2012年9月19日 (水)

怒りと許し

中国で連日起きている反日暴動,ニュースを見るたび心が痛みます。

 

あれやこれやと思うところはあるのですが,今日は,私が好きな詩人茨木のり子さんの「怒るときと許すとき 」という詩のご紹介を。

以下は一部抜粋です。

 

「怒るときと許すときのタイミングが
うまく計れないことについて
まったく途方にくれていた
それを教えてくれるのは
物わかりのいい伯母様でも
深遠な本でも
黴の生えた歴史でもない
たったひとつわかっているのは
自分でそれを発見しなければならない

ということだった」

 

私たち一人一人の人との付き合い方においても,国と国との関係においても,真実に近い詞ではないでしょうか。

 

詩の全文が気になる方は,秋の夜長,ぜひ「見えない配達夫」という詩集を手にお取り下さい。

 

 

 

 

 

 


 

 

ありがとうございました

ここのところのニュースには、心がざわざわしますね。
ご紹介ありがとうございます。

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