弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/all/201510 ja 11/13(金)いい遺言の日記念行事として、弁護士によるコメディ、講演及び無料法律相談会を開催します http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/4/entry/2054 <p>大阪弁護士会では4月15日を「良い遺言(いごん)の日」、11月15日を「いい遺言(いごん)の日」として毎年、記念行事を実施しています。本年も下記のとおり11月13日に「いい遺言(いごん)の日」の記念イベントと無料法律相談会を行います。</p> <p>&nbsp;</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/imce?app=nomatter%7Cimceload@imceInlineImceLoad#" title="テキストエリア へ送る"><img alt="iiyi_yan_nori_.jpg" src="http://www.osakaben.or.jp/blog/sites/default/files/u4/iiyi_yan_nori_.jpg" /></a></p> <p>当日は、弁護士劇団によるコメディと遺言・相続についての講演をいたします。その後、遺言・相続に関する無料法律相談会も開催いたしますので、ぜひ、お誘い合わせの上ご参加ください。</p> <p>&nbsp;</p> <p>日 時:平成27年11月13日(金) 午後1時~午後4時</p> <p>場 所:大阪市北区西天満1丁目12番5号<br />     大阪弁護士会館10階1001・1002会議室</p> <p>&nbsp;</p> <p>◇イベント「弁護士劇団ななころび」によるコメディ<br />  講演:「遺言・相続のポイント」 講師:豊芦 弘 弁護士</p> <p>&nbsp;</p> <p>◇遺言・相続に関する無料法律相談会<br />  午後2時45分からの開始を予定しております。<br />  相談時間:お一人30分まで</p> <p>&nbsp;</p> <p>参加無料・予約不要<br /> ※無料法律相談は遺言・相続に関する相談に限ります。</p> <p>&nbsp;</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1113.php" title="http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1113.php">http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1113.php</a></p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/4/entry/2054#comments Thu, 29 Oct 2015 06:06:29 +0000 blog-admin 2054 at http://www.osakaben.or.jp/blog 「なるほど広報室」で刑事訴訟の再審制度を勉強しました! http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/72/entry/2051 <p><img alt="" src="/blog/sites/default/files/u72/thumb_151026.jpg" /></p> <p>&nbsp;</p> <p>大阪弁護士会広報室の加藤慶子です。</p> <p>&nbsp;</p> <p> 当広報室は,定期的に司法記者クラブとの交流の場を持っており,<br /> 毎回著名な弁護士のゲストを記者と広報室とで囲む「居酒屋広報室」や<br /> 弁護士会からの広報関係を伝える「司法記者クラブとの昼食会」,<br /> 昨今話題の法律改正・社会問題について<br /> 短時間でその途のプロフェッショナルの弁護士から<br /> お得に学べる勉強会「なるほど広報室」などを開催しています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>前回の第2回「なるほど広報室」では,<br /> 鈴木一郎弁護士を講師として,「刑事訴訟法大改正」を学びました。<br /> <a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/72/entry/2017">前回の記事はこちら</a></p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>第3回目のテーマは,「再審のイロハ」と題し,<br /> 刑事訴訟での再審制度について勉強しました。<br /> 講師は,後藤貞人弁護士でした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>再審は,弁護士ですら実はほとんど馴染みがないところで,<br /> 記者にとっても情報はそれほど多くはない分野だと思われたこともあり,</p> <p>この途のプロフェッショナルである後藤貞人弁護士から<br /> 再審制度を体系的に学んでもらおうという企画でした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>再審といえば,先週金曜日(10月23日)に,<br /> いわゆる「東住吉事件」の再審開始決定(即時抗告棄却決定)という<br /> ビッグニュースが流れたばかりです。</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/4/entry/2049">大阪弁護士会の会長声明も即日発表されました。</a></p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>なお,「なるほど広報室」の開催された日の午後2時が</p> <p>「東住吉事件」の2名の刑の執行停止日時となっており,<br /> 大阪で記者会見が実施されるということで,<br /> 司法記者の方々は慌ただしい時間の合間をぬってのご出席でした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>後藤貞人弁護士の講義は,再審制度の基本理念が,</p> <p>法的安定性を破る実体的真実が発見された時の</p> <p>「無辜の救済」という点にあることから始まりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>審理方式が,請求審と再審公判の2段階構造となっていること,<br /> ただ,再審についての条文はほとんどないこと,</p> <p>請求審の判断が再審公判を拘束するか,などの解説がありました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p> また,再審請求の理由(刑事訴訟法435条)とされることが最も多い<br /> 435条第6号の解説がありました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>新規性の要件「新たに発見した」とは,<br /> 誰にとって新規か,他の証拠と併せて新規といえるか,</p> <p>という論点についての説明があり,<br /> また,「明らかな証拠」という明白性の判断基準について</p> <p>解説がありました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>そして,後藤貞人弁護士が,<br /> どのようにして再審請求に向けて新たな証拠集めをしているのか,<br /> 具体的実践の話がありました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>後藤貞人弁護士は,いろんな人に会い,</p> <p>遠方にも足を運んで関係者に話をきき,<br /> それを反訳して提出するという作業を積み重ね,</p> <p>証拠造りを積み重ねて,再審請求に至るそうです。</p> <p>&nbsp;</p> <p> 「東住吉事件」では,弁護団が,</p> <p>大阪弁護士会や日弁連の援助を受けながら膨大な費用と時間をかけ,</p> <p>実際に家を建て,現場を忠実に再現し,火を着けるという実験を行っています。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>再審請求の気合と根性を感じます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p> 後藤貞人弁護士からは,その他にも,<br /> 最近相次いだ再審事件の話に関連して,<br /> 裁判所や検察官の職業倫理について話が及んだり,</p> <p>&nbsp;</p> <p>被告人には自分が無実であってもきちんと自分を語れない,</p> <p>説明できない人が多いことを肝に銘じておくこと等の</p> <p>「刑事弁護のイロハ」の話も聞けました。</p> <p> 私にとっては,一言一句胸に刻みたくなるほど,ありがたいお話でした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>後藤貞人弁護士,本当にありがとうございました!!</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/72/entry/2051#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Mon, 26 Oct 2015 12:34:12 +0000 043475 2051 at http://www.osakaben.or.jp/blog MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1026」 今夜放送 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/99/entry/2050 <p>大阪弁護士会 広報室の北野知広です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」</p> <p>本日お送りする放送は、山口心平弁護士と樫元雄生弁護士のご出演です。</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/imce?app=nomatter%7Cimceload@imceInlineImceLoad#" title="テキストエリア へ送る"><img alt="dsc_0032_2.jpg" src="http://www.osakaben.or.jp/blog/sites/default/files/u99/dsc_0032_2.jpg" /></a></p> <p>&nbsp;</p> <p>山口心平弁護士は,家族ぐるみで熱心なラジオのリスナーとのことで、このたび念願の「ほないこか」出演を果たしました!<br /> この出演が決まり、親戚一同大騒ぎとなったようです!!ラジオについて熱いトークが繰り広げられました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会<br /> の樫元雄生弁護士を交えて、最近の暴力団の傾向ややり方などの話や弁護士が、一般市民の代理人となり、暴力団とどう交渉しているのか、一般市民の方が自分のトラブルで暴力団の人が関わっていると分かった時にどうしたらいいのか、などのためになる話が,話題にあがりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>本日の放送も、お楽しみに!</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/99/entry/2050#comments Mon, 26 Oct 2015 08:07:51 +0000 030579 2050 at http://www.osakaben.or.jp/blog 東住吉事件再審開始決定(即時抗告棄却決定)に関する会長声明を発表しました http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/4/entry/2049 <p>本日(10月23日)、東住吉事件再審開始決定(即時抗告棄却決定)に関する会長声明を発表しました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>【東住吉事件再審開始決定(即時抗告棄却決定)に関する会長声明】</p> <p>&nbsp;</p> <p> 本日、大阪高等裁判所第4刑事部は、いわゆる「東住吉事件」に関する再審請求事件につき、検察官の即時抗告を棄却し、再審開始を認めた大阪地方裁判所の決定を維持した。<br />  本件は、1995年(平成7年)7月22日、大阪市東住吉区内の家屋で火災が発生し、その家屋に居住する小学生が亡くなった事件である。小学生の母親と その内縁の夫とが保険金請求の目的によるものとして現住建造物等放火、殺人、詐欺未遂の事実で起訴され、2006年(平成18年)12月までに両名に対す る現住建造物等放火、殺人、詐欺未遂の罪による無期懲役の判決が最高裁で確定したが、2009年(平成21年)7月から8月にかけて再審請求が申し立てら れ、2012年(平成24年)3月7日、大阪地方裁判所第15刑事部が、両名に再審を開始する旨の決定を行っていた。<br />  本件は、検察官の推測した犯行と請求人らとを結びつける直接証拠が請求人らの自白のみであり、その任意性・信用性が激しく争われた事案である。この点、 再審開始を支持した今回の高裁決定は、「本件火災の原因として、自然発火の具体的可能性があることが明らかになった」と判断した上で、請求人らの自白が放 火方法という自白の核心部分において科学的見地から不自然・不合理な内容である上、本件火災時の客観的状況ともそぐわないこと、自白の重要部分に不自然・ 不合理な点が多く含まれ、変遷していることなどを指摘し、請求人らが本件犯行の犯人であると合理的な疑いを入れない程度に認めるだけの証明力はないと判断 した地裁の決定を維持した。あわせて、請求人らの自白の採取過程における問題点にも言及している。<br />  本件では、これまでの多数の冤罪事件と同様、客観的事実の軽視と自白強要、自白偏重の捜査の弊害が問題となっている。また、石油化学、燃焼工学及び自動 車工学等の専門家の意見を不当に過小評価し、その内容が詳細であるという理由だけで安易に自白を根拠に有罪にした確定判決の問題性も改めて明らかにしたも のである。<br />  そもそも、自白したとおりの方法で放火行為をなし得るのかについての検討は、検察官が起訴前に周到に行っておくべきものであり、確定判決においても客観的事実と科学的知見に基づき真摯に検討されるべきであったが、それらは一切行われなかった。<br /> そのため、弁護団が当会や日弁連の援助を受けながら膨大な費用と時間をかけ、現場を忠実に再現した上での実験や車両からのガソリン漏れの可能性についての 論証を行ってきたのであるが、このような努力を弁護側が行わなければ無罪を得られない現在の我が国の刑事司法には重大な欠陥が存すると言わざるを得ず、取 調べの可視化をはじめとした刑事司法改革を推し進めなければならない。<br />  既に請求人両名が身体を拘束されてから20年が経過している。<br />  検察官に対し、今回の棄却決定に対して特別抗告を行うことなく速やかに再審公判を開始させるとともに、執行停止決定に基づき両名を釈放するよう求めるものである。</p> <p>&nbsp;</p> <p>                                 &nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;&nbsp; 2015年(平成27年)10月23日<br />             &nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;  大阪弁護士会 &nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 会長 松 葉 知 幸</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/4/entry/2049#comments Fri, 23 Oct 2015 06:15:58 +0000 blog-admin 2049 at http://www.osakaben.or.jp/blog キャリーバッグ http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/114/entry/2048 <p> 取っ手と車輪が付いているキャリーバッグは,出張や旅行の時にとても重宝します。ところが,キャリーバッグは使い方に気を付けなければ他人にぶつけてしまうこともある上に,ぶつけてしまった時には,荷物が詰まっているキャリーバッグが重たいので大ケガにつながる恐れがあるようです。そのため,国民生活センターも注意喚起(<a href="http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20091202_1.htm">http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20091202_1.htm</a>l)を行っていますが,それでもキャリーバッグを曳いていた者と歩行者との事故が多く発生しているようです。昨日発行された判例雑誌(判例時報・平成27年10月21日号)にも,そのような事故に関する裁判例が掲載されていました(東京地判平成27年4月24日)。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>  この裁判例では,キャリーバッグを曳く者は,「曳いているキャリーバッグが他の歩行者の歩行を妨げたり,それに躓いて転倒させることがないよう注意すべき義務を負う」と示されていて,私も含めキャリーバッグを使う者としては,気を付けたいものです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <p>  国民生活センターは,キャリーバッグを曳く者に対して,大要,以下の点に注意するよう呼びかけています。</p> <p>・ キャリーバッグが長い物であることを自覚すること</p> <p>・ 人通りの多い場所では曳かずに手で持つか,曳く場合であっても自分の近くで曳くこと</p> <p>・ 段差のある場所では手を離さないこと</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/114/entry/2048#comments Fri, 23 Oct 2015 03:21:48 +0000 047907 2048 at http://www.osakaben.or.jp/blog