弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29 ja ももクロのどこがいいの? http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1632 <p> ももクロが国立競技場でのライブを果たした。</p> <p> ももクロについて知らない人から,「ももクロのどこがいいの?」と聞かれることが多いが,僕はおおむね「そのストーリー性である」と答えることにしている。</p> <p> しかし,それだけでは回答として不親切きわまりなかったと反省している。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ももクロのストーリーとは何か。</p> <p> それは,成長の物語である。そのときどきに設定される高い壁を5人の少女が一生懸命に乗り越えていくお話である。</p> <p> これだけだと陳腐に思われるかもしれないが,彼女たちの素直さ,一生懸命さをみていると,こちらまで一緒になって熱くなり,達成したときには涙を流すことになる。</p> <p> &nbsp;</p> <p> しかし,紅白出場を果たし,国立でのライブを果たしたももクロに次の目標はできるのか。</p> <p> モノノフたち自身,国立でのライブ後はしばらくその余韻から立ち直れなかったのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 国立ライブ2日目の最後の挨拶。</p> <p> リーダーの百田夏菜子は,「もう大人は自分たちの前に壁を作ってはくれない」と言った。</p> <p> そう,ももクロ自身もだんだんと大人になってきたし,なにより,国立ライブを2日間もこなすアイドルに壁を設定できる大人など,もう存在しえないのだ。</p> <p> しかし,百田夏菜子は,「笑顔を届けることにゴールはない」と言った。</p> <p> われわれは,いままで,ももクロが壁を乗り越えるごとに,感動したり,興奮したりしてきたが,思い返せば,最後には必ず笑顔になっていた。</p> <p> ももクロのメジャーデビューシングル「いくぜっ!怪盗少女」の歌詞の中に「笑顔と歌声で世界を照らし出せ」という一節があるが,この子たちは,デビューからこの国立に到るまで,常に「世界に笑顔を届ける」ということで首尾一貫していたのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ももクロにとっても,モノノフにとっても,国立ライブは素晴らしい経験だったが,それはゴールではなかった。笑顔を届ける過程,できるだけたくさんの笑顔を届けるための過程だったのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> はっきり言えば,この時代に生きていて,ももクロを観ないのは,「どうかしてるぜ!」としか言いようがない。</p> <p> 少しでも興味をもって,いろいろ観ていただければ,「どうやったらこんな子たちが育つんだろう?」との疑問にぶつかる。ももクロは,一つの育児論を提示している。</p> <p> 子どもが大人に成長していく過程で,一番尊ぶべきなのは「素直さ」だが,ももクロの「素直さ」は空前絶後だ。少なくとも,僕は物語の中以外で,こんなに素直に育った子どもたちを見たことがない。</p> <p> 僕は,ももクロの「笑顔を届けたい」という言葉に,何らの疑いも持たない。</p> <p> 素直な人の言葉は,素直に心に通ってくる。</p> <p> &nbsp;</p> <p> もっとはっきり言おう。早くモノノフにならないと,ももクロが大人になってしまう。</p> <p> 無論,ファンにとっては,この子たちが大人になったとき,どんな活躍をするのかが楽しみでしょうがない。</p> <p> しかし,ももクロという一つの物語を観るのなら,今しかチャンスはない。来年でも再来年でももう遅い。</p> <p> &nbsp;</p> <p> これは,「ももクロのどこがいいの?」と尋ねてくる人たちへの,最後の注意喚起なのである。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1632#comments あれこれ Wed, 26 Mar 2014 13:30:32 +0000 035336 1632 at http://www.osakaben.or.jp/blog ももクロのご利益 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1559 <p> 本日,ももいろクローバーZの新曲「GOUNN」が発売された。</p> <p> この新曲は,曲自体も素晴らしい出来だが,何より素晴らしいのはミュージックビデオである。</p> <p> <a href="http://www.youtube.com/watch?v=XlbrTlhX_Ww">http://www.youtube.com/watch?v=XlbrTlhX_Ww</a></p> <p> &nbsp;</p> <p> この仏教的な演出のミュージックビデオをみたとき,今までももクロに対して漠然と持っていたイメージが具体化されたと感じた。</p> <p> やはり,ももクロは神仏の子である。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 人は生まれたときは,だれでも輝きを持った神仏の子だが,</p> <p> 悲しいかな,成長とともにいろんな業を背負い,神仏の子らしさを失ってゆく。</p> <p> しかし,ごくまれに,神仏の子らしさを失わずに大人になっていく人がいる。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ももクロ以外で挙げるのであれば,それは楽天の田中マー君である。</p> <p> 楽天マー君の日本シリーズ最終戦9回の力投は,人間を超えた何かを感じた。</p> <p> 楽天マー君は,ももクロのファン(最初はマー君の賢妻里田まいがファンだったらしい)で,グローブもももクロカラーだが,持ってる者は持ってる者同士,通ずるものがあるのかもしれない。</p> <p> &nbsp;</p> <p> これら神仏の子に共通する特徴は,その輝きによって他人に生きる力を与えることである。</p> <p> 楽天マー君の存在がどれだけ仙台の人たちを元気づけたか,想像に難くない。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ももクロも同じである。</p> <p> ももクロのライブパフォーマンスも,普段の天真爛漫さも,</p> <p> 輝きをもってファンに力を与え続けている。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 今回のミュージックビデオをみると,「こんな極楽浄土があるのなら,行ってみたい」と思わせるが,たとえ死んでも,この極楽浄土にはたどり着けない。</p> <p> ももクロから与えられるのは,あくまでも現世利益だからである。</p> <p> 生きているからこそ,ももクロを楽しむことができる。</p> <p> &nbsp;</p> <p> みなさんも,生きている限り,ももクロを楽しんでいただきたい。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1559#comments あれこれ Tue, 05 Nov 2013 15:11:31 +0000 035336 1559 at http://www.osakaben.or.jp/blog アンチエイジング・スーパースター http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1500 <p> 前注:本稿は,マリリンマンソンのアンチクライストスーパースターという楽曲を聴きながら読むと,30歳を目前にした僕の心象風景がご理解いただけるかもしれません。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 先日,中学校の同窓会をしました。</p> <p> われわれ1983年生まれは,ディズニーランドやファミコンと同い年,今年で30歳を迎えます。</p> <p> 10数年ぶりに会う旧友は,それぞれ結婚したり,子どもがいたり,大人になっていました。</p> <p> 僕が子どものころ思い描いていた30歳・・・・</p> <p> 20代で結婚して,30歳になるころには子どもも大きくなって,幸せな家庭・・・・</p> <p> &nbsp;</p> <p> しかし,今の僕には何もない。</p> <p> 独身貴族といえば聞こえはいいが,要はただの孤独な大人だ。</p> <p> 同じく30歳になる彼らにはあって,なぜ僕にはないのか。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 談笑しながら,ビールを飲みながらも,一抹の敗北感。</p> <p> そこで,あることに気付きました。</p> <p> 自分の理想の30歳になれないのなら,</p> <p> 僕はただ1人,30歳になることを拒絶すればよいのだと。</p> <p> &nbsp;</p> <p> その場で僕は宣言しました。</p> <p> 「君たちは今年30歳になる。しかし,僕は30歳になることを拒絶する」</p> <p> &nbsp;</p> <p> そこから僕のアンチエイジング生活がはじまりました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 若さを保つ方法その1。</p> <p> 肌の若々しさです。</p> <p> 福山雅治氏のラジオにももクロがゲストで出た際,ももクロが福山氏に「どうやったらそんな風に肌を保てるんですか?」と質問しました。</p> <p> 福山氏は,答えて曰く「洗顔料は使ってはいけない。水で十分。保湿に全てをかける」。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 40代の福山氏が10代のももクロに肌の手入れについて語る圧倒的説得力。</p> <p> 僕はただちに化粧水と保湿クリームを購入しました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> しかし,僕はこういうものを利用したことがなく,いまいち使い方が分かりませんでした。</p> <p> 化粧水は,「なんでこんなチビチビしか出てけえへんねん」とイライラしましたし,</p> <p> クリームは適量がわからず,顔中べたべたのまま,寝苦しい夜を過ごすことになりました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 使い始めてから,前よりもニキビ的なものができる頻度も多くなった気がします。</p> <p> でも,ひょっとしたら,ニキビ的なものができる=若いという証拠なのかもしれません。</p> <p> &nbsp;</p> <p> つづいて,若さを保つ方法その2。</p> <p> 若々しい肉体です。</p> <p> 周囲でランニングを始めた人が多く,前から気になっていたのですが,</p> <p> 思い切ってランニンググッズをそろえて走り始めました。</p> <p> 最近のGPSウオッチはすごく,走った距離,ルート,速度,ペースなどあらゆる数値を記録してくれます。</p> <p> その結果をフェイスブック等にアップすることも可能です。</p> <p> 僕も早速アップした結果,先輩弁護士から「才能あるよ」と言って頂けました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 褒められるとうれしくなって,張り切ってしまいます。</p> <p> その日は11キロ走ったのですが,翌日もゴルフの後にもかかわらず6キロ走りました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 結果,僕のヒザは完全に故障してしまいました。</p> <p> 階段の上り下りすらツライ・・・・。</p> <p> しかし,根性こそ若さの証です。</p> <p> 故障を治しつつ,現在も走る喜びを味わっています。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 最後に若さを保つ方法その3。</p> <p> 気の持ちようです。</p> <p> 人間は,「俺は年を取った」と思ったときから年を取ります。</p> <p> 反対に言えば,「俺はいつまでも29歳だ」と思えば,いつまでも29歳です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 僕はももクロが最大の趣味ですが,</p> <p> ライブの現場に行くと,ももクロと同世代の若者のファンもたくさんいます。</p> <p> 彼らに負けるわけにはいきません。</p> <p> &nbsp;</p> <p> でも,正直,この前行ったライブでは,腕を振り上げすぎて,腕が上がらなくなりました。</p> <p> ライブ後も,若者は仲間達と一緒に「まだ遊ぼーぜ!」という感じなのですが,</p> <p> 僕は宿泊先に戻って,風呂で腕をマッサージしました・・・・。</p> <p> &nbsp;</p> <p> しかし,気持ちだけは負けてない。</p> <p> 気持ちが負けない限り,まだ負けじゃない。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 加齢との勝負もまだ始まったばかり。</p> <p> これから,ニオイや頭髪とも戦っていかなければならないのかもしれないけど,</p> <p> 僕の勝負はまだ始まったばかりです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 目指すはアンチエイジングの一番星,アンチエイジングスーパースターです。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1500#comments あれこれ Thu, 30 May 2013 16:00:00 +0000 035336 1500 at http://www.osakaben.or.jp/blog ももクロを楽しむ。(ももクリ参戦記) http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1444 <p> &nbsp;</p> <p> 本来は、この記事を書くべき担当日は、12月25日である(この記事を書いたのは12月31日です)。</p> <p> しかし、今年の12月25日は、どうしても記事を書けない事情があった。</p> <p> &nbsp;</p> <p> それは、さいたまスーパーアリーナ(以下、「SSA」)で行われたももいろクローバーZ(以下、「ももクロ」)のももいろクリスマスに参加したためである。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 所属する事務所の上司にももクロについて語っていた際、「ももいろクローバーっていうのは、ピンク系か」と言われたことがある。</p> <p> 誤解されぬため,ももいろクリスマスがなんであるかについて語らねばなるまい。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ももいろクリスマス、通称「ももクリ」は、ファンにとっては特別なライブである。</p> <p> それは、2年前の12月24日、ももクロが日本青年館ではじめてのホールコンサートを行ったのが、このももクリだからである。</p> <p> わずか2年間の間に、ももクロは驚くべき成長を遂げた。西武ドームを満員にし、ももクリSSAも24日、25日の2DAYSにもかかわらず、チケットは超プレミアチケットになった。</p> <p> ファンクラブに入っていてもチケットは取れない。</p> <p> 熾烈なチケット争奪戦を乗り越え、なんとか25日分のチケットを入手できたため、この日のももクリに参加したのである。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 僕のチケットは、アリーナ席、C3ブロック10列目だった。</p> <p> 一見、良さげな席に見えた。</p> <p> しかし、僕はぬか喜びをしない。</p> <p> それは、11月23日のぴあ40周年ライブの体験があるからである。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 11月23日は、チケットぴあの40周年ライブが幕張であった。</p> <p> これにももクロが参加すると知り、僕はこのライブで初ももクロを体験することにしたのである。</p> <p> チケットを入手したところ、ブロック別オールスタンディングの席で、「あブロック」。</p> <p> あいうえおの「あ」なら、相当前のほうのブロックではないか。</p> <p> ひょっとしたら、初ライブにして、ももクロを目前で見ることができるのではないか。</p> <p> 期待が高まりつつ,本番を迎えた。</p> <p> &nbsp;</p> <p> しかし,現実は無情。</p> <p> オールスタンディングブロック制は,右と左に二つに分けた2ブロック形式で,「ぴブロック」と「あブロック」しかなかったのだ。</p> <p> だが,結論からいえば,このときのライブもものすごく楽しんだ。</p> <p> 会場入るために2時間雨の中並んだことも,グッズを買うために1時間並んだことも,おなかが痛いのを我慢して1時間「あブロック」の前のほうで待機したことも(何度か「もう漏れる」と思ったが,ライブが始まった途端,腹痛は吹っ飛んだ),終わってみれば良い思い出である。</p> <p> ももクロのライブには,終わった瞬間,「また絶対来よう」と思わせる魅力があった。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 閑話休題。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そして,ももクリである。</p> <p> もはやチケットには期待しない。</p> <p> たった一度しかない2012年のクリスマスを楽しめればいいんだ。</p> <p> アリーナ席の後ろのほうで見えにくくても,全力で楽しもう。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 現場に到着した僕は,驚いた。</p> <p> まさに,「神席」。</p> <p> たしかに,メインステージからは距離があるが,メインステージから1本道で設けられたセンターのステージの間近の席。</p> <p> このセンターのステージでももクロがパフォーマンスするとしたら,ヤバいくらい近いぞ・・・。</p> <p> 僕は,興奮した。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ただ一つだけ不安なことがあった。</p> <p> それは僕が新参ファンだということだ。</p> <p> 法被やTシャツも着たし(僕は夏菜子(赤)推しなので,赤の法被に赤のシャツだ),ペンライトだって持った。</p> <p> コール(曲の最中にうりゃおい!とか,かなこぉ&uarr;&uarr;とか,ファンが合いの手みたいのを入れること)もいろいろ覚えてきたつもりである。</p> <p> しかし,古参ファンからすれば,僕のような新参ファンは目障りで,イケズされるかもしれない。</p> <p> &nbsp;</p> <p> こういう悩みを杞憂という。</p> <p> モノノフ(ももクロファンの呼称)は,みんないい人ばかりだ。</p> <p> 隣の好青年は,「夏菜子推しなんですね。僕もです!がんばりましょう!」と握手を求めてきてくれたほどである。</p> <p> 前方は小さな女の子を連れたお父さん。</p> <p> 普通に立っても子どもは見えないので,後ろの席の人に申し訳なさそうに,「この子,椅子の上に立たせても構いませんかね・・・」と聞いていた。</p> <p> 後ろの席の好青年は快諾。</p> <p> 「やっと,この子も来たいと言ってくれたんで,2人で来たんですよ」と話していた。</p> <p> モノノフ,ヤバい。</p> <p> ライブ始まる前から心温まりすぎやろ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> さて,開演である。</p> <p> 僕は,赤のペンライトの灯を入れ,戦闘態勢を整えた。</p> <p> ももクロのライブは,だいたいovertureという曲からはじまる。</p> <p> 前山田健一氏が作曲した,ももクロの楽曲をベースにしたオープニング曲である。</p> <p> このovertureに合わせて,モノノフは「よっしゃももクロ!れに,かなこ,ももか,しおり,あーりん,いくぜ!ももいろクローバー!」と叫ぶ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 以下,途中経過を端折って書く。</p> <p> &nbsp;</p> <p> まず特筆すべきは,ライブでの初披露である「黒い週末」。</p> <p> 歌っているのはももクロなので,アイドルの曲であるのは間違いないが,曲の構成自体はめちゃくちゃかっこいいロックである。</p> <p> 僕はヘッドバンキング気味に頭とペンライトを振った(前の人に当たらない程度にね)。</p> <p> ちなみに,青少年諸君のためにあえて自分の失敗談を言っておくと,僕は高校時代にカラオケでヘッバンキングしすぎてムチウチになったことがある。</p> <p> ヘッドバンキングは,首を振るのではなく,腰から振らないとダメなのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そして,クリスマス限定販売シングルに収められた「僕らのセンチュリー」</p> <p> 曲中に,「ラブ!ピース!」と繰り返すところがあり,「ラブ」のときに人差し指と親指で「L」を作り,「ピース」でピースサインを出すというフリがある。</p> <p> これを会場みんなでやったのが,妙に楽しかった。</p> <p> &nbsp;</p> <p> で,やっぱり「行くぜっ!怪盗少女」はすごい。</p> <p> 途中で,おやじダンサーズが出てきたのはご愛嬌だが,やっぱり夏菜子のエビぞりジャンプは,遠目でみてもすごかった。</p> <p> この曲は,やっぱりいまでもももクロを代表する曲だ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 約3時間。</p> <p> あっという間に過ぎ去った。</p> <p> 目の前にももクロが来たときには,本当にくぎ付けになった。</p> <p> この子ら,本当にすげえぞ,と。</p> <p> 魂ごとぶつけてこられるような,熱を感じた。</p> <p> 間近でみた表情からは,「全力」さが伝わってくる。</p> <p> SSA中の大人たち(子どももいるが)を熱狂させるだけのパワーが伝わってくるようだった。</p> <p> &nbsp;</p> <p> エンディングでは,メンバー全員が想いを語る。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 結成当時からの夢である紅白への出場。</p> <p> 結成からわずか4年で夢をつかんだももクロの成長のスピードは,本当にすごい。</p> <p> 僕は,もう丸5年弁護士をしているので,僕が弁護士になったときには,まだももクロは存在すらしなかったのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 完全に負けた。</p> <p> しかし,夢をつかむだけの努力と才能が,ももクロにはある。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 今日(これを書いている12月31日),本当の感動が待っている。</p> <p> 紅白なんてみるのはいつぶりだろうか。</p> <p> 紅白が楽しみなのは,たぶん今回がはじめてだろう。</p> <p> 紅白が終われば,紅白の向こう側が見える。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 2013年,僕は30歳になる。</p> <p> 30歳にもなって,アイドルにはまるなんて・・・と自分でも思う。</p> <p> だが,楽しいと思うことに年齢は関係ないし,明日終わるかも知れない世界(マヤ歴は拍子抜けだったが)や人生なのだから,今を楽しまないのは損としか言いようがない。</p> <p> こんなにも「楽しい」を提供してくれるももクロ。</p> <p> いま,ももクロを楽しまないのは損なのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 宗教の勧誘員は,ウザいが,そのウザさの根底は,「勧誘員自身はその宗教を心の底から良いものだと思っている」点にある。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そのウザさを理解しつつも,あえて言いたい。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ももクロは,本当に素晴らしいんです!</p> <p> 信じなくても地獄には行きませんが,少なくとも,いまある天国には行けませんよ!,と。</p> <p> &nbsp;</p> <p> でも,ももクロの良さをもっとみんなにわかってほしいけど,今以上にチケットが取れなくなるのは困るな・・・</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1444#comments あれこれ Sun, 30 Dec 2012 16:09:49 +0000 035336 1444 at http://www.osakaben.or.jp/blog ももクロで学ぶ少年の可塑性 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1418 <p>  少年犯罪に対する厳罰化が問題となっている。</p> <p>  私は反対である。</p> <p>  理由は,少年は大人と違って可塑性があるからである。少年法は,少年が少年であるが故に,犯した罪に見合った「罰」を与えることは想定していない(もちろん,「罰」の要素が全くないという趣旨ではない)。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  可塑性とは,簡単にいえば,粘土のように柔らかく,どんな形にでもなれるということである。そのとおり,少年は,若ければ若いほど,いかようにでも変化できる。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  刑事関係の事件として,大人の事件と少年の事件を両方やると良く分かる。大人は,短い逮捕勾留期間ではほどんど変わらないが,少年は観護措置(少年鑑別所に入れられている期間。約1か月間)の間に驚くほど変わる。</p> <p>  子どもというのは,大人が積極的に関わり,良い方向に導けば,その方向に変わる。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  先日,ももクロに関する記事を書いた。</p> <p> <a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1395">http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1395</a></p> <p>  まず,私が彼女たちに感動したのは,「ひたむきさ」であったことはその記事に書いたとおりである。</p> <p>  </p> <p> しかし,私が今もなお,彼女たちの活躍から目を離せない理由は,彼女たちが日々成長しているからである。それも,少しでも目を離すと,あっという間に置いてけぼりにされるくらいのスピードで。</p> <p>  前回の記事の最後に紹介した「ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた」というライブDVDがある。彼女たちのひたむきさと相まって,信じられないくらい泣けるDVDである。このときの動員数は約4400人だそうである。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  この1年後,「ももクロ春の一大事2012横浜アリーナまさかの2DAYS」というライブが横浜アリーナで行われた。このときの動員は2日間で約2万5000人である。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  しかし,特筆すべきは,動員数ではない。そのパフォーマンスの変化,表情の変化である。1年前は,仲間の卒業に涙しながら,ただひたむきにパフォーマンスをしていた。それはそれで素晴らしいことだ。</p> <p>  しかし,その1年後のライブは,ひたむきさという良い部分は残しつつも,歌唱力もダンスも桁違いに成長しているのが分かる。顔つきも全然違う。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  少女達は,明らかに大人に一歩ずつ近づいている。</p> <p>  肉体的にだけでなく,精神的に大人に近づいているのがありありと伝わってくる。</p> <p>  私は,人間がたった1年でこれほどまでに成長できるものなのかと驚愕し,感動した。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  みんながみんな,ももクロではないという向きもあろう。</p> <p>  当たり前である。</p> <p>  しかし,大人が道を示して,良い方向に導けば,子どもというのは多かれ少なかれ必ず成長するものだと私は信じる。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  「罰」を与えても人間は変わらない。大人に対して「罰」を与えることは,ある種のあきらめを含んでいるのだ。翻って,子どもに対しては,そのようなあきらめを覚える必要はない。子どもは変われるはずなのだ。</p> <p> &nbsp;</p> <p>  ももクロを育てることは誰にでもできることではない。しかし,1人の大人として,自分の子どもや自分が関わっている範囲の子どもを良い方向に導くことはできるはずである。</p> <p>  </p> <p> 大人の責任。それは,少年達に「罰」を与えることではなく,いかに大人になるべきかという道を示すことだろう。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/29/entry/1418#comments 法律問題 Wed, 17 Oct 2012 11:22:20 +0000 035336 1418 at http://www.osakaben.or.jp/blog