私は現在、カリフォルニア大学バークレー校のロースクールに留学しています。先日、殉職した人権派弁護士(human rights defender)の名前を読み上げて追悼するイベントがあり、私も一学生として参加しました。

 

そこで知ったことは、2017年だけで世界では312名の人権派弁護士の殉職が報告されているということでした。

(NGO団体Front Line Defendersによる調べ https://www.frontlinedefenders.org/en/resource-publication/annual-report-human-rights-defenders-risk-2017

 

日本でもオウムによる殺害事件等の痛ましい例が過去あるものの、海外では昨年だけで3桁の人数が殺害されているとは思いもよりませんでした。

 

2018年11月26日 (月)

奈良少年刑務所跡地

奈良・般若寺の近くに奈良少年刑務所(平成28年度に廃止なので、正確には元少年刑務所)があります。

 

この建物は、不平等条約の撤廃をめざした明治政府が、国際水準の監獄を作り近代化を進めることを目的として建築したもので、ハビランド方式という、中央監視所から放射状に広がる5棟の舎房が一望できるスタイルのものです。定員700名弱。

 

表門と庁舎は、明治時代に築造された赤煉瓦で、最近まで実際に使用されていた名建築として著名です。

今後はホテルに生まれ変わる計画のようで、11月下旬の連休中、最後の一般公開として、同地で「奈良 赤レンガ フェスティバル」が開催されました。連日大賑わいのようで、私が行った日も若い女性グループやカップルを中心に大勢の見学者がいました。

 

プロジェクションマッピングあり、グッズの販売あり、驚いたのは、1時間1000円を払えば、特別シートをもらって舎房の部屋の中で、1時間飲み食いできる企画もあり、ビールとつまみで盛り上がっているグループもありました。

 

終末期(人生の最期)を自宅で迎えること,「看取り」を希望する方が増えているようです。たとえば,大阪市が平成29年3月に実施した「高齢者実態調査(本人調査・ひとり暮らし調査)」の報告書によると,「万一,あなたが治る見込みのない病気になった場合,終末期(人生の最期)をどこで過ごしたいですか。(〇はひとつ)」という問いに対して,41.5%が「自宅」と回答しています。また,国も「看取り」に対して積極的で,たとえば,「終末期医療の国指針を改定 厚生労働省は,終末期医療に関し治療方針の決定手順などを定めた国の指針(ガイドライン)を改定する方針を決めた…現在は主に病院を念頭に置いているため,自宅や施設でのみとりに活用できるよう見直す…今月中に改定案を有識者検討会に示し,3月末までにまとめる」(共同通信,平成29年1月6日付)といった動きがあるようです。

 

 ところが,現在の状況のままで多くの人が「看取り」を選択し,かつ,国も「看取り」を積極的に勧めた場合,問題が生じるのではないかと思われます。「看取り」の後,死後の手当てが全くされていないためです。

国を挙げて働き方改革が叫ばれていますが、成果を上げることは容易ではありません。

他社はどうしているのか,気になるという方が多いのではないでしょうか。

 

この度,

大阪弁護士会及び日本女性法律家協会大阪支部では、

平成30年11月19日に,

サイボウズ株式会社の青野慶久社長をお招きし、

講演会を開催する運びとなりました。

 

サイボウズは、かつて、

終電までの残業、土日出勤あたりまえという恒常的長時間労働の結果、

離職率の高さ(28%)という課題を抱えていました。

 

しかし、経営戦略として、働き方改革を進めた結果、離職率は激減し、事業は順調に成長を遂げています。

 

青野社長はどのように働き方改革を実践し、生産性をあげたのか? 学びませんか。

 

また、青野社長は婚姻時に妻の姓に改姓し、仕事では旧姓を使用されています。