先月23日(祝・木)に,

女子中高生向けシンポジウム「来たれ,リーガル女子!~女性の裁判官・検察官・弁護士の仕事と働き方って どんなんかな~」が大阪大学で開催されました。

 

当日は,晴天にも恵まれ,定員を超える223名の方に来ていただき,大変盛況となりました。

参加していただいた方からも,

「裁判官,検察官,弁護士について具体的なイメージを持つことができた。」,

「進路を考えるにあたって,具体的に,実際に働いている方の話を聞ける場は貴重だった。」,

「進路に迷っていたが,法曹に興味を持った。」,

「法学部や法曹について,いろいろな知識を得ることができたいい機会だった。」

「女性法曹は仕事が大変で家庭を持つことはできないというイメージがあったが,講師の皆さんのお話しから,女性も育児などとうまく両立して仕事をしていてポジティブに仕事ができると知ることができてよかった。」

等と大変好評いただき,シンポの趣旨を的確に受け止めていただき,ありがたく思っています。

近畿圏外である宮崎県,岡山県からも参加してくださった方がいて,とても嬉しかったです。

このブログを前回書いたときは、法廷内の手錠・腰縄の取り扱いについて、欧州調査の準備に追われているという話を書きました。

そこで、今回は、その結果について、少し紹介したいと思います。

 

ヨーロッパ調査は、ドイツ、フランス、アイルランド、イギリスに行きました。フランスは、欧州人権裁判所の調査が主でしたので、ドイツ、アイルランド、イギリスの調査結果を少し、紹介します。

 

ドイツは、ケルン地方裁判所とハッティンゲン簡易裁判所に行きました。どちらも、同じ州内の裁判所ですが、二つの裁判所で運用が異なっていたことも驚きの一つでした。

ケルン地方裁判所では、法廷内に手錠をしたまま被告人が入ってくることは原則ありません。例外的に、個別の被告人に暴行行為等の具体的なおそれがある場合には、裁判所が判断をして、手錠のまま入廷することもあるようですが、そのような事例は、ほぼないとのことでした。

ハッティンゲン簡易裁判所では、被告人が手錠のまま法廷に連れてこられる場合には、法廷に入る扉の陰で手錠を外すことが多く、手錠・腰縄姿のままで被告人席に来ることはほとんどないとのことでした。

 

2017年12月4日 (月)

ロシア革命100周年

テレビ番組欄を漫然と見ていたら、「ETV特集 ロシア革命 100年後の真実」という番組が目の中に飛び込んできました。

 

そうか、今年はロシア革命から100年目か!

 

私にとって、ソ連邦という国は高校時代に「消え去った」国であり、

国や20世紀に出現した社会主義という形が消え去るという瞬間に直面した時、何とも言えない感情が沸き起こったことを今でも覚えています。

 

ということで番組を視聴しました。

 

第一次世界大戦に対する厭戦気分が蔓延していた民衆・兵士の心をつかみ、革命を成就し、世界でまだ存在しない「民衆のための社会」主義国家建設に邁進した姿、他方で、反革命派に対する暴力的弾圧も辞さなかったレーニンの功罪が描かれていました。

 

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