弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/145 ja 月並みですが… http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/145/entry/2301 <p>本日は、11月30日。</p> <p>&nbsp;</p> <p>すなわち、今日で11月は終了。</p> <p>明日から、12月(師走)です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>月並みですが、1年て、本当に早いですね。</p> <p>&nbsp;</p> <p>1年前の今頃を振り返ると、自分にとっては激動の年で、最終決戦(何のこっちゃ)に向けて、テンションが上がっている時期でした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士業務の中で、民事訴訟案件における1年の位置づけを考えると、なんだかんだ言っても、多くの訴訟案件では、1年くらいかかっているのは実際かなと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>概ね1カ月から1か月半刻みで裁判期日が入り、その間、裁判所の休廷期間があったり、年末年始があったりすると、1年間に、1つの案件の裁判期日は10回に行くか行かないかくらいです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>一般の方からみると、やはり裁判は時間がかかるという感覚を持たれるかもしれません。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ただ、しっかりと案件と向き合って、依頼者のためにやるべき主張・立証をしていけば、ある程度時間がかかる(かける)ことはやむを得ないことも分かっていただければなと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>結局は、そういったことも、弁護士が依頼者にしっかり説明し、無駄に時間をかけていることでないということを理解してもらえるよう努力しないといけません。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士の常識を世間の常識と思わず、しっかりと理解してもらうよう努めることを念頭に、明日から始まる12月を乗り切りたいと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今年も実働日は、実質1ヶ月ありませんしね。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/145/entry/2301#comments あれこれ Wed, 30 Nov 2016 09:51:47 +0000 028574 2301 at http://www.osakaben.or.jp/blog 責任の所在 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/145/entry/2246 <p>弁護士の白﨑です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、私は、法学部出身の弁護士です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、ロースクールがなかった時代に、大学の法学部に在籍したものですが、当時は、法学部は、いわゆる「潰しがきく」ということで、文系の中でも、人気のある学部でした。</p> <p>法曹を志さない人でも、法学部を志望する人が多かったのです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>先日、とある私立学校の大学進学先資料を見る機会があったのありました。もともと、理系志向が強くなっているのですが、文系に目を向けると、法学部は進学者の少なさに愕然としました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>文系の中では、経済学部や経営学部はたくさん目につくのですが、法学部はほとんどない。悲しいくらいです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>現在、司法試験を受験するには、ロースクールを卒業することが原則となっています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そのロースクールの志願者はというと、右肩下がり。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ロースクールに進学するために、法学部を卒業することが条件となっているわけではないですが、法学や法曹に関する魅力が低下していることは確かなことでしょう。</p> <p>&nbsp;</p> <p>司法制度改革の中でも、ロースクール制度ができました。</p> <p>しかし、志願者数の激減という点に着目すれば、この制度が失敗であったことは明らかです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>数字だけで評価できないという反論もあるでしょうが、数字は客観的に評価できる重要な指標です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>政治の世界でも、企業の世界でも、どんな世界でも、新しいことにチャレンジすることは大切なことです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>でも、失敗した時には、撤退すること、総括すること、トップが責任をとることも重要です。そうでなければ、次のチャレンジに繋がらないからです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>では、司法制度改革については、失敗を総括したり、誰かが責任をとったりしたのでしょうか。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、それを知りません。</p> <p>&nbsp;</p> <p>本当に不思議な世界です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>失敗を真摯に総括したり、責任の所在を明確にしない限りは、法学の人気回復は前途多難だと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/145/entry/2246#comments あれこれ Wed, 20 Jul 2016 10:38:43 +0000 028574 2246 at http://www.osakaben.or.jp/blog