弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57 ja 悪質商法に気をつけよう http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/1202 <p> 先日2月7日,縁あって,関西テレビの夕方の報道番組「スーパーニュースアンカー」にコメンテーターとして出演させていただきました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 最近の悪質商法の紹介とその対策についてコメントをさせていただいたのですが,そこでテーマとなったのが,①貴金属の「押し買い」と②「劇場型勧誘」です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 「押し買い」とは突然自宅に訪問してきた業者が,貴金属等を不当に安価で強引に買い取っていくものです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> また,「劇場型勧誘」とは,販売店とは別の勧誘業者が,巧みな演出でその販売店の商品の購入を勧誘し,実際にはほとんど価値のない商品(未公開株や社債など)を購入させるものです。</p> <p> 例えば,B社の社員と名乗る者から突然電話があり,「A社の株式の案内って届いていませんか?もし届いていたらぜひ購入してください。あなたに購入していただいたら,当社(B社)がその2倍の価格で買い取りますよ。そしたらすごい利益が出ますよ」などと,うまい儲け話を持ちかけて勧誘し,結果,全く無価値のA社の株式を不当に高額で購入させる(もちろん,その後B社と連絡は繋がらない),といったものです。(A社とB社は裏でつながっている可能性が極めて高いのですが,その一体性の立証は難しいという問題があります)。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 押し買いの被害対象となる貴金属や宝飾品って,かつて自分へのプレゼントの品であったり,大切な方の形見であったりと,みなさんにとって非常に思い出深い品であることが多いのではないかと思います。</p> <p> でも,そんな大切な思い出の品が,一度業者の手に渡ってしまうと,すぐに転売されたり処分されたりしてしまい,現物の取り戻しは極めて困難だと言えます。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 劇場型勧誘の場合は,詐欺まがいの業者によって行われている可能性が高く,被害に遭った後,業者を追及しようにも,その業者そのものを見つけることすら難しいという問題があります。</p> <p> &nbsp;</p> <p> また,押し買い,劇場型勧誘のいずれも,現時点では,特定商取引法といった消費者保護のための法律の適用が難しいという問題があります。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 悪質商法は,次から次に新しい手法が生み出されており,取り締まりを強化をしても,その頃にはすでに別の新たな悪質商法が発生しているなど,イタチごっこの状況にあります。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そんな悪質商法への対策としては,何よりもまず「未然の防止」以上に勝るものはありません。</p> <p> 押し買いの場合は「大切な思い出の品が二度と返ってこないことになる」ということを認識して勇気を持って断ること。</p> <p> 劇場型勧誘の場合には,「見ず知らずの人間から,自分にだけうまい話がもちかけられるはずがない」という冷静な判断をして相手にしないこと。</p> <p> シンプルな答えですが,これが本当に一番なんです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 今後も,今まで聞いたことのない儲け話や商品の勧誘がなされる危険がはらんでいます。</p> <p> いずれも,勧誘を断り,相手にしないことが一番です。被害が未然に防ぐことができるよう,みなさんも気をつけていただければと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/1202#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Sun, 12 Feb 2012 16:29:46 +0000 028632 1202 at http://www.osakaben.or.jp/blog 小学校への出張授業 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/1137 <p> この度,縁あって,大阪府下のとある小学校にて,「弁護士のお仕事」について授業をする機会を与えていただきました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> とはいえ,本来与えられた授業のテーマは「悪質商法による消費者被害」について。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そのテーマずばりを小学生に解説せよ,となると,これがかなり難しい。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> 世間では,様々な悪質商法による消費者被害がみられます。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 突然,悪質業者が自宅に訪問してきて,不要な物を高額で売りつけるといったケース。街中を歩いていると,突然声をかけられて,言葉巧みに店舗まで誘導され,これまた不要な物を売りつけられるケース(キャッチセールス),などなど。</p> <p> &nbsp;</p> <p> もちろん,正しく商売を行っている業者の方も数多くいらっしゃるので,これら商法の全てが悪質という訳ではありませんが,トラブルになりやすい商法,悪質業者が関与しやすい商法があるというのも事実。</p> <p> &nbsp;</p> <p> これまでにも,何度かご縁があって,こういった消費者被害問題について,教育機関で講義等をさせていただく機会がありました。大学であったり,専門学校であったり,高校であったり。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ですが,これまでは一番若くても高校生対象であったのが,今回は小学生相手の授業。</p> <p> &nbsp;</p> <p> これがかなり難しいものなのです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 高校生以上の,ある程度理解力のある方を対象とする講義であれば,身の回りで起こりうる消費者被害にもある程度の基礎知識を持っていることが多いので,それなりに専門的な用語を用いたり,多少難しい事例を説明する場合でも理解していただきやすいのですが,小学校の生徒さんにお話するとなると,専門用語を用いても分かってもらえませんし,難しい話なんかしたら,まるで興味をもってもらえないでしょう。</p> <p> &nbsp;</p> <p> どんな話をすれば興味を引きつけ,そして少しでも問題点を理解してもらい,その結果,弁護士の仕事や役割というものにも魅力をもってもらえるか。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 今,その授業の構成を考えるのに四苦八苦しています(笑)</p> <p> &nbsp;</p> <p> 小学校の授業といえば,せいぜい45分程度。講義をする側からすれば,本当にあっという間に時間が過ぎていってしまいます。</p> <p> &nbsp;</p> <p> でも,生徒さんにとっては,もしかしたら,生まれて初めて「弁護士さん」と接する機会になるかもしれない貴重な時間。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 退屈させることなく,わずかながらでも魅力をもってもらえるように頑張らないといけないなあ,と普段以上のプレッシャーを感じています(^^)</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/1137#comments あれこれ Fri, 02 Dec 2011 10:52:33 +0000 028632 1137 at http://www.osakaben.or.jp/blog 出会いについて感じること http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/1044 <p> 先日の投稿で,僕たちの司法修習修了10周年の記念同期会がもうすぐ開催されるとの記事を書かせていただきました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そして,去る9月3日から4日にかけて,熱海で1泊2日の大懇親会がついに開催されたのです。</p> <p> 久しぶりに再会した旧友やお世話になった教官の方々と,夜中まで積もる話で盛り上がり,とても楽しい時間を過ごすことができました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 当時はわずか1年半の短い修習期間でした(今はもっと短いのですけれど)が,その間の同期との出会いは,僕の人生にも大きく影響を与えてくれています。</p> <p> 例えば,僕の今の事務所の共同パートナーも修習時代の同期であり,もともとはこの修習時代の出会いがきっかけになっているのですよね。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> 人との出会いって,本当に大切ですよね。</p> <p> それぞれが大いに魅力のある個性を持っており,自分1人では決してできない経験ができたり,気づきを与えてくれます。</p> <p> 人間って,本当に他人によって支えられ,成長させてもらってるよな,と最近になって特に感じます。</p> <p> &nbsp;</p> <p> もっとも,10年振りに会った同期からは「(お前,当時と)ほとんど変わってないよねー」と言われっぱなしでした。</p> <p> &nbsp;</p> <p> まあ,「それって見かけが若いって意味だよね!」と自分で勝手に都合良く解釈していますが(笑),確かに,僕に関しては,この10年でどれだけ成長したのよ,と突っ込まれると,返す言葉が見当たりません。。。。</p> <p> &nbsp;</p> <p> とはいえ,そんな僕でも少しずつ,何らかの成長はしているのだと思います。</p> <p> 誰と出会い,そこからどうやって自分を磨くか,それは結局は普段の自分の意識の持ちようだと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 私が弁護士登録した当時は,まだまだ20代も前半の全くのひよっこでした。ですので,人との出会いは大切だ,と一般論では分かっているつもりでも,自分で新たな何かを得ようなどという意識付けは全くしていなかったように思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> それが,年を重ねるにつれ,出会いに対する大切さに関する意識が少しずつ変わっているように思います。</p> <p> 色んな人と出会う中で、何か少しでも自分を磨こうという意識をちょっとだけでも持つことで,人はどんどん前向きに成長していけるのだと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> 弁護士登録して10年目,僕にとって1つの節目の年を迎えました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 残念ながら,この間の成長度合いは,非常に緩やかなカーブしか描けていなかったようですが(^^;),次の10年,20年に向けて,人との出会いをもっともっと大切にして,成長していかないとだめだなあ,と思った次第です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> みなさんはいかがですか?</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/1044#comments あれこれ Wed, 28 Sep 2011 16:00:00 +0000 028632 1044 at http://www.osakaben.or.jp/blog もうすぐ10周年同期会 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/965 <p> 先日,内田先生が,10年前からの様変わりについてブログを投稿されていましたが,僕にとっては,今年が弁護士登録して丁度10年目の年になります。</p> <p> &nbsp;</p> <p> この業界では,いわゆる研修期間である司法修習を修了してから10年目,20年目の年に記念同期会が開催されるのが慣例となっているのですが,この9月に,僕たち同期の10周年記念の全体同期会が開催されることになっています。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 実務家登録10年目。。。。ホント早いですねー。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 10年経てば,それぞれがそれなりに専門性をもち,様々な分野で個性を発揮し始めています。同期の友人が,法律専門書の著者として名を連ねることもしばしば。そして,そんな同期が書いた本を読ませてもらうと,勉強になることはもちろん,同期の活躍から大いに刺激を受けますね。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 僕たちの年は,司法試験の年間合格者が約1000人の時代だったのですが,修習では,学生時代のようにクラス(組)分けがありました。当時は全クラスが14組で,1組あたり約70名でした。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 9月の全体同期会に,僕のクラスのメンバーが何名参加するのか詳しくは知らないのですが,先日(といっても数ヶ月前ですが),幹事から受けた中間報告では,僕の組は全14組中,2番目に出席表明が多かったとのこと!参加者が多いのはうれしいですね。それに,お世話になった担任教官も全員がご出席される予定とのことです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 修習修了後10年振りに会う友人も沢山います。10年経てば,いろんな意味で(笑)皆それぞれに変化していることでしょう。</p> <p> &nbsp;</p> <p> そんな同期や教官の方々にお会いできるのが本当に楽しみです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 次回のブログ投稿時期は,おそらくこの10周年同期会が終わった後になると思います。</p> <p> 同期会終了直後に,僕の同期の先生にリレーブログ担当日が回ってくれば,おそらく,この話題を取り上げられるのでないかと想像しているのですが(笑),どなたが投稿にされるにせよ,節目の10年目を迎えた僕たちにとっては,この記念同期会は非常に楽しみなイベントです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 久しぶりに友人と会って,大いに刺激を受けて,今後の更なるエネルギーにしたいなと思っています。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/965#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Thu, 28 Jul 2011 10:26:05 +0000 028632 965 at http://www.osakaben.or.jp/blog 台北に行ってきました http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/892 <p> 先日のGW,普段仕事でお世話になっている方々と4人で台湾(台北)に行ってきました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> もともとは非常に急なお誘いでした。</p> <p> 仕事の関係で,毎月1度は東京に行くことがあるのですが,今年の1月に開催された会議の帰り,たまたま帰りの電車が一緒になった方から,「実はGWに台湾旅行を計画しているのですが,一緒しませんか」とお誘いいただいたのがきっかけでした。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 皆さん,私より先輩の方ばかりで,私のような若輩者がその中に参加させていただいて良いのか,と一瞬は思いましたが,この電車で一緒になりお誘いいただいたのも何かのご縁だろう,ということで,「ぜひ!」とお願いし,メンバーに加えていただいたのです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> それぞれ住む場所が異なるため,大阪,名古屋,東京から各自出発し,現地台北で4人が合流する形となりました。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 台湾旅行は初めての経験で,観るもの全てが新鮮でした。</p> <p> 初めて訪れる場所であるため,まわった観光地は典型的な所ばかりでしたが,中でも目玉はやはり国立故宮博物院です。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 建物のスケール,展示物の多さには本当に圧倒されました。</p> <p> 私は中国も訪れたことはありませんが,北京の故宮博物院を訪問したことのある同行メンバーに聞いても,展示物の規模は比較にならないそうです。さすが,世界4大博物館の1つです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> ガイドブックと,館内でレンタルした音声ガイドを頼りに,「翡翠白菜」を初めとする代表的な所蔵品だけは見逃さないようにしながらも,全体的にはかなり駆け足で回りましたが,それでも3時間以上は館内を巡っていました。ゆっくりまわれば1日は優に過ごせると思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 台湾といえば,美味しい飲茶とマッサージです。特に今回の旅行(といっても実質2日だけですが)では台湾式マッサージを堪能しました。</p> <p> 日本ではほとんどマッサージ経験のない私ですが,せっかく台湾に来たのだからと,毎晩,足つぼや全身マッサージを堪能しました。足つぼマッサージは,どれだけの激痛に襲われるのかと,内心おそるおそるでしたが,予想以上に痛みはなく,非常に気持ちの良いものでした。「まだまだ健康やん!」と一安心しました(単に,マッサージ師が押さえる力を加減していただけかもしれませんけどね(笑))</p> <p> &nbsp;</p> <p> 旅の思い出は,ここでは書ききれないほど他にも沢山ありますが,私にとっては,普段仕事でお世話になっている方々とプライベートでご一緒できたことが一番の財産でした。</p> <p> &nbsp;</p> <p> 仕事だけではなかなかプライベートな話もできませんが,日本の喧噪を離れて一緒に過ごす時間をもつことによって親密になり,また刺激をいただける機会になります。こういった時間を共有することによって,信頼関係も築き上げられるのだと思います。</p> <p> &nbsp;</p> <p> たまたま一緒に乗り合わせた電車がご縁となり,参加させていただくことになった旅行でしたが,本当に楽しく,またいろいろな意味で有意義な時間を過ごすことができました。</p> <p> 今回同行させていただいた方とは,また別の企画も検討いただいています。このご縁を期に,さらに親睦を深めていきたいものです。</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> <p> &nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/57/entry/892#comments 旅行・出張 Tue, 31 May 2011 10:36:22 +0000 028632 892 at http://www.osakaben.or.jp/blog