弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13 ja 裁判員候補者 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1689 <p> 昨年11月頃、自宅に最高裁判所から少し厚めの封筒が届きました。</p> <p> 「最高裁がいったい何の用だろう」「まさか最高裁に採用されたのか!?(応募もしていないのに)」などと思いながら、封筒を開けると、あなたは裁判員候補者名簿に掲載されました、とのお知らせでした。</p> <p> 弁護士は裁判員になれないので、「へぇー、本当にランダムで選ばれているんだなぁ」と妙な感心をしました。</p> <p> 同封されていた調査票の「裁判員になることができない職業である」欄にチェックして返送しました。</p> <p> 裁判員選任の手続として、まず秋ごろに市町村の選挙管理委員会がくじで候補者を決め、地方裁判所ごとに候補者名簿を作ります。</p> <p> その名簿に掲載された人に対して、裁判所から調査票が送られてくるので、私のように裁判員になれない事由のある方は、それで回答します。</p> <p> その結果、明らかに裁判員になれない人や客観的な辞退事由がある人は、名簿から外され、翌年1年間の裁判員候補者名簿が確定します。</p> <p> 翌年、事件ごとに候補者名簿の中から、具体的事件の裁判員候補者がくじで選ばれ、質問票と呼出状が送られます。 質問票の回答により、辞退が認められた人を除き、裁判所に出頭し、裁判官から質問を受け、具体的な裁判員が選ばれます。</p> <p> 基本的に1つの事件ごとに裁判員は6人で、何らかの事情がある場合は補充裁判員が選ばれることもあります。</p> <p> &nbsp;</p> <p> なお、裁判員候補者に選ばれたことは、裁判員法第101条1項により、公にしてはいけません。</p> <p> 但し、同条同項後段で、「過去に」裁判員候補者であった者が、自ら公にすることは許されています。</p> <p> 私は、裁判員になれない職業であり、調査票にその旨記載して返送しておりますので、「過去に裁判員候補者であった者」にあたることから、今回ブログに記載させていただきましたが、一般的には、裁判員候補者に選ばれた段階で、そのことをブログ等に記載することは、裁判員法で禁止されておりますので、ご注意ください。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1689#comments Thu, 12 Jun 2014 02:22:43 +0000 033753 1689 at http://www.osakaben.or.jp/blog ゴルフと司法試験の類似性 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1657 <p> ブロガーとしていつの間にか4年以上経過していた幾波です。</p> <p> 今後ともよろしくお願いします。</p> <p> &nbsp;</p> <p> さて、弁護士は、ゴルフ好きが多い。</p> <p> お客さんの接待だけでなく、同業者同士の交流においても、ゴルフの機会は多い。</p> <p> ある時ふと、ゴルフと司法試験の類似性に気付いた。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ゴルフにおいて、まずはクラブ選択から始まる。</p> <p> 長さ、角度、シャフトの種類、柔らかさ、初心者向け、上級者向け。</p> <p> セットで簡単に購入するか、1つ1つこだわるか。</p> <p> 本人の腕の問題と、道具選択が合っているかという問題が発生する。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 単にスコアを上げるだけなら、易しいクラブで無難にプレーすればよいのだろう。</p> <p> しかし、上達を目指して、より難易度の高いクラブに挑戦することもある。</p> <p> いろいろなクラブの評判を聞くと試してみたくなる。</p> <p> スチールがどうの、カーボンがどうの、グースがどうの、ソールがどうの。</p> <p> &nbsp;</p> <p> さらに、打ち方やフォームについても、こうすればいい、ああすればいいと、多種多様な意見がある。</p> <p> で、試行錯誤の末、自分に合ったプレースタイルを見つけていく。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 司法試験において、まずは学説選択から始まる。</p> <p> 判例、通説、有力説からマニアックな学説まで。</p> <p> 初心者向け、上級者向け?、書きやすい学説、書きにくい学説。</p> <p> 受験予備校お奨めに乗っかるか、1つ1つこだわるか。</p> <p> 本人の能力の問題と、学説が使いやすいかどうかという問題が発生する。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 単に資格試験の合格という意味では、判例や通説で無難に自説を固め、深入りせず淡々と書けばよい。</p> <p> しかし、それだけでは浅薄な理解になる可能性があるので、評判のいい基本書などを読み漁る。</p> <p> いろいろな学説の評判を聞くと、読んでみたくなる。</p> <p> &nbsp;</p> <p> さらに、答案の書き方についても、こうすればいい、ああすればいいと、多種多様な意見がある。</p> <p> で、試行錯誤の末、自分に合った答案スタイルを見つけていく。</p> <p> &nbsp;</p> <p> しかし、最終的には判例、通説で無難に、しかし正確に書くことの重要性に気づき、大半の人はそこへ収まっていく。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ゴルフについては、司法試験のように合格まで何年もかからぬよう(?)、王道を行きたいと思う。</p> <p> &nbsp;</p> <p> (すでに何年もかかって未だ100を切れていないことは内緒である。)</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1657#comments Wed, 16 Apr 2014 08:48:35 +0000 033753 1657 at http://www.osakaben.or.jp/blog ものの呼び方 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1471 <p> スパッツだと思い込んでいたものを、スパッツと言ったら、今はレギンスだと言われた。厳密には区別があるらしく、後者は主におしゃれ用語らしいが、一般的には両者はほぼ同じと考えていいらしい。せっかく普及した名称が、途中から違うものに言い換えられる。言葉の移り変わりが激しくて、ついて行くのが大変だ。コールテンがコーデュロイに変わった時もそうだった。コールテンと言うと、「コールテンて。今はコーデュロイって言うねんで」などと言われた。そもそも昔はベッチンだったじゃないか。何度変わるのかと思った記憶がある。最近子供と一緒に乗り物がたくさん出てくるDVDを見ていたら、パワーショベルの足元の部分をクローラーと言っていた。クローラー!?キャタピラーじゃないのか。知らなかった。まあキャタピラーに関しては特定のメーカーがつけた名前だから、クローラーの方が一般名詞なのだろう。先日、某警察署の入口で迷っていたら、受付にいた年配の女性の方に、「お父さん、どちらへ?」と呼び掛けられた。お父さん!?&hellip;いや、年齢的にも実際的にもお父さんで問題はないのだが、これまでお兄さんと呼ばれていたのに!ついに自分も呼ばれ方が変わってしまった。最後の話は違うか。<span>&nbsp;</span></p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1471#comments Thu, 11 Apr 2013 10:53:41 +0000 033753 1471 at http://www.osakaben.or.jp/blog 便利さと面白さと http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1454 <p> 出張で知らない町を訪れると、昔からの町並みが残っていたり、自分の地元と随分違う雰囲気だったりと、風景を見るだけでも楽しめる時があります。<br /> 先日も、仕事で池田市と河内長野市を訪れたのですが、どちらも古くからの町なので、駅からあまり離れていない商店の建物が古民家だったり、とても風情がありました。<br /> しかし、今はインターネットや書籍の発達で、どこへ行くにしても、事前に調べればある程度どんな場所か分かります。町の写真などもたくさん見ることができます。<br /> そう考えると、江戸時代の旅などは、予備知識がほとんど無く、今とは比べ物にならないぐらい見るものが全て新鮮で、期待も不安も楽しみも大きかったのだろうなあと思います。東海道中膝栗毛が売れたのも分かりますね。<br /> 行ってみるまでどんなところか分からないというのは、現実問題としては不便なのですが、便利さと面白さは反比例するのかもしれないな、などと思ったりしました。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1454#comments Mon, 04 Feb 2013 04:01:51 +0000 033753 1454 at http://www.osakaben.or.jp/blog 71歳のパワー http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1436 <p> 先日、某番組で建築家の安藤忠雄氏が取り上げられていました。<br /> 安藤忠雄氏は言わずと知れた日本を代表する建築家ですが、今でも世界中を飛び回って仕事をされています。<br /> 71歳にもかかわらず、エレベーターは使わず階段を駆け下り、鞄は必ず自分で持ち、スケジュールも自分で管理し、メモでいっぱいになった手帳を見せながら、「自分でできなくなったら引退する」とおっしゃっていました。<br /> 中東への出張ぐらいなら日帰りだそうです。<br /> あまりのパワーに圧倒されます。<br /> 我々も、仕事が立て込んでくるとトイレに行くのも小走りになるほど忙しいこともありますが、世界を相手にする安藤氏の仕事ぶりとは比べ物になりません。<br /> 感銘を受けると共に、とても気が引き締まる思いをしました。<span>&nbsp;</span></p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/13/entry/1436#comments Thu, 06 Dec 2012 07:56:19 +0000 033753 1436 at http://www.osakaben.or.jp/blog