本年1月19日から日本テレビ系列で放送が開始しました連続ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』(土曜22時~ 主演:坂口健太郎さん・川口春菜さん https://www.ntv.co.jp/innocence/)の法律監修をさせていただいております。

 

前回のブログでも書きましたが、『リーガルハイ』(フジテレビ系列)、『グッドパートナー』(テレビ朝日系列)、『ヘッドハンター』(テレビ東京系列)、『リーガルV』(テレビ朝日系列)とドラマの法律監修はそこそこさせていただいているのですが、前シーズン(『リーガルV』)に引き続き、連続でドラマの法律監修をしたのは初めてです。最近1年の半分以上はドラマの法律監修業務をしていることになります。

 

法律監修の「地味な」業務内容については、前回のブログで書きましたので、今回は別ネタで。よろしければ、前回の10月29日のブログもご覧ください。

 

2019年1月9日 (水)

ドラゴンボート<第2回>

私が競技者として取り組んでいる「ドラゴンボート」の第2回ということで、書かせて頂きます。

 

まずは、復習です。「ドラゴンボート」とは、船首に龍の頭、船尾に龍の尻尾をつけて、漕ぎ手が2列に10人ずつ並び、船首に太鼓、船尾に舵取りの合計22人が乗り、左右の漕ぎ手が太鼓に合わせて漕ぐスポーツです。試合は、数艇を並べ、直線で200m、250m、500mの距離を競うレースになります。

 

我がチーム「bp」は、昨年9月に韓国釜山でクラブチームの大会に出場し、11月に中国佛山市でアジア選手権大会に日本代表として出場してきました。今日は、この話をしたいと思います。

 

2019年1月8日 (火)

感染症診査協議会について

 

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

 

私は,大阪弁護士会の人権擁護委員会医療部会に所属している関係で,自治体の感染症診査協議会の委員をさせて頂いています。ここでは,1類から3類の感染症について医師から発生報告を受け,当該患者に対する就業制限,入院勧告又は入院延長の是非等について協議しています。1類から3類の感染症には,エボラ出血熱,ペスト,SARS,MERS,赤痢,腸管出血性大腸菌等様々ありますが,届出が最も多いのが結核です。そこで,結核について紹介します(年始から病気の話ですみません)。

 

結核というと,昭和20年代は日本において最も多い死因であり「死の病」として恐れられていました。しかし,その後に適切な治療法が開発され,近年では,たまに集団感染のニュースに触れる程度の「珍しい病気」という印象ではないでしょうか。もっとも,結核罹患率は,今でも全国平均で人口10万人あたり13人強であり,特に大阪府では人口10万人あたり21人程度であって,日本は未だに世界の中では「中まん延国」と位置づけられています。そして,年間で約1,800人が命を落としている重大な感染症です。

 「証人尋問で『異議あり!』って言いますか」という質問を,特にお子さんから受けることがあります。アニメ「逆転裁判」の影響でしょう。「『異議あり!』という言い方はあまりしない」「『異議』という言い方は実は正確ではない」という話を,民事事件の場合について,なるべく易しくしてみます。

 

尋問の最中の「異議」には,2種類あります。

 

1つは,「質問できる範囲を超えている」という「異議」です。証人尋問は,原告・被告のどちらかが,「この人からこのポイントについて話を聞いてほしい」と申請して行われ,その申請をした側の弁護士がまずは「主尋問」を行います。ところが,「ポイント」からひどく外れる質問がされることがあります。また,主尋問の後に行われる相手方弁護士の「反対尋問」でも,主尋問での話と全く関係ないことが質問されることがあります。こういう場合に,「異議」を言うことができます。

 

12月9日、カナダで行われたフィギュアスケートの大会、グランプリファイナルで日本の紀平梨花選手が五倫金メダリストのロシアのザギトワ選手を破り優勝しました。

 

2年前、スロベニアの大会でトリプルアクセルを成功、その後近畿ジュニアでトリプルアクセルに挑戦すると聞き見に行ったら見事に決めてくれました。しかし同年の全日本ジュニアは、フリー冒頭のトリプルアクセルで転倒した影響か、後のジャンプが決まらず総合14位の成績でした。昨シーズンの全日本ジュニアはSP6位から逆転で制しましたが、名古屋で行われたジュニアグランプリファイナル、フリーは現地で見ましたがトリプルアクセルは冒頭の1本は決めたものの次が決められず、4位にとどまりました。

 

そして迎えた今シーズン、ついにその素質が開花する日がやってきました。