弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56 ja 七日食べたら鏡をみてごらん! http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/859 <p> 絶品です!!!!!!!</p> <p> &nbsp;</p> <p> 一度食べたらやめられませんよ。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 北海道「利尻屋みのや」の加護女昆布魔法の粉!!一袋1050円です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ありがとうございました!!</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/859#comments Mon, 09 May 2011 11:02:19 +0000 035282 859 at http://www.osakaben.or.jp/blog 水俣病は終わってへん http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/692 <p> ご無沙汰してました。さえきです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 今日は少しお硬めの内容でお送りします。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 皆さんは、水俣病という病気をご存知だと思います。そう、メチル水銀を含んだ魚介類(おさかなとかですね。)を食べたりすることで起きる病気です。もちろん、その影響は人のみにとどまらず、水俣市周辺の猫等の動物も次々と狂死してしまいました。メチル水銀は恐ろしい物質で、水俣病にかかると神経が侵されてしまい体の各部の感覚に障害が出ます。死に至ることもあります。水俣病の原因がメチル水銀であると判明するまでの間、患者の方々は、感染症の類にかかったと考えられ、隔離されていたという時期もあったとのことです。それもこれも、その症状のすさまじさ、に由縁します。言葉ではとても表せないので興味がある方はyoutubeなどで検索してください。</p> <p> &nbsp;</p> <p> さて、この水俣病ですが、現在も水俣病に関する裁判が続いていて、水俣病が解決されたとは到底いえない状態であるということをご存知でしょうか。私は、学生の頃の社会の教科書に、過去に水俣病という公害病が存在したが現在は解決したかのような印象を与える記述があったように記憶しています。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そこで、今回は、水俣病はまだ終わっていないということをこのブログでアピールしたいと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> わたしは、先週末、初めて水俣市に行ってきました。水俣病事件研究交流集会という集会に参加し、私が参加させていただいている水俣病に関する事件の報告をするためです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 事件の内容は、昨年、少し報道されました。Fさんという方の事件です。Fさんは、明らかに水俣病です。しかし、国や県は、Fさんが水俣病であるとは認めません。そこで、Fさんは、国や県に対して、水俣病であることを認めよ、と訴えを起こしたのです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 結果、昨年、裁判所は、この方が水俣病であるということを認めてくれました。3年がかりの裁判でした。しかし、熊本県はこれを不服として控訴し、現在この事件は大阪高等裁判所で審理されています。</p> <p> &nbsp;</p> <p> なぜこのような問題が起こったのか?</p> <p> それは、国が設定している水俣病認定の基準が、あまりにも狭いものだからです。</p> <p> 最初に言いましたが、水俣病は、メチル水銀を体内に摂取したことで</p> <p> 神経が侵されてしまうという病気です。しかし、国や県は、これをことさらに小さく小さく定義します。もちろん、水俣病患者にも、重症のものから軽症のものまであるわけです。しかし、小さく小さく小さく定義された国や県の基準によれば、水俣病と認定されるのは、本当に重症の方に限定されるということになります。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 水俣病に認定されるかされないか、で患者さんの待遇は天と地ほども違います。患者さんは、体の感覚に明らかに障害が残っているのに、何十年もつらく苦しい思いをしてきたのに、国や県はこれを認めようとしないのです。認定してしまうと、これまでの行政の在り方が間違っていたことを認めることになるからでしょうね。</p> <p> &nbsp;</p> <p> こういった事件に携わることは、はっきり言って、弁護士冥利につきると言えます。あまり長くなってもあれですので、今日はこのへんで締めますが、これを読んでくれた皆さんが水俣病はまだ終わってへんねや。ということを記憶してもらえれば幸いです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ところで、水俣市は、熊本駅から新幹線で約30分程の場所にありました。</p> <p> 印象としては、とても静かな普通の町。水俣湾の水はとても美しく、魚もおいしかったです。景色も最高でした。</p> <p> このように復活した水俣を見ると、逆に水俣病という問題が終わったかのような印象を受けることに何とも言えない感情を抱きつつ、そうだこのことをブログに書こうと思った次第です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> なお、全然話は変わりますが、この1月から独立開業して執務をしています。前回のブログでは、事務所名はきまっていませんでしたが、結局「さえき法律事務所」としました。インパクトある事務所名が思いつかない・・・そんな腰抜け弁護士が書いたブログでした。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ではまた~</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/692#comments あれこれ Sun, 09 Jan 2011 10:33:37 +0000 035282 692 at http://www.osakaben.or.jp/blog 独立 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/646 <p> わたくしごとながら、来年1月より、大阪東天満にて、独立開業することにいたしました。<br /> 現在の目下の悩みは、事務所の名前 です。これが考え出すと難しい、、、<br /> わたしには、子供がいませんが、お子さんのお名前を考えるときにも同じような悩みが出てくるのでしょうね。<br /> 弁護士の事務所名は、大きく分けて3パターンくらいに種類別できるようです。<br /> ひとつは、弁護士の名前がそのまま事務所名というパターン。2つめは、事務所がある地名等を事務所名にするというパターン。3つめは、弁護士の好きな言葉など、なんらかの意味を持たせた言葉を事務所名にするパターン。<br /> さて、どうしましょうか・・・ 個人的には、何かひねり出して「3」のパターンにしたいのですが、なかなか思いつきません。</p> <p> <br /> 来年1月以後に、もしも「佐伯良祐法律事務所」という事務所を目撃された場合、<br /> 「ああ、佐伯は事務所名を思いつかなかったんやな~」と思ってください。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/646#comments あれこれ Tue, 30 Nov 2010 01:52:19 +0000 035282 646 at http://www.osakaben.or.jp/blog 盗塁を完璧に阻止する方法 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/447 <p> <span style="font-size: 12px">はじめまして~ 佐伯です。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">大阪弁護士会のHP、ご覧になられましたか?</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">ヒゲが生えていて無駄に笑っている男が僕です。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">改めて、自分の顔を見ると、</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">太ってるな~。。。。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">さて、気を持ち直して今日のネタですが、「盗塁を阻止するための方法」についてです。野球ネタですね。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">わたしたち弁護士は、法律が言わんとしていることを解釈して、個々の事案に当てはめて事件を解決していく、ということを仕事の一つとしています。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">法律は、あらゆる事案に対応できるようにとても抽象的に決められていますから、その解釈は重要です。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">例えば、強盗罪は、「暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者」と法律で決められています。その一方、恐喝罪は、「人を恐喝して財物を交付させた者」と決められています。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">ちょっと待ってくれよ、となりませんか?</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">「恐喝」「強盗」も人に暴行したり脅迫したりしてお金を取る犯罪です。ですから、Aさん(犯人)がBさん(被害者)を殴ってお金を取った場合、それが強盗なのか恐喝なのかは、個々の事案によって判断せざるを得ないわけです。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">ちなみに裁判所は、「社会通念上一般に、被害者の反抗を抑圧するに足りる程度」の暴力や脅迫があれば強盗だと言っています(それ以外は恐喝です。)。わかりにくいですよね。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">感覚的には、道ばたでドンッとぶつかって、「痛っ!兄ちゃん!金払え~」っていうのが恐喝、凶器をもってコンビニとかに入っていって、「強盗だ!金をだせ!」っていうのが強盗という感じでしょうか(「強盗だ!」とはあまり言わないでしょうが・・・)。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">でも、強盗だ!ってコンビニに押し入った人が、どないやねん!ってほど、ひょろっひょろの体格で全然怖くなかったら、、、強盗だ!といくら言っても、あんまり強盗という感じがしないですよねえ。そこで、凶器を持っていたかどうか、凶器の種類は何か、といった事情をいろいろ検討するわけです。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">まあ、何にせよ、法律は抽象的・一般的なものですから、個々の事案にあたった場合、法律を解釈して、事案に当てはめてみることが重要だということです。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">さて、本題です。野球に限らず、スポーツにはルールがあります。そして、そのルールも法律と同様に、一般的・抽象的な決め方がされています。そして、スポーツの中でも、野球はルールが難解であり、かつ、曖昧だったりします。このルールを解釈することは、わたしの仕事ではないのですが、弁護士は、みな、職業柄、うっかり解釈をしたくなってしまいます。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">例えば、盗塁についてですが、</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">野球規則では</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">「走者が盗塁を企てた場合、これに対して守備側チームがなんらの守備行為を示さず、無関心であるときは、その走者には盗塁を記録しない」</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">と決められています。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">ここ数年、プロ野球では、このルールを厳密に適用しようとしているようです。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">さて、これを厳密に適用すると、</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">そう</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">走者が盗塁をしたときに、守備側が無視すれば「守備側チームがなんらの守備行為を示さず、無関心であるとき」となり、盗塁は記録されないという余地があるのです。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">つまり、無視すれば、盗塁を完璧に阻止できる!(もちろん、走者は次の塁に行っちゃいますけどね)という解釈もできる・・・</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">でも、それって少しおかしいですよね。この解釈によると、攻撃側チームのA選手と守備側チームのB選手が盗塁王を争っているときに、A選手が盗塁をしようとしたとき、これを守備側のチームが無視すれば、A選手には盗塁が記録されないことになります。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">そこで、少し解釈を展開してみるわけです。たとえば、このような場合、守備側が盗塁に反応しないのは、むしろ、盗塁に「無関心」とは言えないと解釈できるのではないか。野球は、相手よりも多く得点を取るために行うスポーツである以上、勝つために合理的な理由があるとき(たとえば、同点で9回裏、ランナー1塁3塁で1塁ランナーが盗塁した場合。守備側とすれば、3塁ランナーがホームに帰ればサヨナラ負けなので、1塁ランナーに興味を示さないことがあり得る)以外に、盗塁を無視する理由はないのだから。といった解釈でしょうか。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">ということで、結論を言うと、私の解釈は、盗塁を無視しまくってみても、盗塁を完璧に阻止することはできない。ということになります。</span></p> <p> &nbsp;</p> <p> <span style="font-size: 12px">弁護士は皆、職業柄、日常生活でも、こんなことを考えながら生きています。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">だから、けっこう、めんどくさい人間が多いです。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">もし、みなさんが、弁護士と話していて、めんどくさっ、と思われたら、この弁護士もがんばって仕事してるから、こうなっちゃったんやな~、と暖かく見守ってくれると嬉しいです。</span></p> <p> <span style="font-size: 12px">ではでは。</span></p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/56/entry/447#comments Wed, 04 Aug 2010 08:09:51 +0000 035282 447 at http://www.osakaben.or.jp/blog