2017年11月27日 (月)

大塩平八郎の乱

弁護士の仕事をしていると,文献をコピーするために図書館へ行くことが時々あります。

先日も,文献をコピーするために大阪市中央図書館へ行ってきました。文献のコピーを終えた後,図書館の中を歩き回っていると,「大塩平八郎の乱 180年」というコーナーを見つけました。

ご承知のとおり,大塩平八郎の乱は大坂東町奉行の元与力・大塩平八郎が起こした騒乱で,発生したのは180年前の天保8(西暦1837年)だそうです。大阪弁護士会館の近くが騒乱の現場ですので,今日は「大塩平八郎の乱」について書くことにしました。大塩平八郎の紹介,騒乱の経過,さいごに現行法と大塩平八郎の乱について書いてみようと思います。

 

まず,当の「大塩平八郎」について。

彼は乱の7年前(文政13年,西暦1830年)まで大坂東町奉行の与力の職にありました。大坂町奉行は「遠国奉行」の1つで,大坂における行政権・司法権を有する官職で,その「与力」は奉行を補佐する官職であったことから,随分なエリート公務員であったようです。今様にいえば,税務署長・警察署長・地検の部長・地裁の部総括判事を全部兼ねるような人でしょうか。

2017年10月11日 (水)

タチウオはお好きですか?

10月に入り気温も下がって、「すっかり秋めいてきたなー」と思っていたら、先日の連休から気温がぐっと上昇して暑い日が続いていますね。

 

さて、前回、海事補佐人のお仕事について可能であればご報告致しますとブログに記載していましたが、残念ながら、業務内容に通じる部分もあるため、先方からブログへの記載はNGとのご連絡を頂きました。

ということで、今回は、私の趣味の話をしようかと思います。

 

私は、どちらかというと趣味が多い方で、インドア・アウトドア問わず色々な趣味をもっているのですが、その中でも、特に力を入れているのが釣りです。

 

もともと関西の著名な釣具店で7年間ほどアルバイトをしており、業務上の研修と(自分で勝手に)銘うっては、淡水海水問わず、釣行に行っていました。

 

そんな私が、一年で一番釣りに行く時期というのが秋です。

普段釣りをされない一般の方々からすると、釣りは夏休みというイメージが強いのかもしれませんが、神戸-大阪エリアにおいては、一番釣りものが多彩となるのが秋なのです。

 

【トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率は、カーペットの値段に比例する。】

 

トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率をp、カーペットの値段をvとすると、命題は、

              p=a×v

で表せる。

ただ、pは確率なので、0<=p<=1とならないといけないが、しかしvなんていくらでも高いものは想定できるので、0<=v<=∞となってしまう。

そこで、aは、vがある値をとるまでは定数だが、これを超えたところからは1/vとなる(つまり、pはvに関わらずつねに1になる)と考えるべきだろう。

 

人に遺言を書け書けとさんざん言っている身でありながら、よく考えると、自分は書いてなかった、と思い、ふと書いてみた。

もうすぐお盆休みですね。

皆さんは、どこかに行かれるのでしょうか。

 

私は、家でまったり過ごしたいですが、子どもがいるので、

海に、プールにと大忙しの休暇になりそうです。

 

ところで、休暇ではないですが、今、私が、毎日仕事でしていることと言えば、9月に行く予定のヨーロッパ調査旅行のセッティングです。

 

何を調査しにいくのかと言えば、ヨーロッパの各国では、

刑事事件の裁判が行われる法廷に、拘束されている被告人が

出てくる際に、手錠等がされているのか否か、されていないのであれば、その法的理由についてです。

 

日本の刑事裁判の法廷では、通常、拘留されている刑事被告人は、

手錠と腰縄をされたまま法廷に入ってきて、裁判官が法廷に入り、

手錠と腰縄の解錠を指示するまでは、手錠と腰縄をされたままです。

その姿を裁判官はもちろんのこと傍聴人も目にすることになります。

 

台風で一日順延となりましたが、今年もいよいよ甲子園の開幕ですね。

今日から熱戦が繰りひろげられることでしょう。

 

しかし、甲子園に負けない、いえ、それ以上の熱戦が8月5日(土)に大阪地方裁判所で繰り広げられていました。

 

第11回目となる高校生模擬裁判選手権(関西大会)です。

今年は応募校が多く、はじめて予選を行い、本選出場校は、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の2府4県から8校でした。

 

この高校生模擬裁判選手権というのは架空の刑事事件を題材に実際の法廷で高校生が検察側と弁護側に分かれて、証人尋問、被告人質問を行い、その証言も証拠の一つとして、それぞれ有罪・無罪の主張を行います。

 

架空の刑事事件とはいえ、日本弁護士連合会が作成しますので、本格的なものになっています。

 

そして、審査はその立証内容や論理立てた説明ができているかなどが審査されます。