大阪弁護士会 遺言・相続センター運営委員会の蝶野 弘治です。

 

大阪弁護士会では、4月14日土曜日に「良い遺言の日」記念行事として、弁護士による講演会及び無料法律相談会を開催し、約150名にご参加頂きました。

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昨年12月20日以来のブログ当番です。

大阪弁護士会高齢者障害者総合支援センター「ひまわり」では、地域包括支援センター等の相談員さんの相談に乗っています、と、12月20日のブログで書きました。

私も、地域包括支援センターで、相談に受けたり、電話相談で相談員さんの相談を受けたりしています。

地域包括支援センターからのご相談で、最近、立て続けに、親子で、自宅で生活しておられたが、双方とも高齢、病気などで、それまでできていた金銭の管理ができなくなった方のご相談に乗っています。もちろん、独居や高齢のご夫婦でも同様の問題が生じています。

誰かがお手伝いしなければ、買い物もいけませんし、病院代も支払えません。たくさんやってくる郵便物もたまってきます。

そして、そもそも通帳などが不明で、財産のありかがわからないことにもよく直面します。

成年後見制度の利用や、財産管理契約の締結によって、弁護士が、財産や収支を管理したりご本人にとって適切な住まいを一緒に検討したりして、解決を図ることが多いです。

地域で、困っておられる世帯の方がおられたら、地域包括支援センターに相談してください!

 

大阪弁護士会国際委員会の児玉実史です。

 

 

関係の皆様のど根性とご協力で、「日本国際紛争解決センター」が、このたび大阪は福島、検察庁のビルにオープンすることになりました。

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このセンターは、主に「国際仲裁」事件の審理を行う会場となったり、「国際仲裁」にかかわるセミナーや研修を実施します。

2018年4月5日 (木)

4月1日に気をつけよ

 「不幸の薬は希望のみ」
 なにも、シェイクスピアのファンではない。スタートレックのファンなだけだ。スポックは死に瀕し、ドクターにこう言う。ドクターはこれがシェイクスピアだと分かっている。だからその後のセリフがなくても理解できる。「私は生きる希望を持っている。そして死ぬ覚悟もできている。」。

 アメリカの映画では、シェイクスピアがよく引用される。そして、引用者と聞き手が共にその内容を理解している設定が多い。だから行間を埋めることができ、引用はその発言以上の意味を持つ。
 日本の映画では、引用しても聞き手はだいたい、それを知らない設定が多い。もっと言うと、引用者の方が誰も知らないような、それこそシェイクスピアや聖書を引き合いに出すことが多い。引用が主人公を格好良く見せるためだけの手段になってしまっている。

 

2018年4月2日 (月)

国選弁護について思うこと

先月、弁護士になって初めて無罪判決を獲得しました。

 

ここだけ見るとよかったじゃないか!となるのですが、弁護人としては非常に不本意で、公訴事実3件全ての無罪を争っていた中、無罪になったのは1件だけ、2件については有罪とされ、しかも、実刑判決となってしまいました。

 

保釈中の被告人に実刑判決が下された場合、保釈はその効力を失いますので(刑訴法343条)、被告人は判決を受けたのち、バーの外に出ることなく、法定脇の小さな扉から拘置所に連れて行かれることになります。

荷物を取りに戻るなどそんな悠長なことはできませんので、保釈中の被告人で実刑が予測される場合には、事前に荷物をまとめてくるよう言うようにします。

 

このようにして被告人が再び勾留をされるに至ってしまった場合でなおかつ控訴する場合、身体拘束から解放されるためには再び保釈をする必要があるのですが、1審判決が出てから控訴審の国選弁護人が選任されるまでには1か月ほど時間が空いてしまうのです…!

これ、かわいそうじゃないですか?