弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24 ja 順位について http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/1364 <p> 塚崎です。</p> <p> 7,8年前に,「順位をつけない運動会」が話題となりました。</p> <p> 運動会の徒競走で順位をつけないのだとか。真偽は不明ですし,真実としても,現在も行なっているのかはわかりません。</p> <p> その賛否については,色々な意見があるのだと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 先日久しぶりに,甲子園球場でプロ野球観戦をしました。野球好きにとって,甲子園,特に暑い季節にビールを飲みながらの甲子園は最高です。甲子園は,贔屓の球団にかかわらず,観客とグラウンドに一体感があり,スポーツ観戦の醍醐味を味わうことができます。</p> <p> で,久しぶりに甲子園に行って驚いたことがありました。ビールなどの販売員の方(いわゆる「売り子さん」)に順位がつけられているのですね。腕に「ビール売上ランキング2位」などと書いた腕章が巻かれていました(男性の販売員の方もいらっしゃるのですが,腕章はなかったような気が)。大甲子園のスタンドでは,「さっき3位の人から買ったし,今度は1位の人いっとこ」「あの人を1位にするために,あと3杯は飲んどかな」などというやりとりが夜な夜な繰り返されているのかもしれません。</p> <p>  </p> <p> 運動会やビール販売での順位付けはともかく,世の中には色々な順位,順位付けがあります。順位付けは,それ自体大変わかりやすく,それゆえ説得力は抜群なのですが,重要なのは,誰が,何を基準として,何のために順位をつけたのか,など順位付けの前提を確認することだと考えています。恣意的な基準を設定すれば望む結論(順位)を得ることができます。前提を確認して,その順位が語る射程距離を確認すれば,順位の意味が相対化し,誤った結論を導く可能性が低くなるように思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> これらの前提の確認は,AKB総選挙のように容易な場合もあれば,わかりにくい場合もあります。ネットなどで目にする「弁護士ランキング」のようなものはどうでしょうか。誰が,何を基準として,何のために順位付けしたのか,を探っていくと,なかなか面白いところがあるように思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> <a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/imce?app=nomatter%7Cimceload@imceInlineImceLoad#" title="テキストエリア へ送る"><img alt="xie_zhen_.jpg" height="336" src="http://www.osakaben.or.jp/blog/sites/default/files/u24/xie_zhen_.jpg" width="448" /></a></p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/1364#comments あれこれ Mon, 25 Jun 2012 01:10:03 +0000 037627 1364 at http://www.osakaben.or.jp/blog 「整理術」について http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/1140 <p> お久しぶりです。塚崎です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 年末が近づいてきました。この時期になると気になるのが、片づけです。雑誌やテレビでも、「整理術」なとの特集記事が増えてくる季節です。</p> <p> 今回は、最近私がおこなっている書類整理のお話です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> 片づけなければならない「場所」は、カバン、机、引き出し、本棚、パソコンの中、タンス、「物」であれば、書類、体脂肪、使わなくなった文具、「目に見えないもの」であれば頭の中や人間関係まで(一般論ですよ)様々です。  </p> <p> 私が常に悩むのは書類の片づけです。事件記録は、もちろんしっかり整理して保管しなければなりません(かなりのスペースをとります)。反対に、広告、会合案内FAX、各団体からの事務連絡案内などは、一読して用済みとなれば、迷わず捨てられます(シュレッダーは必須です)。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 困るのが、これらの中間にある「グレーゾーン書類」です。研修資料、住所変更案内、所属会派の定期会報など、「ストックしておきたいが次に見るのはいつかわからない」という書類です。</p> <p> 最初はファイリングして本棚に並べていたのですが、ファイル自体の本棚占有率がグングン上昇してしましました。なんとかしなければ。そこで、グレーゾーン書類のデジタル化を始めました。</p> <p> 「自炊」という言葉をご存じでしょうか。</p> <p> あれなんです。そのやりかたを簡単にご説明したいと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 第1に、裁断機の調達です。本の背を一刀両断できる大型のものを使っています。これがなかなか凄い。「500枚を一気に裁断!」の広告コピーに偽りはなく、3センチ程度の厚さの本なら、一発でバラバラにできます。裁断中に本がズレないようにするストッパーがしっかりしているものがおすすめです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 第2に、主役の卓上スキャナです。「ScanSnap」という製品が人気です。これを調達しました。裁断した本や、ホッチキスをはずした研修資料が、「シュパッ!シュパッ!」という掛け声(私のではなく製品の作動音)とともに吸い込まれ、「グレーゾーン書類」が次々とPDFファイルに変換されてパソコンの指定フォルダに収まっていきます。両面で毎分20枚(40面)を処理してくれます。紙詰まりもほとんどありません。</p> <p> スキャナの文字認識機能をオンにしておくと、出来あがったPDFフアイルの全文検索が可能となります。例えば、「解雇」で指定フォルダを検索すると、「解雇」を含む労働法研修資料のPDFがヒットします。ヒットしたPDFを「解雇」で全文検索すると、研修資料の該当部分がすべてピックアップされます。(一発でPDF内部まで検索する方法ってあるのでしょうか?グーグルデスクトップ検索でできるんですかね)。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 第3に、忘れてはならないのが、著作権法の確認です。</p> <p> 「自炊業者」が対価を得て「自炊」をおこなうのは、著作権法違反ではないか、という問題が論じられています。許容される私的利用のための複製を超えるのではないか、という議論です。自ら利用するための「自炊」は許容されますが、事務所全体や会社全体で共有すると違法となる可能性があるようです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> このようにして、私が持つ書類は、本棚や机の引き出しからパソコン内への引越しを、次々と進めています。デスク周辺が徐々にですが、すっきりしてきました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> パソコンの所定フォルダを眺めると、電子データ化された研修資料など、有益な情報が詰まった大量のPDFが収納されています。</p> <p> これが、「シュパッ!シュパッ!」と私の頭の中に収納されたわけではありません。この電子データをどのように活用するかが目下の課題です。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/1140#comments あれこれ Wed, 07 Dec 2011 08:46:44 +0000 037627 1140 at http://www.osakaben.or.jp/blog 巻き込み事故 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/732 <p> お久しぶりです。塚崎です。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  「巨漢」の意味を調べると、「並はずれて大きな男性」を指し、類義語は「巨人」「大男」、などとあるのですが(関連語に「ジャイアント」とあります)、私はこの部類に入るのだと思います。</p> <p> <br />  去年の夏ごろまでは、身長186センチ、体重85キロぐらいでしたが、最近体重が増えて、90キロ近くあります。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  体重が増えたのは、夏に引越しをして、自転車通勤から電車通勤になったからだと思っています。<br />  以前は、毎日朝晩2回、20分程度の自転車運動が生活に組み込まれていたのですが、これが無くなってしまったからです。<br />  単なる日ごろの不摂生を指摘する向きもあるかもしれませんが、理由は引越しに間違いありません。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  さて、電車通勤が私にもたらしたものには、このような体重増加のほかに、「巻き込み事故」があります。<br />  朝の電車内やホームは大変混雑しています。通勤ラッシュ時の梅田駅をご存じでしょうか。<br />  下車時、開いたドアの左右両脇には、乗車を待つ人がずらっと列をなしています。下車する人は、モーゼが割った海を歩くように、割れた人垣の間を、列をなして歩くのです。</p> <p> <br />  ここで発生するのが、私のいう「巻き込み事故」です。<br />  JIS規格の平均ラインから外れる私が、前の人に続いて歩くと、私だけどうしても人垣に接触してしまうのです。朝から他人とぶつかるのは不快なものなのでしょう。「チッ」などと舌打ちをされることもありますが、私にはどうしようもありません。</p> <p> <br />  また、「巻き込み事故」には、自損事故もあります。<br />  社内吊り広告の下端が、丁度私の額の付近にくるため、車内をぼさっと歩いていると、広告の角で額に裂傷を負う可能性があるのです。<br />  紙の端で指を切ったことはありませんか?あれのおでこ版です。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  そのような訳で、電車やその付属物等の工業製品の規格はもっと大きくすべきだ、などと考えているのですが、そんなある日、大変つらい出来事がありました。<br />  ある日の帰宅中、私はホームに入ってきた電車に乗りかけました。<br />  開いたドアを通過しかけた刹那、</p> <p> <br /> 「ドゥン!」</p> <p> <br />  という、人体を金属で殴打した際に発せられる低めの音が、静かな車内にけっこうなボリュームで響き渡りました。<br />  私は、開いたドア枠の上部に頭頂部をぶつけてしまったのです。</p> <p> <br />  普段、無意識に、腰を折ってドア枠に頭をくぐらせる動作ができるのですが、この日は、携帯電話の画面に意識を奪われていました。<br />  その結果、無意識部分に狂いが生じたのか、おそらく、0,8秒程早く、くぐらせ動作をおこなってしまったのでした。<br />  本来、くぐらせた後の上昇フェーズにさしかかる場面で、丁度ドア枠上部が来てしまったのです。<br />  はたから見れば、腰を折って勢いをつけたうえ、ドア枠に頭頂部から頭突きをかました男性です。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  私は、何事もなかったように、携帯電話を見続けるフリで下を向いていたのですが、ドア付近に立っていたドレッドヘアの日本人女性が、私とドアを交互に見て、<br />  「ワオ!」(「WOW!」)<br />  とつぶやいたのを見逃しませんでした。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  巻き込み事故にはご注意を!</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/732#comments あれこれ Thu, 27 Jan 2011 00:56:16 +0000 037627 732 at http://www.osakaben.or.jp/blog 風邪「っぽい」 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/530 <p> 今年の夏は本当に暑かったですね。</p> <p> 外出中、「日射病になるかも」と初めて感じました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 季節は変わり、秋の到来です。</p> <p> 涼しくなったし、食べ物はおいしいし、9月は誕生月だし、と油断して痛い目にあっていたのは、去年までの私。</p> <p> 毎年この時期、必ず風邪をひいていました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 今年は違います。準備万全。</p> <p> 同じことは繰り返しません。人間は学習するのです。</p> <p> 手洗い・うがいは当然、夏用寝具から早めのチェンジ、寝室の湿度にも注意。</p> <p> 風邪対策は万全です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> ・・・だったはずなのですが、</p> <p> ・・・やっぱり・・・。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 昨日から、どうも体調がよくありません。</p> <p> なぜでしょう。頭が重く、関節が軽く痛み、少し咳が出ます。</p> <p> つまり、風邪っぽいのです。</p> <p> いえいえ、「っぽい」だけですよ。</p> <p> 風邪ときまったわけではありません。</p> <p> なので、私に学習能力がないことが立証されたことにはなりません。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> あわてて先程、同期の友人から「初期の風邪は必ず治る!」と教えてもらった、某風邪ぐすりと某栄養ドリンクのあわせ一気飲みを、試してみました。</p> <p> もちろん、「初期の風邪」とは、風邪「っぽい」と同義ですね。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 果たして風邪「っぽい」状態は回復するのでしょうか。</p> <p> &nbsp;</p> <p> この時期、皆様も体調に気をつけてくださいね。&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/530#comments あれこれ Mon, 27 Sep 2010 00:57:57 +0000 037627 530 at http://www.osakaben.or.jp/blog アークテリクス http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/465 <p> こんにちは。塚崎です。</p> <p> 前回、このブログで、「ゴアテックス」というアウトドアウェアの素材を話題にしましたが、近時、アウトドアブーム再燃だそうです。</p> <p> <br /> あらためて本屋さんをみると、確かに、キャンプ道具の特集記事を掲載する雑誌が複数あったり、アウトドアファッションの専門誌が新たに発刊されたりと、盛り上がりを感じます。</p> <p> <br /> そのような雑誌を眺めていて知った言葉に、「山ガール」があります。みなさん御存知でしょうか。<br /> カラフルなウェアに身を包み、ハイキングやトレッキングに出かけて、自然を楽しむ女性たちを指すそうです。<br /> 先日も、ニュースで、山ガールが特集されていました。<br /> 都会在住の女性たちによる富士山登山を舞台に、「山スカート」などの最新アウトドアファッションで山頂を目指す女性ツアーの様子が報じられていました。</p> <p> <br /> 私も一時、登山にはまっていました。最近はなかなか行けませんが、過去、北アルプスの槍ヶ岳~北穂高岳~奥穂高岳~西穂高岳を縦走したこともあります。<br /> 登山にはまったきっかけは、アウトドアウェアでした。ゴアテックスを含め、アウトドアウェアの高機能は、ヒマラヤ未踏峰など、極限の高所登山に挑むアルピニスト達の生命を守るために発展してきました。そのため、有名メーカーのハイエンド商品は、街中で使うにはオーバースペックであり、本来の機能の半分も使用していないのだと聞いていました。<br /> それならば、と考えて登山を始めました(そうです、本末転倒です)。</p> <p> <br /> アウトドアメーカーは、国内外多数ありますが、私が最も好きでそのコンセプトを尊敬するのは、「アークテリクス」というカナダのメーカーです。<br /> アーテリクスの信念は、最もクオリティーの高い商品を作ることにあります。メーカー自身、地球上にある最高の素材と最高技術を用いた、最高品質と機能美を兼ね備えた商品である、と述べています。<br /> 北米の若手登山家や登山ガイドを中心に絶大の信頼を得ているそうです。</p> <p> <br /> 私が尊敬する理由は、このわかりやすく潔ささえ感じるコンセプトにあります。</p> <p> <br /> 地球環境保護などに対する企業の社会的責任、または、製品コストや市場性など、アウトドアメーカーが求められる要請は多数あると思われます。現に他の大手アウトドアブランドには、自然との共存、をコンセプトに掲げるものもあります。<br /> 当然アークテリクスもこれらを意識していないはずはなく、またささやかに言及もするのですが、(市場や投資家を意識した)耳触りのよいこれらではなく、「とにかく商品で勝負します」と正面からいいきる姿勢に職人的な気高さを感じるのです。<br /> 加えて、一般に機能性を追求した商品は外観上に難点をかかえるものもありますが、アークテリクスは、正に「機能美」というべきカッコよさで、ファッション業界で贔屓にする人も多いそうです。</p> <p> <br /> このようなアークテリクスは、数年前までは、知る人ぞ知るマニアックブランド、といったイメージだったのですが、近時のアウトドアブームにより、雑誌等での露出が増え、かなり有名になってきたようです。<br /> それを喜びつつ、なぜかさみしさも感じる私です。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/24/entry/465#comments あれこれ Thu, 19 Aug 2010 01:16:05 +0000 037627 465 at http://www.osakaben.or.jp/blog