最近,世間では「ソーシャルメディア」というものが流行っていますが,みなさんはそれが何なのか説明できますか?

 

 ちなみに,ウィキペディアによれば「ソーシャルメディアは、誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設計されたメディアである。」そうです。…何のことかサッパリ分かりませんね(笑)

 

 私個人は,facebookとtwitterという2つのソーシャルメディアを日常的に使っているので,この2つを例にざっくり説明すると,どちらも,パソコンやスマートフォンから何らかの情報発信をする(例えば,「うちの近くにあるラーメン○○,美味しい!」とか。)と,自分とつながりのある人だけにその情報が伝わるという点で共通しています。

 

 私は,弁護士になる前は「弁理士」という仕事をしていました。以前は便利屋さんと間違われることもあった(らしい)職業ですが,知的財産に対する関心の高まりを受け,最近では知っている人も多くなりました。多くの弁理士は,特許や商標等の権利を取得するための特許庁に対する手続きを代行することを主な業務としています。

 

 ということで,今日は特許に関する話題を1つ。5月14日の日本経済新聞の朝刊に,「廃業のニチエー吉田、コンクリ外壁仕上げの特許を無償公開」という見出しの記事が掲載されました。

 

 記事によれば,技術力に定評があり,皇居新宮殿や表参道ヒルズの外壁仕上げを手掛けたこともあるニチエー吉田という工務店が,後継者問題から3月末に廃業したのですが,創業者の吉田晃氏は「業界の技術向上に寄与したい」と,「建築物外壁の打ち放しコンクリートの表面仕上げに関する特許をすべて無償公開した」そうです。

 

 さて,特許を「無償公開する」とはどういうことでしょうか?…答えは,私にも分かりません。

 

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