2010年3月16日 (火)

いわゆるイメージ

弁護士登録をしてまだまだ2年半弱なのですが,「え、そうなの?」と思ったことがあります。

 

それは友人の友人やら異業種交流会(という名前の合コン的な集まり)なんかの,いわゆる「初対面の知人」に「アナタは本当に弁護士らしくない。なんて気さくな,話しやすい人なんだろう」と絶賛されることです(本当に絶賛されました。それも一度や二度ではありません。)w

残念なことに「絶賛」してくれるのは主に男性ばかりなのですが,なんともうれしい話ではあります。

 

ただ,弁護士登録するまでの29年間,上記のように褒められたことなんかはなかったわけで,たぶん「弁護士はもっと気難しくてわがままで,ある意味傲慢でお高くとまってて・・」みたいな弁護士に対する先入観があるのだろうなあ・・と。

 

実際,大阪の同業者を見ても,私程度に気さくで話しやすい人なんてのはザラに(というかほとんどがそう)いるわけでして。

 

全国紙の朝刊の1面に記事が載るほど世間の耳目を集めた今回の日弁連会長選挙の再投票。さすがに誰もこの話題に触れないわけにはいかないと思い,内外から批判があるのは承知の上で,「中堅に片足を突っ込んだ若手」弁護士の独り言をつらつらと書き連ねたいと思う。少々堅い話になるが,どうかご容赦いただき,しばらくお付き合いいただきたい。 今回の再投票の結果についてはいろんな評価ができるのだろうが,残念ながら私自身はその結果を分析するだけの能力を持ちあわせていないので,ここで評価を述べるのは差し控えることとしたい。ただ,一つだけいえることは,結果は概ね予想どおりのものであったということである。まさか大阪で得票数が逆転するとは予想していなかったが・・・。いずれにしても,稀にみる激戦を制して当選された次期会長には,目先のことだけにとらわれることなく,未来の法曹界の展望も見据えて,会長の職務にあたっていただきたいと切に願う次第である。 ところで,今回の選挙でも大きな争点になったところであるが,若手弁護士の就職難や質の低下を理由に,司法試験合格者を減らすべきだとする声が弁護士会内でも徐々に大きくなってきているように思える。しかし,私自身は,こうした声に少なからず違和感を覚えている。就職難が叫ばれているのは何も我々の業界に限ったものではなく,他士業や一般企業もみな同じである。

2010年3月11日 (木)

どうして?

仕事をしていると、どうして弁護士に相談しなかったのだろうと思うことがたくさんあります。


この前、「こんな話があるみたいですよ~」と聞いたのが会社分割の話。

 

昨今、事業再建の手法として会社分割という手法がとられることが多くあります。
会社の良い部門を新しく設立した会社に出し、採算が取れない部門や銀行からの借入を既存の 会社に残したりする手法です。

2010年3月9日 (火)

弁護士の仕事とは…

このブログを書こうと思ってふと考えてみたんですが、

最近いわゆる「裁判」で裁判所に行っていないことに気づきました。
弁護士の仕事といって皆さんがイメージされるのはやはり「裁判」だと思います。
しかし、弁護士の仕事はそれだけではありません(仕事といえるかどうか分からないものもたくさんありますが…)。
最近の私の予定だけで見ても、最近は2週間以上いわゆる「裁判」をしていません。
もちろん、弁護士は通常たくさんの裁判案件を抱えているので「裁判」のための準備や打合せは毎日のように行っています。
 

2010年3月8日 (月)

ひまわり出張相談

今日は、私の所属する大阪弁護士会の委員会「ひまわり」(高齢者・障害者総合支援センター)の活動で、出張相談に行ってきました。

 

出張相談とは、高齢等で弁護士会館(淀屋橋にあります)まで法律相談に来ることができない方々のために、ひまわり担当弁護士が相談者のご自宅や入院先まで出向いて法律相談を行うものです。

 

今日の相談は高齢の方の、借金問題についてのご相談でした。

ご本人の他、社会福祉協議会(あんしんサポート)の担当者の方、担当ヘルパーの方、役所の方が同席され、大人数での相談となりました。

お話をうかがう中で、資料が不足していたり、ご本人の記憶があいまいな部分があったりと、時間のかかった相談ではありましたが、各担当者の方々が助け船を出すなどして奮闘された結果、何とか一通りの相談を行うことができました。

各担当者の方々は本当に親身になってご本人を励ましたり、叱ったりされており、ご本人も担当者の方々を心から信頼しておられることが伝わってきました。