弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/ ja 弁護士のバッチ http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/106/entry/2505 <p>弁護士のバッチについての◯&times;クイズです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>①弁護士バッチには菊の花がデザインされている</p> <p>②弁護士は弁護士バッチを借りている</p> <p>③金バッチと銀のバッチがあり,「金の弁護士」が金のバッチを,「銀の弁護士」が銀のバッチを着けている</p> <p>④なくした場合はメルカリで買う。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>①&times;</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士バッチ(記章)には,菊ではなくひまわりがあしらわれ,真ん中には天秤が描かれています。いつも太陽を向くひまわりのように、常に正しい方を向く,という姿勢を示しています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>②◯&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>バッチの裏にはそれぞれの登録番号が書かれていますので,一人ひとりに「自分のバッチ」があります。しかし,所有物ではなく,日本弁護士連合会から貸与を受けています。死亡したときや弁護士をやめたときには返さなければなりません。</p> <p>&nbsp;</p> <p> ③&times;。ただし前半は◯</p> <p>&nbsp;</p> <p>一般の弁護士バッチは銀製です。金メッキがされているため,最初は金色ですが,しばらくするとそれが剥がれて銀色になります。ただし,希望すれば代金を支払って純金のバッチにすることもできます。代金は金の相場に応じて変動することになっており,現在は7万円強のようです。純金のバッチの弁護士はあまりいません。</p> <p>とすると,金色のバッチは比較的経験の浅い弁護士という印象を与えることもあります。そう思われるのを嫌い,バッチを小銭入れに入れるなどして,早く銀色になるようにする弁護士もいるようです。</p> <p>私の事務所に所属していた弁護士が、若い頃,依頼者の方から「弁護士さんには金の弁護士さんと銀の弁護士さんがいるんですか」という質問を受けたことがありました。「そうですね」と答えた彼は,その後私から厳しく説教をされました。バッチの色で弁護士の種類が違うわけではありません。銀のバッチ5つと金のバッチ1つが同じ価値というわけでもありません。</p> <p>&nbsp;</p> <p> ④もちろん&times;</p> <p>&nbsp;</p> <p>メルカリでは買えませんし,他のネットでも買えません。実はなくすと結構大変なのです。始末書を書かなければなりませんし,「官報」という政府が発行する新聞のようなものに名が載ります。裏面には再交付であることを示す「再」の字が入ります。2度目の紛失の場合は「再2」のようになります。弁護士は、バッチをなくさないよう,細心の注意を払っているのです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>親しい弁護士がいれば,頼めば外して見せてくれるでしょう。でも,くれぐれもなくさないようにして下さい。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/106/entry/2505#comments Wed, 22 May 2019 04:00:07 +0000 021268 2505 at http://www.osakaben.or.jp/blog 21世紀のダムナティオ・メモリアエ? アメリカで流行する名称変更運動 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/138/entry/2503 <p><a href="https://www.osakaben.or.jp/blog/posts/138/entry/2491">前回の投稿</a>に引き続き、私は只今アメリカに留学中です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そして、その留学先のカリフォルニア大学バークレー校の法科大学院は、ボルト・ホール(Boalt Hall)という建物で開講されており、ボルト・ホールは学校の愛称ともなっていました。しかし、この度、この愛称の廃止が決定され、建物の名前自体も改名されることが検討されています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>なぜこういうことが起きたのでしょうか?</p> <p>&nbsp;</p> <p>欧米では、個人の顕彰のために人名を地名や建物に付けることが広く行われています。ワシントンDCは、初代大統領ジョージ=ワシントンの名前に由来し、サンフランシスコは、聖フランシスコに由来します。「アメリカ」の国名も探検家アメリゴ=ベスプッチに由来します。建物や部屋にも団体ゆかりの名前が冠されている場合が多く、時にはトイレにすら人名が付けられています。(トイレに名前を付けられた人は気分を害さないか心配になりますが・・・)大学の建物であれば、創設者や巨額の寄付者、著名な学者、卒業生の名前などが付けられたりします。しかし、ここ最近、複数の大学で、顕名されている人が、白人至上主義者であったこと等が問題視され、建物名等を変更する動きが広がっています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、バークレーのボルト・ホールは、ボルト夫人が、弁護士であった夫の遺産を大学に寄付したことからつけられたものでした。ところが、最近になって、弁護士のボルト氏が、生前に中華系移民の排斥を主張するパンフレットを発行していたことが再発見され、それが問題視されるようになりました。(この経緯は改名の提唱者が論文に詳しくまとめています。Charles P. Reichmann <a href="https://scholarship.law.berkeley.edu/aalj/vol25/iss1/2">&ldquo;Anti-Chinese Racism at Berkeley: The Case for Renaming Boalt Hall&rdquo;</a> )パンフレットの内容は極めて過激であり、現代ではおよそ許されないものでした。バークレーは、全米一リベラルな大学であることを自負していることもあり、法科大学院当局は愛称の廃止を決定しました。その過去に対する姿勢は立派なものだと思われます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>もっとも、本件について違和感を覚えるところもあります。問題となったパンフレットが発行されたのは1877年のことであり、19世紀の人間に現代と同じ価値観、人権感覚は期待できません。日本でいえば幕末の志士の人権感覚を非難するようなものです。また、第14代合衆国最高裁長官である卒業生(アール・ウォーレン氏)は、その功績により、ある教室の名前となっていますが、実は同氏は、カリフォルニア州知事等として日系人の強制収容の責任者でもありました。ところが、同氏の名前を外すという動きは見られません。最も出世した卒業生を顕名しないという結論は大学としては取りえないにしても、日本人としてはやや複雑な思いです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>名誉を重んじた古代ローマでは、最も重い刑罰のひとつとして、総ての碑文等を削り取り歴史から名前を抹殺する刑罰、記録抹殺刑(ダムナティオ・メモリアエ)が行われていたとされます。本件からはある意味その名残を感じ、文化の違いを感じる出来事でした。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/138/entry/2503#comments Mon, 04 Mar 2019 00:00:07 +0000 051475 2503 at http://www.osakaben.or.jp/blog 委員会活動というのは http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/198/entry/2502 <p> 弁護士会の委員会活動というのは変わっている。弁護士はみな、自分の経済的利益にならない、かなりの作業を、報酬もなく行っている。消費者被害の対策や、交通事故被害者を助ける、権力から国民を守る、子どもの人権を守る、未来の主権者を育てるなどのために、弁護士会としての声明を発表したり、立法政策に働きかけたり、弱者救済や災害相談のために弁護士会で当番などの仕組みを作ったり、講演などを行ったりしている。<br />  これらボランティア的な活動は、個々の弁護士が社会に対する使命感というものに突き動かされてきたからこそ実現できているのだと思う。もちろん、この使命感が大きな原動力となっているのであるが、とはいえ、どうやら委員会活動をする効用は他にもありそうだ。</p> <p>&nbsp;</p> <p> 先日、弁護士の委員会活動について議論する機会があった。議論の場で、ある方が委員会活動を、「クラブ活動のように(熱中して)やってきた」とおっしゃった。<br />  そこで考えてみるに、様々な委員会は、大きく2つの効用があるのではないかと思われる。「伝達欲求」と「知的欲求」の充足という効用だ。委員会に参加すると、専門的な知識や最先端の情報などを収集する機会が増える。これは、「知的欲求」をみたすものだ。また、高齢者や生徒などに講演、授業を行ったりすることや、私の所属している「弁護士過疎地域派遣弁護士養成プロジェクトチーム」では法テラス(過疎地域対策や弁護士費用援助他を行っている独立行政法人)などで弁護士過疎地域に派遣される予定の新人弁護士に、OJTの機会を作って一緒に事件を受任するなどの援助をしているところだが、これも新人弁護士に対して「伝達」するわけなので、「伝達欲求」を満たすものかもしれない。もとより、どの委員会でも、先輩弁護士は新人に対してはいろいろと「伝達」するわけだから、それも「伝達欲求」を満たすものだろう。</p> <p> 人は、太古の昔から、この2つの欲求によって文明を発展させてきたのかもしれない。</p> <p>&nbsp;</p> <p>  「なあなあ、昨日テレビでやっててんけど、オリーブオイルがお通じにええらしいでぇ。」「いやぁー、そうなん?どなして食べるん?」<br />  今も、伝達と知的探求は、そこかしこで行われている。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/198/entry/2502#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Thu, 28 Feb 2019 02:03:30 +0000 041541 2502 at http://www.osakaben.or.jp/blog 【ご案内】「未来を決めるのも、動かすのも、ワタシ!」講演&トークセッション http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/191/entry/2501 <p>政治・法律・国際分野の仕事に興味を持っている高校生、大学生に向けた講演&トークセッションのお知らせです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>テーマは、</p> <p><strong>「未来を決めるのも、動かすのも、ワタシ! 政治・法律・国際分野のオシゴト」</strong></p> <p>&nbsp;</p> <p>各分野の先輩が、学生に向けて、キャリア選択ややりがいについてお話する企画です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>【日時】 平成31年3月9日(土)午後3時~午後5時</p> <p>&nbsp;</p> <p>【場所】 ドーンセンター (大阪府立男女共同参画・青少年センター)</p> <p>     大阪市中央区大手前1-3-49</p> <p>&nbsp;</p> <p>【主催】 大阪府、OSAKA女性活躍推進会議</p> <p>【後援】大阪弁護士会、大阪府教育委員会</p> <p>&nbsp;</p> <p>もちろん、男子学生、保護者、教員の方、一般の方も参加可能です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>尼崎市長に初めて女性として就任し、8年間務められた</p> <p>&nbsp;</p> <p> 白井 文(しらい あや)さん</p> <p>&nbsp;</p> <p>の講演があります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>その後、国連ウィメン日本協会副理事長の</p> <p>&nbsp;</p> <p>三輪 敦子(みわ あつこ)さん と、</p> <p>&nbsp;</p> <p>私が加わり、政治・法律・国際分野で女性が実際にどのように活躍しているか等についてトークセッションを行います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>なかなか聞くことのできない学生向けのお話しを聞くことができる貴重な機会です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ぜひ、ご興味のありそうな学生さんにご紹介ください。</p> <p>申込方法等、詳細は<a href="http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&amp;pageId=33328">こちら</a>をご参照ください。</p> <p>&nbsp;</p> <p>宜しくお願いします。</p> <p>&nbsp;</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/imce?app=nomatter|imceload@imceInlineImceLoad#" title="テキストエリア へ送る"><img alt="tirasiwei_lai_wojue_merunomodong_kasunomowatasizheng_zhi_fa_lu_guo_ji_fen_ye_noosigoto__01.png" src="http://www.osakaben.or.jp/blog/sites/default/files/u4/tirasiwei_lai_wojue_merunomodong_kasunomowatasizheng_zhi_fa_lu_guo_ji_fen_ye_noosigoto__01.png" /></a></p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/191/entry/2501#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Wed, 27 Feb 2019 02:21:10 +0000 027853 2501 at http://www.osakaben.or.jp/blog ドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」の法律監修をしています http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2500 <p>本年1月19日から日本テレビ系列で放送が開始しました連続ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』(土曜22時~ 主演:坂口健太郎さん・川口春菜さん <a href="https://www.ntv.co.jp/innocence/">https://www.ntv.co.jp/innocence/</a>)の法律監修をさせていただいております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>前回のブログでも書きましたが、『リーガルハイ』(フジテレビ系列)、『グッドパートナー』(テレビ朝日系列)、『ヘッドハンター』(テレビ東京系列)、『リーガルV』(テレビ朝日系列)とドラマの法律監修はそこそこさせていただいているのですが、前シーズン(『リーガルV』)に引き続き、連続でドラマの法律監修をしたのは初めてです。最近1年の半分以上はドラマの法律監修業務をしていることになります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>法律監修の「地味な」業務内容については、前回のブログで書きましたので、今回は別ネタで。よろしければ、前回の10月29日のブログもご覧ください。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今回のドラマは刑事弁護に焦点を当てていますが、坂口健太郎さんが演じる黒川拓弁護士は、とことんまで事実や真実を追い求め続けます。この粘りこそがドラマの見どころでもあり、また、弁護士の「泥臭い根性」を描いているのではないかと思っております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士は、六法全書片手に、法律だけで話をする人種だと思われている方いらっしゃるかもしれませんが、弁護士は、現場と事実を大切にします。現場に出向き、雰囲気や状況をつかみ、依頼者の利益のため、とことんまで、事実を調べるという「泥臭い根性」とその実践を行っていると思います。この粘り強い「泥臭い根性」と実践があるからこそ、弁護士は、依頼者の方に信用され、また、その中で経験値を高めていけるように思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、普段の業務で、この粘りと「泥臭い根性」を最も大切にしておりますが、今回のドラマは、それをまさに主人公が演じてくれていますので、ドラマの脚本を読みながら、「黒川先生、頑張れ!」とついつい応援をしたくなったりしております(私の自己肯定かもですが。笑)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士が、決して、スマートにではなく、依頼者のために、一生懸命に、現場に出向き、事実を追い求め、法廷で闘う姿は、ぜひとも、皆さんに見て欲しいなと思います。そんな弁護士の姿は、決して、ドラマの中だけではなく、まさに、それこそが弁護士の本来の姿ですから。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、今回の「イノセンス~冤罪弁護士~」では、一生懸命に闘う弁護士の姿についても、注目していただければとと存じます。ぜひ、ご覧ください。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2500#comments 本・映画・テレビ Sun, 27 Jan 2019 15:00:00 +0000 041618 2500 at http://www.osakaben.or.jp/blog