弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/all/201803 ja 「ほうりつのがっこう」今年も開催しました http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/155/entry/2435 <p>2018年3月28日(水)に小学生向け法教育イベント</p> <p>「ほうりつのがっこう2018」を開催しました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今年も多数の生徒さんに参加していただきました。ありがとうございます。</p> <p>&nbsp;</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/imce?app=nomatter|imceload@imceInlineImceLoad#" title="テキストエリア へ送る"><img alt="img_2733.jpg" src="http://www.osakaben.or.jp/blog/sites/default/files/u4/img_2733.jpg" /></a></p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、「ほうりつのがっこう」は午前の部、午後の部と分かれています。</p> <p>午前の部では「裁判所見学」「弁護士事務所訪問」を行い</p> <p>午後の部では「模擬裁判」を見て、被告人が有罪か、無罪かを話し合いました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>今年の新しい試みは午後の部の「模擬裁判」を行ったことです。</p> <p>&nbsp;</p> <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/imce?app=nomatter|imceload@imceInlineImceLoad#" title="テキストエリア へ送る"><img alt="img_2752.jpg" src="http://www.osakaben.or.jp/blog/sites/default/files/u4/img_2752.jpg" /></a></p> <p>今までに中学生向けに模擬裁判を行ったことはありましたが、小学生を対象にした模擬裁判は初めてでした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そのため、「話し合いの時間は大丈夫だろうか。」「内容として分かりやすいだろうか」というような不安がありました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ところが、実際に行ってみると、反応が思ったよりもよく、活発な意見交換が行われており、さらに、話し合いの結果の発表を聞くと、非常に良く考えられ、証拠も細かく見ていることが分かりました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>こちらが思っているよりもずっと生徒たちは積極的でした。</p> <p>&nbsp;</p> <p>アンケート結果も良好で、うれしかったのは</p> <p>「楽しかった」ことの理由として「みんなと話し合えたから」「考えることができた」というものが多かったことです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>これこそ、法教育として伝えることの一つではないかと思っています。</p> <p>「様々な角度からのいろんな意見があって、それを互いに尊重して、また考える。」</p> <p>&nbsp;</p> <p>もちろん、いろいろと改善しなければいけないことはあると思っていますが、個人的にはよいイベントになったと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>来年も頑張って開催したいと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/155/entry/2435#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Fri, 30 Mar 2018 04:31:08 +0000 043166 2435 at http://www.osakaben.or.jp/blog 専門性と総合性 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2434 <p>いつもメディアのことばかり書いてきたのですが、たまには本業のことを書いてみようと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>私は、企業法務(企業に関する法律関係業務。大企業から中小企業まで)、個人法務(交通事故、相続、離婚、債務整理等)、刑事事件と、それなりに幅広い業務を扱っております。いわゆる専門性というの領域もありますが(メディア関係、知財、労務、不動産)、全般的に色々な業務に携わることで、視野も広くなり、また、幅広い対応ができるのではないか、それがひいては、専門領域の腕の向上にもなるのではないかと思い、「専門性かつ総合性」ということを意識的に行っております。基本的には「たこつぼ化しない」ことを意識しております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ただ、これは、「なんでも屋さん」になりがちな危険性を有していることも事実です。社会の多元化や専門化に伴い、弁護士というだけでは何の専門性にもならないことは事実であり、より専門性を磨いていくべきことは現在の弁護士に求められていることだと思います。そして、各弁護士が専門性を有することはもはや大前提と言ってもよいかと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>それでも、私は、あえて、「たこつぼ化しない」こともこんなご時世の中でも重要だと思っております。弁護士は「リサーチ屋さん」「契約書作成屋さん」ではなく、代理人となって全人格を投入して依頼者のために闘う存在であることに第一義的存在意義があると思うからです。そのため、幅広く知見・経験を高めることが重要ではないか、そう感じております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>とはいえ、専門特化していくことも重要であり、「専門性と総合性」の両立が可能かどうか、このことは色々と試行錯誤していこうと思っております。</p> <p>&nbsp;</p> <p>何よりもクライアントのためになる(ひいては社会貢献にもつながる)弁護士になるためには、どのような弁護士であるべきか、試行錯誤していくしかないかと考えている今日この頃です。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/98/entry/2434#comments 法律問題 Sun, 18 Mar 2018 15:00:00 +0000 041618 2434 at http://www.osakaben.or.jp/blog クロージングトーク http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/111/entry/2433 <p>今年最初にブログを投稿して2ヶ月が経ちました。</p> <p>3年前、初めてこのブログを担当したときに、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」というタイトルで記事を書きましたが、年々そのスピードは速くなっているような気がします。</p> <p>&nbsp;</p> <p>さて、私はいわゆる「街弁」で、離婚、遺産分割、交通事故といった日常生活に生じるトラブルの解決を法的に支援するのが主な仕事です。</p> <p>日常生活で生じるトラブルは感情面への配慮が欠かせませんが、感情面への配慮をしつつ当事者間で(全面的にとまでは言わないとしても)納得のいく解決ができたときは、大変嬉しいです。</p> <p>&nbsp;</p> <p>そして、依頼いただいた案件が終了すると、当然終了にあたってのご挨拶(クロージングトーク)をするわけですが、これがなんて言ったらいいのか悩みます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>弁護士になってからしばらくは「何かあったらいつでもきてください」と言っていました。</p> <p>ただあるとき、なんとなくその方がトラブルに巻き込まれるニュアンスがあるような気がして、言葉足らずじゃないかと思うようになりました。</p> <p>考えすぎと笑われるかもしれませんが。</p> <p>それ以来、「この先、弁護士に依頼することがないことを祈ってます。」と付け加えるようにしています。<br /> こう言うのがいいのか悪いのかはわかりませんが。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ここまで書いて何が言いたいかといえば、弁護士は言葉を使う職業なので、一言一句言葉に気を使っています。うまくいかないときももちろんあります。でも、間断なくどんな言葉を使うのがベストなのかを考え続けています。</p> <p>それは言葉が人の幸せを守ることも与えることも生むこともできるし、人の幸せを奪いまた命も奪うことができるということを専門職として自覚しているからだと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>これからも言葉の持つ強さ、恐さを考えながら、仕事に取り組みたいと思います。</p> <p>&nbsp;</p> <p>「言葉の中に、話し手の心の状態と人格と気質が見える」(プルタルコス)</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/111/entry/2433#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Mon, 12 Mar 2018 10:22:18 +0000 039110 2433 at http://www.osakaben.or.jp/blog