新たな発見に接することができているおかげで,初心を保てているからだと思うようにしています・・・

 

ところで,この週末に,淀屋橋駅と北浜駅とが地下通路でつながっていたことを,初めて知りました。