2015年11月26日 (木)

名は体を表す

先日、線路のポイントにカメが挟まって作動しなくなるという事故について、JR西日本がカメの生態に詳しい専門家のアドバイスのもと、ポイントの前にU字溝を埋め込みそこにカメを逃がす対策を講じ、効果を上げているとのニュースがありました。

 

その記事中に出ていたカメの専門家のお名前が亀崎直樹さん。

 

須磨海浜水族園の学術研究統括でいらっしゃるとのことでした。

 

電車の遅延もなくなり、カメの事故死も減らせるとのこと。

 

まさにカメの神様のような亀崎さんです。

 

 

根拠はないけれども妙に納得してしまうお名前といえば、もう1件。

 

 

今年9月の台風による鬼怒川の堤防の決壊。

 

決壊したところに仮の堤防を作る作業を担当された国土交通省の現地対策本部長のお名前が堤盛良さんとおっしゃいました。

 

大きな浸水被害をもたらした災害に関するニュースであるため、神妙に見入っていましたが、そのお名前に妙な納得と安心を感じました。

 

 

名は体を表す。

 

そんな言葉もありますが、名前であれ、字であれ、その意味合いに興味ひかれることもあります。

 

私の名前の一字に関することで恐縮ですが、「優」という漢字。

 

私は子どものころからこの漢字が不思議でした。

 

優秀とか、優勝とか、優しいとか、優れているとか、良い意味ばかりなのに、見れば人偏に憂いと書く。

 

原典は忘れてしまいましたが、これについて、かの太宰治は「人の憂い、さびしさ、つらさに敏感であることがすなわち優しさであり、優れているということなのではないか」というようなことを言ったと書かれたものに触れ、このときもまた妙に納得したものでした。

 

ちなみに、弁護士の「弁」の字の旧字体は「辯」。

 

「言」が「辛」に挟まれています。

 

さて、これをどう読み解くか。

 

実際の成り立ちやいわれを離れたこじつけ、妄想であるにしても、思いは巡ります。

名の由来

名前の由来を考えることは面白いですね。「弁」護士の旧字のお話(「言」が「辛」に挟まれている)については、いろいろ思いあたる部分におもいふけってしまいました。

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