弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/ ja ドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」の法律監修をしています http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2500 <p>本年1月19日から日本テレビ系列で放送が開始しました連続ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』(土曜22時~ 主演:坂口健太郎さん・川口春菜さん <a href="https://www.ntv.co.jp/innocence/">https://www.ntv.co.jp/innocence/</a>)の法律監修をさせていただいております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>前回のブログでも書きましたが、『リーガルハイ』(フジテレビ系列)、『グッドパートナー』(テレビ朝日系列)、『ヘッドハンター』(テレビ東京系列)、『リーガルV』(テレビ朝日系列)とドラマの法律監修はそこそこさせていただいているのですが、前シーズン(『リーガルV』)に引き続き、連続でドラマの法律監修をしたのは初めてです。最近1年の半分以上はドラマの法律監修業務をしていることになります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>法律監修の「地味な」業務内容については、前回のブログで書きましたので、今回は別ネタで。よろしければ、前回の10月29日のブログもご覧ください。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今回のドラマは刑事弁護に焦点を当てていますが、坂口健太郎さんが演じる黒川拓弁護士は、とことんまで事実や真実を追い求め続けます。この粘りこそがドラマの見どころでもあり、また、弁護士の「泥臭い根性」を描いているのではないかと思っております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士は、六法全書片手に、法律だけで話をする人種だと思われている方いらっしゃるかもしれませんが、弁護士は、現場と事実を大切にします。現場に出向き、雰囲気や状況をつかみ、依頼者の利益のため、とことんまで、事実を調べるという「泥臭い根性」とその実践を行っていると思います。この粘り強い「泥臭い根性」と実践があるからこそ、弁護士は、依頼者の方に信用され、また、その中で経験値を高めていけるように思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、普段の業務で、この粘りと「泥臭い根性」を最も大切にしておりますが、今回のドラマは、それをまさに主人公が演じてくれていますので、ドラマの脚本を読みながら、「黒川先生、頑張れ!」とついつい応援をしたくなったりしております(私の自己肯定かもですが。笑)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士が、決して、スマートにではなく、依頼者のために、一生懸命に、現場に出向き、事実を追い求め、法廷で闘う姿は、ぜひとも、皆さんに見て欲しいなと思います。そんな弁護士の姿は、決して、ドラマの中だけではなく、まさに、それこそが弁護士の本来の姿ですから。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、今回の「イノセンス~冤罪弁護士~」では、一生懸命に闘う弁護士の姿についても、注目していただければとと存じます。ぜひ、ご覧ください。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2500#comments 本・映画・テレビ Sun, 27 Jan 2019 15:00:00 +0000 041618 2500 at http://www.osakaben.or.jp/blog ドラゴンボート<第2回> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/209/entry/2499 <p>私が競技者として取り組んでいる「ドラゴンボート」の第2回ということで、書かせて頂きます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>まずは、復習です。「ドラゴンボート」とは、船首に龍の頭、船尾に龍の尻尾をつけて、漕ぎ手が2列に10人ずつ並び、船首に太鼓、船尾に舵取りの合計22人が乗り、左右の漕ぎ手が太鼓に合わせて漕ぐスポーツです。試合は、数艇を並べ、直線で200m、250m、500mの距離を競うレースになります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>我がチーム「bp」は、昨年9月に韓国釜山でクラブチームの大会に出場し、11月に中国佛山市でアジア選手権大会に日本代表として出場してきました。今日は、この話をしたいと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>まずは9月の釜山大会、出発は台風21号の直撃を受け、関空が機能停止した直後の9月6日でした。通常であれば出場を諦めるところですが、メンバーは全く諦めておらず、あの手この手で釜山を目指しました。私は新幹線等で成田空港へ行き、釜山へ飛べましたが、メンバーの多くは北海道経由で行こうとし、地震で千歳空港が閉鎖して羽田-千歳便が欠航となり、やむなく羽田から下関へ移動して、フェリーで釜山へ行きました。現地の大会側も台風被害者ということで、暖かい対応をしてくれ、bpの出場するレースの一つ前のレースの最中に、スーツケースを引きずって会場に到着したのですが(他国はスタートラインに艇を並べていました。)、なんとか出場させてくれました。</p> <p>そして、そのレースは、なんと優勝!金メダルを首にかけてもらい、年甲斐もなく、はしゃいでしまいました。</p> <p>その後のレースでも、銀メダル等十分な成績を残せました。レースが終われば、海外チームとのユニフォーム交換やセレブレーションパーティで出し物、ダンス等、本当に楽しい時間でした。スポーツを通じて世界の人々と交流するって、なかなか得難い経験で、本当に素晴らしいと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>続いて、11月のアジア選手権大会です。日本代表強化指定選手も交えての参加となりました。クラブチームの大会とは異なり、各国の代表選手が参加するレベルの高い大会です。他国は、軍隊所属や職業がドラゴンボートの選手がおり、かつ代表チームで相当な練習、合宿等をこなしてきています。日本は、全員が他に仕事をもっており、その合間をぬっての練習しか出来ず、時間的・金銭的問題から代表チームが集まることもままなりません。台湾、中国、インドネシア等が強く、我々は全く歯が立ちませんでした。我々は、香港、オーストラリア等と競るという状況で、結果、すべてのレースが5位でした。世界との距離を感じるのと同時に、日本チームに長~い伸びしろも感じた大会でした。レース後にパーティー等で海外交流ができ、釜山大会と同様にかけがえのない思い出になっています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>だらだらと書いてきましたが、日の丸をつけて海外で試合をすることの面白さ、海外交流の素晴らしさ、この年になっても試合に勝ってはしゃぎ、負けて涙できることの幸せ、こんなことが少しでも皆さんに伝わり、ドラゴンボートに興味を持ってもらえれば、嬉しい限りです。</p> <p>&nbsp;</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/209/entry/2480"><前回記事:ドラゴンボート></a></p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/209/entry/2499#comments Wed, 09 Jan 2019 01:33:29 +0000 027903 2499 at http://www.osakaben.or.jp/blog 感染症診査協議会について http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/208/entry/2498 <p> </p> <p>明けましておめでとうございます。</p> <p>本年もよろしくお願い致します。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は,大阪弁護士会の人権擁護委員会医療部会に所属している関係で,自治体の感染症診査協議会の委員をさせて頂いています。ここでは,1類から3類の感染症について医師から発生報告を受け,当該患者に対する就業制限,入院勧告又は入院延長の是非等について協議しています。1類から3類の感染症には,エボラ出血熱,ペスト,SARS,MERS,赤痢,腸管出血性大腸菌等様々ありますが,届出が最も多いのが結核です。そこで,結核について紹介します(年始から病気の話ですみません)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>結核というと,昭和20年代は日本において最も多い死因であり「死の病」として恐れられていました。しかし,その後に適切な治療法が開発され,近年では,たまに集団感染のニュースに触れる程度の「珍しい病気」という印象ではないでしょうか。もっとも,結核罹患率は,今でも全国平均で人口10万人あたり13人強であり,特に大阪府では人口10万人あたり21人程度であって,日本は未だに世界の中では「中まん延国」と位置づけられています。そして,年間で約1,800人が命を落としている重大な感染症です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>結核菌は,人が「咳」をすることで空気中に撒き散らされ,近くにいる人が吸い込むことによって感染します(WHOの「航空機旅行における結核対策ガイドライン」では,航空機内に8時間以上同乗していた場合に感染リスク増大の可能性ありとされています)。ただ,結核菌は紫外線に弱いため,屋外では感染しにくく,また,食器などの物を介して感染することもありません。</p> <p>また,結核に感染(保菌)したからといって,必ず発病するわけではありません。結核菌が体内で増殖し,人の免疫機能に勝った場合に発病することがあります(一般に発病は10%程度とされています)。乳児や高齢者等の免疫機能が低下した人が発病しやすいといえます。そして,症状が進むと、せきや痰と共に菌が空気中に吐き出される(排菌)ようになります(排菌状態でなければ感染の心配はありません)。</p> <p>治療に関して,今は薬が開発され,きちんと薬を飲めば治ることが多いようです。ただ,途中で薬をやめてしまうと、結核菌が薬に対して抵抗力を持ち,薬の効かない菌となる危険があります。ですので,最後まで薬を飲み続けることが重要です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>感染症診査協議会では,いくつかの検査方法に基づき排菌状態を確認のうえ,患者自身の回復及び他者への感染防止のため,入院勧告等の是非を判断します。</p> <p>こんな仕事もしております。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/208/entry/2498#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Tue, 08 Jan 2019 10:26:13 +0000 030616 2498 at http://www.osakaben.or.jp/blog 弁護士は「異議あり!」と言うか http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/106/entry/2497 <p> 「証人尋問で『異議あり!』って言いますか」という質問を,特にお子さんから受けることがあります。アニメ「逆転裁判」の影響でしょう。「『異議あり!』という言い方はあまりしない」「『異議』という言い方は実は正確ではない」という話を,民事事件の場合について,なるべく易しくしてみます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>尋問の最中の「異議」には,2種類あります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>1つは,「質問できる範囲を超えている」という「異議」です。証人尋問は,原告・被告のどちらかが,「この人からこのポイントについて話を聞いてほしい」と申請して行われ,その申請をした側の弁護士がまずは「主尋問」を行います。ところが,「ポイント」からひどく外れる質問がされることがあります。また,主尋問の後に行われる相手方弁護士の「反対尋問」でも,主尋問での話と全く関係ないことが質問されることがあります。こういう場合に,「異議」を言うことができます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>もう1つは,不適切な質問に対する「異議」です。①証人を侮辱したり困らせたりする質問,②誘導尋問(「はい」だけで答えられる質問),③同じ質問の繰り返し,④ポイントと関係ない質問,⑤証人の意見を求める質問,⑥証人が経験しなかったことを尋ねる質問などは,原則として不適切な質問です。そのほか,誤った前提の下に尋ねる「誤導尋問」などもあります。弁護士は,異議を出したうえで,どういう理由で不適当かを簡潔に述べる必要があります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>多くの弁護士は,「異議があります」とか,短く「異議」と言うと思います。「異議あり!」と言うと,ちょっとだけ笑われるかもしれません。指を指して異議を述べることもないと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>また,法律のうえでの用語では,裁判官の判断に対して「おかしい」と言うことが「異議」です。相手方弁護士の質問に対して「おかしい」と言うのは,正確には「異議」ではなく,裁判官に「質問をやめさせて下さい」と求めるものです。ただ,あまりよい言葉もないため,「異議」という語が使われています(「抗議」と呼ぶべきと書いた本もありますが,定着していません)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>若い頃,相手方の弁護士に,「異議!」と言われますと,とても動揺しました。それが狙いだったのでしょう。そういう狙いの異議には負けず,反論して,あるいは少しだけ聞き方を変えて,尋問を続けるのが良い弁護士です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>一方,相手方の弁護士の尋問がおかしければ,良いタイミングで異議を言う必要があります。ただ,連発も考え物です。例えば自分の側の証人や本人が反対尋問で追及されているときに,異議ばかり言いますと,裁判官は,「質問されたくない点なのかなあ」と思うかもしれません。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ドラマやアニメの裁判も面白いでしょうが,実際の法廷も,少し予習をしたうえで見ると興味深いものです。皆さんも傍聴にお越しになりませんか。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/106/entry/2497#comments Thu, 27 Dec 2018 10:08:49 +0000 021268 2497 at http://www.osakaben.or.jp/blog 紀平梨花 新たなヒロインの誕生 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/115/entry/2496 <p>12月9日、カナダで行われたフィギュアスケートの大会、グランプリファイナルで日本の紀平梨花選手が五倫金メダリストのロシアのザギトワ選手を破り優勝しました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>2年前、スロベニアの大会でトリプルアクセルを成功、その後近畿ジュニアでトリプルアクセルに挑戦すると聞き見に行ったら見事に決めてくれました。しかし同年の全日本ジュニアは、フリー冒頭のトリプルアクセルで転倒した影響か、後のジャンプが決まらず総合14位の成績でした。昨シーズンの全日本ジュニアはSP6位から逆転で制しましたが、名古屋で行われたジュニアグランプリファイナル、フリーは現地で見ましたがトリプルアクセルは冒頭の1本は決めたものの次が決められず、4位にとどまりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そして迎えた今シーズン、ついにその素質が開花する日がやってきました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>11月9日と10日、広島で行われたNHK杯、9日のSPではトリプルアクセルを決められず5位でスタート。翌10日のフリーは現地で見ることができました。曲は「The Beautiful Storm」。ドラマティックな曲で、何かを予感させる静かなピアノソロからスタートし、最初のアクセントとなる箇所でトリプルアクセル。曲のタイミングと見事にシンクロしてセカンドの3回転も成功し、さらに単独のトリプルアクセルも成功。その後も曲に合った動きが素晴らしく、途中から、これは凄まじい演技となると信じた会場全体が息をのむような緊張感に包まれ、一番最後の要素であるジャンプを決めフィニッシュのポーズをとると会場は熱狂に包まれて総立ちになりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>SPで1,2位だったロシアのタクタミシェワと宮原のフリーの演技はかなりのもので140点台が出たのですが、それでも154.72を出した紀平には届かない。グランプリシリーズデビュー戦で優勝という偉業で、ついにブレイクすることになりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そしてフランスでの大会を制して迎えたファイナル。SPでついにトリプルアクセルを決め、82.51とこの時点でザギトワを上回る世界最高点で首位発進。続くフリーでは冒頭のトリプルアクセルが両足着氷でダウングレードとなりましたが、これでその日のトリプルアクセルの調子がいまひとつだと考え、続いてはトリプルアクセルを決め続くジャンプを2回転に変え、セカンド3回転を後半のジャンプに回すという冷静さで、見事フリーでも150.61で1位、完全優勝となり、五輪金メダリストを破ったということもあり大ブレイク。凱旋帰国までずっと注目を浴びていました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さてその紀平選手の良さですが、まずは身体面で、下半身だけでなく上半身も強靭なことが挙げられます。ジャンプの回転には上半身の強靱さが必要ですし、またステップも上半身の強靱さがあってこそ大きく魅力的な動きができるわけです。音楽的センスにも優れており、演技構成点の高さにつながっています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>またインタビューを聞いても、とても16歳とは思えないしっかりした考え方で、頭の良さがうかがわれます。このまま順調に伸びて行くことと思いますが、まずは今週末に門真で行われる全日本選手権。女子の2日間はチケットを確保できたので楽しみです。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/115/entry/2496#comments Mon, 17 Dec 2018 07:59:18 +0000 023707 2496 at http://www.osakaben.or.jp/blog