2017年1月12日 (木)

電子レンジの音

今日は、ゆるい言葉・俗語の話です。

 

電子レンジで調理したり、料理を温めることの表現で、

レンジでチンするという言い方がありますね。

 

いまでは電子レンジの音は「ピー」と鳴るものが多くなっていて、

「チーン」となるのは少数派のようです。

私の家のレンジは15年以上前からピーピーと鳴きます。

 

「レンジでチン」という言葉は、

個人的には、音も軽快で、どことなく料理の仕上がった感が出ている、

わかりやすい言葉だと感じますが、

実際にそういう音のする機種が少なくなって

一部で、死語だとか、子供に通じないという議論もあるようです。

他方で、最近でもこの言葉を商品名に使用しているものもありますし、

某レシピサイトでも検索ワードとしてヒットしますし、

まだ通用力があるように思います。

言葉は生き物と言われることがありますが、

いまのところは生きているのではないでしょうか。

2016年8月17日 (水)

法律実務家を育てる制度

 こんにちは。弁護士の村上と申します。

 

 突然ですが、大阪弁護士会で、9月3日(土)午後2時~、

 「この秋からの修習手当の創設を目指す 全国リレー市民集会in近畿」

 を開催します。

(大阪弁護士会2階ホール 事前申し込み不要)

 

  この集会は、司法修習生の給費制について考える集会です。

  今日は、この司法修習、給費制について少しお話しします。

 

1 司法修習とは?

 司法試験に合格すれば、すぐに弁護士としての資格がもらえるかというと、そうではありません。

 法律知識も使い方を知らないと、実社会の問題は解決できません。司法の現場で、実際の事件に接して、実務的な思考方法や着眼点、また心構えを習得することが必要です。この法曹として必須の素養を身につけるために、「司法修習」を行います。

 司法修習は、裁判官・検察官・弁護士のいずれの道に進む人も同じカリキュラムで行われるもので、裁判所・検察庁・法律事務所に行き実際の事件に接します(修習生には守秘義務があります)。