はじめまして。北野英彦と申します。

 

私は弁護士会の交通事故委員会に所属しておりまして、日頃より交通事故被害者を救済する制度の充実に寄与するための活動を行っております。

そこで、今回は交通事故の被害者と加害者との話し合いの間に中立・公平な立場の弁護士が入り、示談の成立を手助けしてくれる「示談あっせん」制度を紹介したいと思います。

 

交通事故の案件では、被害者側と加害者側の間で起きている治療費や慰謝料などの賠償問題を話し合って解決することになるのですが、この話し合いがうまくいかないことも多々あります。

 

そんなときはどうすればよいのか?

 

もちろん、最後の最後は裁判所で訴訟をするわけですが、「裁判所に行くのはちょっと・・・」「どんな手続きをすればよいかわからない・・・」という方もいらっしゃることでしょう。

そんな場合、日弁連交通事故相談センターが運営する「示談あっせん」制度を利用することで、賠償問題が早期に解決することがあります。