はじめまして,弁護士の増本です。

私は一年目の弁護士で,約7か月前に弁護士になったばかりです。

 

弁護士になって,よくご相談者に聞かれることの一つに「裁判になったらどのくらい期間がかかりますか」という質問があります。

 

自分で担当したことのある案件に近い案件であれば,経験をもとに「おそらく何か月くらい」とお答えしやすいのでしょうが,私の経験が浅く,また初めて担当する事案ではどうしても期間の見通しがわからないことも多いです。

そこで,ある程度見通しを立て,また客観的なデータを把握する意味でも,最初にご相談の概要を聞いた後,裁判所の出している統計を見るようにしています。

2018年8月22日 (水)

ラグビーワールド杯が来る

来年9月から、日本でラグビーワールド杯(日本大会)が開催されます。

ご存じだったでしょうか。

ラグビーワールド杯は、4年に一度開催されるラグビーの国際大会です。

日本代表は、前回大会(2015年イギリス大会)で南アフリカ代表に勝利しているので、日本大会でも素晴らしい試合をして欲しいと思います。

ちなみに、南アフリカ代表はラグビーワールド杯で優勝2回を誇る強豪国。他方、日本代表は、過去のワールド杯でニュージーランドに145点を採られて惨敗したことがあります。過去の戦績の比較から、日本代表が南アフリカ代表に勝利したことは世界のラグビー界を驚かせました。

 

そんなラグビーについて少し記載します。

 

ラグビーは、「激しさ、迫力、爽快」が醍醐味だと思います。

まず、何と言ってもスクラムやタックルといったコンタクトプレーの激しさです。体格の大きな選手同士が全力でぶつかり合うプレーは凄まじいものがあります。

夏です。

最近は多少ましになってきておりますが、それでも連日30度を越える真夏日が続いております。

 

夏といえば、生徒さんにとっては何より待ち遠しい夏休み。もう終盤にさしかかろうという時期でしょうか。

 

生徒さんが自由な時間を使えるこの期間。

大阪弁護士会では、夏休みの初め7月24日、25日に中学生向けジュニアロースクールを開催しました。

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2日間で行われるこのイベント。

2018年8月16日 (木)

プロスペクト理論

 ブロガーの浜本です。2回目の投稿です。

 お盆休みに、「経済学者たちの日米開戦 秋丸機関『幻の報告書』の謎を解く」(新潮選書)という本を読みました。

 この本で、大変興味深い記述がありました。それは、

 (a)確実に3000円支払わなければならない。

 (b)8割の確率で4000円支払わなければならないが、2割の確率で1円も支払わなくてよい。

 という2つの選択肢が与えられた場合、(b)の選択肢を選ぶ人が多い、というものです。

 (b)の選択肢の損失の期待値は、-4000円×8割+0円×2割=-3200円であり、(a)の選択肢の損失の期待値(-3000円×10割=-3000円)より少ないので、(b)の選択肢を選ぶのは不合理なのですが、人は、損失が出る場合、確率は低くても損失がゼロになる可能性がある方(この事例では(b)の選択肢)に魅力を感じてしまうそうです(これを「プロスペクト理論」というそうです)。

 今後法律相談の中で選択肢の提示を求められた場合には、このような点にも配慮しないといけないなぁ、との気付きを得たお盆休みになりました(なお、私は迷わず(b)の選択肢を選びました)。

2018年8月9日 (木)

長崎控訴院について

前回このブログを担当したとき、映画「この世界の片隅に」について、簡単な感想(http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/138/entry/2324)を書かせていたただきました。かかる投稿は、更新直後に多数のアクセス数をいただいたに留まらず、先週頃には、本ブログ内記事中アクセスランキングが再び1位になりました。

 

「この世界の片隅に」は、現在、TBS系列で連続ドラマが放映され、昨年の映画にシーン追加した新装版「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の上映も、発表されています。

ランキングが返り咲いたのも、一連の動きが反映されたものと思われます。

いちファンとしては、息の長いコンテンツとなったことは、嬉しい限りですが、その余波で、拙稿までアクセスが増加するというのは、逆にやや恥ずかしい思いです。

 

そんな中、弁護士会より、偶然か今年は8月9日を当ブログの執筆日に割り当てられました。