2011年6月14日 (火)

紛争解決のかたち

皆さんご存じかもしれませんが,このあいだ,ニュースで知った話です。

 

有名なウサギのキャラクター「ミッフィー」の生みの親である

ディック・ブルーナ氏の著作権を管理するオランダ企業が,

著作権侵害を理由にサンリオを相手にオランダ・アムステルダムで

使用差止めなどの訴訟を起こしていました。

 

この訴訟では,サンリオのウサギのキャラクター「キャシー」が

日本の民事訴訟と米国の民事訴訟の違いをご存じでしょうか?

 

日本の民事訴訟と米国の民事訴訟の大きな相違点としては,

①陪審制であること

②懲罰的賠償があること

③ディスカバリー制度があること

です。

 

日本でも刑事裁判では裁判員裁判が一定の重大事件についてのみ採用されていますが,米国では刑事裁判のみならず,民事裁判でも陪審制を採用し,原告勝訴か被告勝訴か,原告勝訴の場合の救済内容(例えば損害賠償額)について原則として一般の方が判断します。

いきなり宣伝で恐縮ですが、表題は、先日、他の弁護士と共著で出版した本です。

http://www.skattsei.co.jp/search/055270.html 

 

平成15年に発刊した著書を改訂したものです。

この初版は裁判所などに購入していただき、お陰様で完売・絶版状態でした。

そのわりに増刷していただけないまま、時が経過し、今回の改訂に至った次第です。

 

 某ラジオ番組の法律相談の回答原稿の下調べで,離婚調停の際に提出する「夫婦関係調停申立書」に記載の「申立ての動機」13類型について,司法統計上の分布を調べてみました。

 

 「申立ての動機」13類型とは,具体的には,

1.性格が合わない,2.異性関係,3.暴力を振るう,4.酒を飲み過ぎる,5.性的不調和,6.浪費する,7.異常性格,8.病気,9.精神的に虐待する,10.家族を捨てて省みない,11.家族親族との折合いが悪い,12.同居に応じない,13.生活費を渡さない,14.その他,

のうち,14.を除く13類型です。

 

 直近の司法統計年報では,平成21年(2009年)に申し立てられた婚姻関係事件のうち,夫婦別の申立ての動機トップ3は,以下のとおりです。

 なお,申立ての動機は,申立人が主張する動機のうち主なものを3個まで挙げる方法で調査の上,重複集計されていますので,申立て総数を分母として計算した動機ごとの%の合計は,もちろん100%を超えてきます。

 

夫からの申立てでは,

 弁護士になるには,司法試験に受かった後,司法修習生として司法研修所での研修(現在は1年間)を受けなければならないのですが,この11月29日から研修が始まる新しい修習生から,従前給付されていた給与が廃止され,希望する人に給与相当額を貸与するという「貸与制」がスタートされるとされていました。

これに対し,日弁連(日本弁護士連合会)などは,裕福な人しか法曹(弁護士,裁判官,検察官)になれなくなるとして反対運動を行ってきていました。

しかし,ねじれ国会の中,自民党の反対などもあり,貸与制はやむなしという状態になっていましたが,先週18日,急転直下給費制が維持される見込みであるという報道がなされました。

報道によれば,公明党の弁護士出身議員らが給費制維持を訴え,これに民主党も応じ,民主党が固まったことから自民党もこれに応じたという構図になったようです。

給費制維持には実際には裁判所法の改正という法改正が必要なため,国会での議決が必要ですので,法務大臣問題で揺れている現在ではまだ予断を許さない状況だといえます。

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