大久保です。

 

    先日、ある研修における設問に対し、対応の仕方について意見が分かれる、ということがあったので、ここで書いてみたいと思います。

 

    設問は、修理代金30万円の請求をされている方が相談に来られ、支払わないと裁判をすると言われた、自分としてはある程度は支払わないといけないことは理解しているが、30万円は高すぎる、20万円なら支払うつもりでいると言っている、どのようにアドバイスすべきか、というものです。

 

    この設問に対し、私は、裁判を提起されても、別に怖がることもないし、言い分があるなら裁判所で言えばいいのだから、裁判所で決着をつけたらいいのではないか、という意見を述べましたが、裁判の前に解決した方が面倒がないし安あがりではないか、という意見の方も結構おられました。

 

2016年9月27日 (火)

〆切

弁護士に限った話ではありませんが,たいがいの仕事には〆切があります。自分から応募して仕事をさせてもらっていながら申し訳ない話ですが,私にとってブログの〆切はどうにもしんどいのです。

 

最近,妻が「〆切本」(左右社)という本を買ってきました。この本は「明治から現在にいたる書き手たちの〆切にまつわるエッセイ・手紙・日記・対談などをよりぬき集めた”しめきり症例集”とでも呼べる本」(同書10頁)で,明治から現在に至る有名な作家たちが〆切に追われた時の様子が綴られています。

 

2016年9月26日 (月)

厚生委員会です。

厚生委員会の李暎浩です。

 

当委員会は、大阪弁護士会ならではのスケールメリットと独自のルートを活かして、1年に1度の大運動会、囲碁・将棋大会の開催、年間通じての健康診断の実施、大阪弁護士会の規則に基づく傷病見舞金等の贈呈決定、さらに、ミュージカルや歌舞伎の観劇チケット、プロ野球観戦チケットの割引販売等を行っております。

その他、メンタルヘルス等に関する講演会の開催等も行っており、大阪弁護士会会員の健康と福利厚生に寄与すべく、時代に合わせた活動を行って参りたいと考えております。

 

なお、昨年の大運動会は室内(大阪市中央体育館)で開催致しましたが、本年の大運動会は、月刊大阪弁護士会9月号でもご案内させて頂きますが、10月23日(日曜日)午前10時から午後3時半まで、長年恒例となっていた野外会場で開催予定です。豪華景品も用意されており、特にお子様とご一緒に参加される会員の皆様には満足して頂けるのではと存じます。ご家族、ご友人とお誘い合わせの上、是非、ご参加下さい。

 

2016年9月21日 (水)

弁護士会図書室

 

読者の皆様はじめまして、堂山健と申します。

私は大阪弁護士会の図書委員会の副委員長を務めており、
その関係で本日のブログを担当することとなりました。

 

せっかくですので大阪弁護士会の「図書室」の紹介をさせていただきます。

大阪弁護士会には図書室があり、法律関係の書籍・雑誌を約6万点所蔵しています。
その管理を行うのが図書委員会です。

 

少し前、弁護士以外の方から「弁護士は六法全書を暗記しているんですか?」という質問をもらったころがあります。
答えは「いいえ、そこまで覚えていません」です(笑)

 

東京臨海の工場跡地をマンション開発することになった。マンションの建築は順調に進んだ。竣工間近となったある寒い日の夜、東京では雪が降った。ロマンチックに降る雪は、珍しく朝になっても地面一面を白く覆っていた。純白の雪を踏みしめながらマンション建築現場にやってきた所長が見たものは、一面真っ黄色に染まった雪だった・・・

 

築地市場の豊洲移転の話題を聞いて思い出しました。この話は、私がちょうど21世紀になった頃、当時勤務していた建設会社の上司から聞かされた「噂話」です。六価クロムで汚染された土壌の上に雪が積もった場合、その雪が実際に黄色く染まるのかもわかりません。しかし、2000年代初頭には既に、工場跡地や射撃場等の土壌汚染が、このような噂話が出る程度には問題視され、建設関連各社は汚染土壌対策工事の開発に力を注いでいました。私が噂話を聞かされたのも、私自身がちょうど土壌汚染対策工法のプロポーザル業務を依頼されたからでした。

 

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