弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62 ja 事例と対話で学ぶ「いじめ」の法的対応 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2344 <p>今年1月11日のブログで「書籍が出版されます」と宣伝しましたが、この3月、無事に出版されました。</p> <p>執筆・編集期間約2年。</p> <p>&nbsp;</p> <p>タイトルは、</p> <p>「事例と対話で学ぶ『いじめ』の法的対応」(エイデル研究所 発行)です。</p> <p><img alt="" src="/blog/sites/default/files/u62/thumb_dsc_0019_0.jpg" /></p> <p>子どもの権利委員会の中でも、いじめ調査の第三者委員会やいじめの対応に興味のある弁護士が有志として「いじめ問題研究会」を作って集まり、執筆したものです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>せっかくですので、内容をご紹介させて頂きます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>本書は、平成25年6月に成立した「いじめ防止対策推進法」と、</p> <p>同法に基づく「いじめ」へのあるべき対応を、法的に解説するものです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>1つめの特徴は「逐条解説ではない」です。</p> <p>重要と思われる条文を取り上げ、基本的な解説を行っています。</p> <p>教師、校長、保護者など、子どもに関わる様々な立場から出される質問に回答・解説を行う体裁になっています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>2つめの特徴は「事例検討を中心にしている」です。</p> <p>執筆者が過去経験した事例をもとに(当然、実際の事案から改変しています。)、その事例でどのように対応するかを実践的に学んで頂けます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>3つめ、そして最大の特徴は、「対話で学ぶ」です。</p> <p>保護者から相談を受ける立場(P弁護士)、</p> <p>学校(教育委員会)から相談を受ける立場(T弁護士)、</p> <p>子どもの権利を中心に調整して意見を述べる立場(C教授)、</p> <p>三者の立場から対話形式で検討を加えています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>議論を分かりやすくするため、</p> <p>少し誇張した表現もあるかもしれませんが、</p> <p>学校関係者のみならず、</p> <p>いじめに悩んでおられる保護者・子どもの立場からも、参考にして頂ける内容です。</p> <p>保護者の立場であれば、P弁護士を中心に、</p> <p>学校や教育委員会の立場であれば、T弁護士を中心に、</p> <p>内容を読んで頂くと、短時間で内容を把握することも可能ではないでしょうか。</p> <p>P弁護士、T弁護士、C教授によるディスカッションも含まれており、実務での最新の問題意識も学んで頂けます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>最後に、いじめ防止対策推進法施行3年後の見直しに向けた、弁護士からの提言を記載していることも特徴の1つです。</p> <p>いじめ防止対策推進法は、被害者となる子どもを中心に据えた点で、その意義は大きいものです。</p> <p>しかし、一方で、「いじめ」という非常に難しい事態への対応として、まだまだ検討すべきところも見受けられるように感じられます。</p> <p>そのような点を、実務家の立場で指摘させて頂きました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>内容はそれなりのレベルと自負しておりますが、</p> <p>180頁強とコンパクトにまとめております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今後、教育現場や保護者、子どもたち、多くの方々に読んで頂ければ、執筆者一同、これほど嬉しいことはありません。</p> <p>既に国の基本方針の見直しは3月に発表されましたが、今後も、法律の見直しの参考になれば、と思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>現在、子どもの権利委員会では、</p> <p>いじめ問題に止まらず、さらに広く、学校と保護者との関係のあり方にまで議論が展開しており、</p> <p>この秋にシンポジウムが実施される予定です。</p> <p>また、一部の有志では「いじめ」に関する出張授業も行っています(これも、できれば、さらに拡大させていきたいです)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>本書が気になられた方は、</p> <p>Amazonや楽天ブックスでも取り扱いのあるほか、</p> <p>お近くの書店等でもご注文下さい。</p> <p><a href="http://www.eidell.co.jp/book/?p=5186">http://www.eidell.co.jp/book/?p=5186</a></p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2344#comments 法律問題 Thu, 27 Apr 2017 00:19:24 +0000 031568 2344 at http://www.osakaben.or.jp/blog 司法修習生 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2332 <p>2月末から、当事務所に司法修習生が来ています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>司法修習生とは、</p> <p> 弁護士や検察官、裁判官になる前の段階で</p> <p> 実務の知識や技術を学んでいる立場</p> <p>と言えるでしょう。</p> <p>&nbsp;</p> <p>実務家に付いて実際の実務を経験します。</p> <p>弁護修習では、文字どおり弁護士に付いて歩きます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>司法修習生は、司法試験に合格していますが、</p> <p>この後、約8ヶ月後に行われる</p> <p> 司法修習生考試(いわゆる「二回試験」)</p> <p>に合格して、</p> <p>晴れて、実務家になる資格を得ます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私自身、今年初めて司法修習生を受け持つ担当となりました。</p> <p>まだまだ勝手が分からないところもあります。</p> <p>また、かつて自分も同じ修習生という立場にあったはずですが、</p> <p> 大阪修習ではなかったこと、</p> <p> 当時とはスケジュールも変わっていること、</p> <p>などもあり、戸惑うこともあります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そうは言っても、はや1ヶ月経過。</p> <p>&nbsp;</p> <p>依頼者の方のご都合もありますので、</p> <p>司法修習生に何をどこまでを経験してもらえるかはありますが、</p> <p>出来るだけありのままの弁護士の仕事を見てもらい、</p> <p>少しでも充実した修習にできればと思っているところです。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2332#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Tue, 21 Mar 2017 09:00:14 +0000 031568 2332 at http://www.osakaben.or.jp/blog 書籍が出版されます(予定) http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2313 <p>私が所属する子どもの権利委員会の中の</p> <p>いじめ問題研究会が執筆者となって</p> <p>書籍が出版される予定です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>タイトルは</p> <p>「事例と対話で学ぶ『いじめ』の法的対応」</p> <p>   (株式会社エイデル研究所 刊)</p> <p>といいます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、執筆とともに、事務局としても</p> <p>関わらせて頂きました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>内容は、</p> <p>平成25年に成立した「いじめ防止対策推進法」の基礎知識の説明から始まり、</p> <p>保護者側から相談を受けた弁護士、学校側から相談を受けた弁護士、そして、子どもの権利の立場から総括する教授という3名による対話形式による具体的事例の対応に関する解説、</p> <p>さらに</p> <p>「いじめ防止対策推進法」の3年後の見直しに対する提言</p> <p>というものになっています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>逐条的な解説ではありませんが、</p> <p>経験豊富なベテラン委員から新進気鋭の若手委員までが一丸となって議論し、</p> <p>いじめ対応で困っておられる保護者、学校現場、</p> <p>そして、なによりも</p> <p>「いじめ」の被害に遭ってつらい思いをしている子どもにとって、少しでもお役に立てるよう、執筆したつもりです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>現在は宣伝が先行しており、書籍は詰めの作業中ですが、早ければ1月末から2月ころにも発行される予定と聞いています(現時点で、予定としか言えないのがつらいところですが・・・)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>「いじめ」の相談を受ける弁護士の方にも、参考になる内容と思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>書店等でお見かけの際は、お手に取って頂ければ幸いです。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2313#comments 本・映画・テレビ Wed, 11 Jan 2017 09:07:13 +0000 031568 2313 at http://www.osakaben.or.jp/blog 再び趣味の世界 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2286 <p>最近、当ブログも筆者の方が増えております。</p> <p>油断して1度担当をスキップすると、</p> <p>次に書くのはずいぶん久しぶりな気もします。</p> <p>さて、今回は(今回も)</p> <p>まったく弁護士の業務には関係のないお話です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>先日の連休中、あべのハルカス美術館で開催中の</p> <p>「大妖怪展」に行ってきました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>この美術館に出向いたのは、</p> <p>夏休み期間中に「スターウォーズ展」を</p> <p>見に行って、2回目になります。</p> <p>(実は「スターウォーズ展」には2回行ったので、</p> <p> 正確に言うと3回目)</p> <p>&nbsp;</p> <p>小さいころから「ゲゲゲの鬼太郎」が好きで、</p> <p>水木しげる先生の妖怪の本をよく読んでいました。</p> <p>長じて今も、京極夏彦先生の小説をはじめ、</p> <p>妖怪・民俗関連の書籍をよく読みます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今ではけっこう前かもしれませんが、</p> <p>NHKの連続テレビ小説でも題材になっていましたね。</p> <p>&nbsp;</p> <p>会場では、水木しげる先生の描かれる絵の元ネタでもある、</p> <p>中世や江戸期の絵巻物や浮世絵、草紙など</p> <p>数多くの作品が展示されており、大変興味深いものでした。</p> <p>過去に何度か見たものもありますが、</p> <p>展示されている箇所が違ったりするので、</p> <p>それはそれで楽しめるものです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>妖怪といえば、最近ですと</p> <p>「妖怪ウォッチ」になるのでしょうが、</p> <p>こちらは残念ながら、ほとんど知らず、</p> <p>あまりピンと来ません・・・</p> <p>&nbsp;</p> <p>最後にミュージアムショップがあり、</p> <p>自分へのお土産に、Tシャツを購入しました。</p> <p><img alt="" src="/blog/sites/default/files/u62/thumb_2016101208050002.jpg" /></p> <p>開催期間は11月までですが、</p> <p>ちょうど展示が変わるようですので、</p> <p>時間があれば、また足を運んでみようと思います。</p> <p>その折には新たなお土産も買ってみようかと・・・</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2286#comments 旅行・出張 Wed, 12 Oct 2016 05:24:24 +0000 031568 2286 at http://www.osakaben.or.jp/blog 弁護士の仕事 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2115 <p>今年の当事務所の年賀状にも書いたのですが、</p> <p>最近、「人に教える」仕事が増えてきました。</p> <p>具体的には、研修や出張授業での講師です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ここ最近で言いますと、</p> <p>保険事故や成年後見、学校問題といった内容で、</p> <p>お話をさせて頂いております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士は、話すことも仕事のうちとはいえ、</p> <p>普段の仕事とは、やはり大きく違っています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>もちろん、普段の仕事の際から、</p> <p>相手の方に分かりやすく話す必要があるのですが、</p> <p>講師の場合、聴講されている方の様子が分かりますから、</p> <p>今の自分の話は、伝わっているだろうか?</p> <p>と不安を持ちながら、進めることになります。</p> <p>(寝ている人もよく分かる訳で・・・)</p> <p>&nbsp;</p> <p>中学生や高校生を対象にした出張授業の講師を務めることもあり、</p> <p>改めて、教師という仕事の大変さを感じることがありました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今月末には、弁護士会で、少年事件基礎研修の講師も行う予定ですが、</p> <p>ちょうど今、資料の作成が佳境を迎えています。</p> <p>実務に役立つような、分かりやすい資料を完成して、</p> <p>聴講された方に分かりやすいものになるよう</p> <p>努めていきたいと思います。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/62/entry/2115#comments Fri, 11 Mar 2016 01:02:29 +0000 031568 2115 at http://www.osakaben.or.jp/blog