弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98 ja ドラマ「CHEATチート~詐欺師の皆さん、まだまだご注意ください~」の法律監修をしました http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2546 <p>またまた、ドラマの法律監修話です。</p> <p>今回は、「CHEATチート~詐欺師の皆さん、まだまだご注意ください~」(読売テレビ・日本テレビ系列。本田翼さん主演)<a href="https://www.ytv.co.jp/cheat/">https://www.ytv.co.jp/cheat/</a></p> <p>の法律監修をしました。</p> <p>過去形になっているのは、番組は12月5日で最終話を迎えたからです。</p> <p>ただ、ネット等で配信されていますので、この本文をお読みになられてご興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ネット等でご覧ください。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、今回の法律監修を通しても、また、実務においても、感じますのは「詐欺は後を絶たない」ということです。ドラマの中で様々な詐欺が扱われています。特殊詐欺、なりすまし詐欺、チケット詐欺、フィッシング詐欺、美容商品詐欺、仮想通貨詐欺、地面師等、ドラマの中だけでも様々な詐欺が登場してきました。そして、実務においては、もっと、様々な詐欺事案のご相談を受けることが多いです。それだけ詐欺は身近なものだということです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ドラマの主人公は、だます人間を徹底的に追及をしますが、他方で、だまされる人間の鈍感さにもするどい批判の目を向けております。もちろん、詐欺は、だます人間が圧倒的に悪いです。が、他方で、人間が欲望を追求する限り、詐欺は草々になくならない現実もあります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そこで、ぜひとも、詐欺はなかなかなくならないし、身近に存在している、そのことをぜひ知っていただきたいと思ております。そして、「うまい話は早々転がっていない」ということを意識して欲しいと思います。ドラマがそのような契機になればいいなと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2546#comments 本・映画・テレビ Mon, 16 Dec 2019 15:00:00 +0000 041618 2546 at http://www.osakaben.or.jp/blog 弁護士のお仕事 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2523 <p>弁護士って何をしているのか・・・</p> <p>実はなかなか分かってもらえていないかもしれないなあと感じております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、弁護士さんは何をしているのですか?と聞かれると、</p> <p>1 紛争に関する相談、代理人</p> <p>2 刑事事件が起きた時の弁護人</p> <p>3 会社等関係の契約関係のチェック・相談・作成、顧問業務</p> <p>4 危機管理、コンプライアンス関係対応</p> <p>5 社外取締役・監査役等の外部対応</p> <p>6 その他(私がたまにしているドラマの法律監修等)</p> <p>と答えています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>が、このうちの3以下があまりピンと来ていない方が多いように感じます。確かに、1と2が主たる業務であることは間違いないのですが、今、様々な分野で法律や法律的観点が必要とされているように思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ダイレクトに法律が適用される場面ではないかもしれませんが、社会的影響等を考えて行う対応等について、弁護士がアドバイスをすることはよくあります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>地味に見える仕事ではありますが、社会が円滑に進んでいく際に少しはお役にたてるお仕事を弁護士はしている、と思っていただければと思います。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2523#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Sun, 28 Jul 2019 15:00:00 +0000 041618 2523 at http://www.osakaben.or.jp/blog ドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」の法律監修をしています http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2500 <p>本年1月19日から日本テレビ系列で放送が開始しました連続ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』(土曜22時~ 主演:坂口健太郎さん・川口春菜さん <a href="https://www.ntv.co.jp/innocence/">https://www.ntv.co.jp/innocence/</a>)の法律監修をさせていただいております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>前回のブログでも書きましたが、『リーガルハイ』(フジテレビ系列)、『グッドパートナー』(テレビ朝日系列)、『ヘッドハンター』(テレビ東京系列)、『リーガルV』(テレビ朝日系列)とドラマの法律監修はそこそこさせていただいているのですが、前シーズン(『リーガルV』)に引き続き、連続でドラマの法律監修をしたのは初めてです。最近1年の半分以上はドラマの法律監修業務をしていることになります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>法律監修の「地味な」業務内容については、前回のブログで書きましたので、今回は別ネタで。よろしければ、前回の10月29日のブログもご覧ください。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今回のドラマは刑事弁護に焦点を当てていますが、坂口健太郎さんが演じる黒川拓弁護士は、とことんまで事実や真実を追い求め続けます。この粘りこそがドラマの見どころでもあり、また、弁護士の「泥臭い根性」を描いているのではないかと思っております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士は、六法全書片手に、法律だけで話をする人種だと思われている方いらっしゃるかもしれませんが、弁護士は、現場と事実を大切にします。現場に出向き、雰囲気や状況をつかみ、依頼者の利益のため、とことんまで、事実を調べるという「泥臭い根性」とその実践を行っていると思います。この粘り強い「泥臭い根性」と実践があるからこそ、弁護士は、依頼者の方に信用され、また、その中で経験値を高めていけるように思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、普段の業務で、この粘りと「泥臭い根性」を最も大切にしておりますが、今回のドラマは、それをまさに主人公が演じてくれていますので、ドラマの脚本を読みながら、「黒川先生、頑張れ!」とついつい応援をしたくなったりしております(私の自己肯定かもですが。笑)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士が、決して、スマートにではなく、依頼者のために、一生懸命に、現場に出向き、事実を追い求め、法廷で闘う姿は、ぜひとも、皆さんに見て欲しいなと思います。そんな弁護士の姿は、決して、ドラマの中だけではなく、まさに、それこそが弁護士の本来の姿ですから。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、今回の「イノセンス~冤罪弁護士~」では、一生懸命に闘う弁護士の姿についても、注目していただければとと存じます。ぜひ、ご覧ください。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2500#comments 本・映画・テレビ Sun, 27 Jan 2019 15:00:00 +0000 041618 2500 at http://www.osakaben.or.jp/blog ドラマ「リーガルV」の法律監修をしています http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2486 <p>本年10月11日からテレビ朝日系列で放送されました連続ドラマ『リーガルV』(木曜21時~ 主演:米倉涼子さん <a href="https://www.tv-asahi.co.jp/legal-v/">https://www.tv-asahi.co.jp/legal-v/</a>)の法律監修をさせていただいております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>気が付けば、『リーガルハイ』(フジテレビ系列)、『グッドパートナー』(テレビ朝日系列)、『ヘッドハンター』(テレビ東京系列)とドラマの法律監修はそこそこさせていただくようになってきました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>昨今は、ドラマの法律監修といっても、脚本、小道具(ドラマの中に映る訴状等)、演技に関する分野と少し細分化してきております。『リーガルハイ』(フジテレビ系列)の法律監修時は全てやっておりましたが(大変でした・・・)、最近は、脚本を主とする法律監修という感じで、今回の『リーガルV』にもそのような立場として関わっております。その作業は、番組スタッフ(脚本家、プロデューサー等)とのドラマの題材・プロットの打合せ、初稿から始まり、準備稿・決定稿に至るまでのかなりの稿数の脚本の読み込みとリーガルチェックという感じで、地味なものです(笑。そもそも、実務の弁護士のお仕事が地味なものですが(笑。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そのような「地味な」業務ですが、私は、法律監修を楽しいなといつも感じています。それは、おお、これは面白いな、これは色々と感じさせるなとなるドラマ脚本やドラマの中には、「法律に関わるリアルさ」「法律に関わる人間としてのあり方や正義」に関わる要素があるからです。そして、ドラマを見た一般視聴者の方々もきっと何かを感じているように思います。なので、そんな何かを多くの方に与える「ものづくり」ドラマに少しでも貢献できるなら、それはうれしいことだといつも感じております。そこで、今回も「地味な」業務をコツコツと頑張っております(笑。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、今回の「リーガルV」にも、そんな「法律に関わるリアルさ」「法律に関わる人間としてのあり方や正義」が随所にちりばめられております。ぜひ、ご覧いただければと存じます。</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2486#comments 本・映画・テレビ Sun, 28 Oct 2018 15:00:00 +0000 041618 2486 at http://www.osakaben.or.jp/blog 法律ドラマ法律監修の「感覚」 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2448 <p>「リーガルハイ」(フジテレビ)、「グッドパートナー」(テレビ朝日)といったドラマの法律監修をさせて頂いておりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>テレビ関係の法律業務については、色々とさせて頂いているのですが、法律ドラマ監修については、上記法律ドラマの後は特にしていなかったのですが、今般、「ヘッドハンター」(テレビ東京)で少し法律監修をさせて頂きました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そして、久しぶりに、ドラマプロットやドラマ台本を読みながら、ストーリー展開を法的に論理的に正しくするための事実提案をする「感覚」を思い出しました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>通常の弁護士業務は、事実を拾い、事実を分析し、法的解釈をするものです。法律ドラマの法律監修においても同じような作業をするわけですが、一つだけ異なることがあります。それは、ドラマのストーリーに沿って、想定すべき結果を生み出すために「事実」を「作り出す」ことを提案するという業務があることです。この業務が普段の弁護士業務を見直す機会にもなっております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>つまり、ドラマにおいては期待すべき結果やストーリーがあり、そのような結果を生み出すために、様々な事実が必要となります。その事実を「作出」することが重要となります。この事実の作出と提案ということを通じて、普段の弁護士業務で行う事実を拾う、事実を分析するという作業がいかに重要かを振り返ることにもなっております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>やはり、弁護士にとって重要なのは、事実を見つめ、事実を拾い、事実を分析することなのだと思います。この地味で、コツコツとした作業を疎かにしないこと、そんな初心を大事にしていきたいと思っております。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2448#comments 本・映画・テレビ Sun, 10 Jun 2018 15:00:00 +0000 041618 2448 at http://www.osakaben.or.jp/blog