2017年10月30日 (月)

西天満

 弁護士会や大阪高等・地方裁判所の所在地の住所は,大阪市北区西天満です。

 

1978年に,それまで若松町,老松町,梅ヶ枝町,真砂町などと呼ばれていた地域が西天満になりました。弁護士事務所もたくさんあり,本日現在で調べてみたところ,4445人の大阪弁護士会の会員のうち,1886人がこの住所に事務所を置いていました。

 

弁護士事務所のほか,骨董品の街でもある西天満ですが,特に裁判所の北の老松通り周辺は,最近,グルメの街として俄然注目されています。

 

先日のABCテレビ「今ちゃんの『実は・・』」でも,この地区の3つの飲食店が紹介されていました。「ミシュランガイド」に紹介されている店も多く,2015年版では(2016年版が私の手元に見当たりませんでした・・・),大阪市北区で星がついた44の店舗のうち5つが西天満でした。隣接する北新地などで修行をした方々が独立する際に西天満を選ぶことも多いようで,新しい店も次々と開店しています。

 

2017年10月16日 (月)

成年被後見人の認知

成年後見人は成年被後見人の法定代理人ですが、一般的に婚姻、離婚、認知などの身分行為については代理人として行うことができないとされています。

 

では、認知の承諾はどうでしょうか。

 

民法は、「成年の子は、その承諾がなければ、これを認知することができない。」(782条)とされていて、成人した子を認知して親子関係を生じさせようとするには、認知される側の承諾が必要とされています。

 

問題は、この子が成年被後見人で、認知の承諾をする意思能力がない場合です。

 

これについては、身分行為だから後見人ではできないかと思いきや、後見人において代理することが可能とされています。新版注釈民法(23)の352ページにおいても、「認知者が不要・相続上の利益を目的としているかどうかを判定する必要性があり、後見人がこれを判定して承諾することができると考える。」と記載されています。

 

実務上も、認知届のその他欄に成年後見人が認知を承諾する旨を記載して後見人の印鑑を押印し、成年後見登記を添付すれば受理されているようです。

2017年10月11日 (水)

タチウオはお好きですか?

10月に入り気温も下がって、「すっかり秋めいてきたなー」と思っていたら、先日の連休から気温がぐっと上昇して暑い日が続いていますね。

 

さて、前回、海事補佐人のお仕事について可能であればご報告致しますとブログに記載していましたが、残念ながら、業務内容に通じる部分もあるため、先方からブログへの記載はNGとのご連絡を頂きました。

ということで、今回は、私の趣味の話をしようかと思います。

 

私は、どちらかというと趣味が多い方で、インドア・アウトドア問わず色々な趣味をもっているのですが、その中でも、特に力を入れているのが釣りです。

 

もともと関西の著名な釣具店で7年間ほどアルバイトをしており、業務上の研修と(自分で勝手に)銘うっては、淡水海水問わず、釣行に行っていました。

 

そんな私が、一年で一番釣りに行く時期というのが秋です。

普段釣りをされない一般の方々からすると、釣りは夏休みというイメージが強いのかもしれませんが、神戸-大阪エリアにおいては、一番釣りものが多彩となるのが秋なのです。

 

2017年10月10日 (火)

おもてなしの心

10月10日、もうすっかり秋ですねぇ、というべきところ、今年はまだ気温高めです。おかけで、未だ衣替えができていない我が家ではまだ夏服を着ることができるので助かります。

 

さて、秋はいろんな諸行事が重なり、時間的にも気分的にもあわただしく過ぎていきます。

 

10月5,6日と滋賀県大津市で日本弁護士連合会の第60回人権擁護大会が開かれました。全国から2千名近くの弁護士が集まり、人権課題を議論するという大会です。全国から集まるということで、これを機会に翌日から、地元の人間が幹事となり同窓会的な旅行が組まれることが多くあります。

 

というわけで、今年は近畿管内の私が幹事として、平成26年度日弁連正副会長会ご一同様の滋賀旅行を企画しました。

 

実は、私の夫は滋賀人です。観光の相談をしましたところ、「滋賀は琵琶湖の他は何もないで」という郷土愛のかけらもないというかおよそ滋賀観光大使にはなれないアドバイスをもらい、それを信じて「ぐるっと琵琶湖一周旅行」を企画しました。