弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/all/201911 ja ♪もしかして…デビュー?♪ http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/216/entry/2543 <p><a href="http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/216/entry/2528">前回の記事</a>で,マリンバについて書かせていただきました。今回は,その続編です。</p> <p>&nbsp;</p> <p>夏に祖父たちとマリンバの先生のコンサートに行ってきました。祖父を,住んでいるサービス付き高齢者向け住宅(以下「サ高住」といいます)に送って行くと,サ高住の相談員さんが出迎えてくださいました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>「どちらに行かれたのですか?」と聞かれたのですが,ちょうどサ高住の玄関にコンサートのポスターがあったので,「これに行ってきました。こちらの先生にマリンバを教えていただいているのです。」と答えました。すると相談員さんは喜んで,「では,ぜひここのクリスマス会で演奏してほしい。」とおっしゃるのです。「え!私の演奏を聞いたこともないのに&hellip;いいのだろうか?」という思いが一瞬頭をよぎったものの,元気に「はい!」と答えてしまいました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>マリンバの先生に報告したところ,「いよいよデビューですね!」とおっしゃってくださり,ボランティアで演奏をされている生徒さんを紹介してくださいました。その方が,童謡やクリスマスソングを勧めて下さいました。マリンバの音は木のぬくもりを感じるとともに,高音域はベルのような音も聞こえます。童謡やクリスマスソングにピッタリ!</p> <p>&nbsp;</p> <p>念のため,祖父に演奏する曲は何が良いのか尋ねると,「そうやね~,『天然の美』か『東京音頭』はどうやろ。」という答えが返ってきました。えっ『東京音頭』?音頭は少しイメージが違う&hellip;。『天然の美』に至ってはどんな曲か見当もつかない&hellip;。この二曲はムリかもしれないと思いました。ともあれ,どうにか時間を割いて,童謡とクリスマスソングの練習を始めました。</p> <p>&nbsp;</p> <p>サ高住の相談員さんに,クリスマス会の日程を確認したところ,「えーと,12月のいつかです。もしかして,クリスマス会ではなく大みそか会になるかもしれません。」え,大みそか会になるかもしれないの?と思いながら,デビューに向けて,『ふるさと』と『ジングルベル』の練習をしています。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/216/entry/2543#comments Tue, 19 Nov 2019 05:48:58 +0000 045615 2543 at http://www.osakaben.or.jp/blog 限定承認について http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/162/entry/2542 <p>相続についての相談で,「亡くなった人に負債があるかどうかが分からないのだが,仮に負債があった場合その分を相続しないで,財産のみ相続する方法はないか。」という質問を受けることがときどきあります。</p> <p>人が亡くなったとき,その相続人は,相続をするかしないかを選ぶことができます。相続する旨の意思表示を承認,相続しない旨の意思表示を相続放棄と言います。そして,亡くなった人の財産から負債を引いたときに,プラスが残るなら相続するが,債務超過になるのであれば相続しない,という意思表示を限定承認と言います。</p> <p>債務超過であることが明らかであれば相続放棄をすれば足ります。相続放棄は裁判所で手続を行う必要がありますが,それほど複雑な手続ではありません。</p> <p>他方,限定承認は,裁判所で手続をする必要がある上,債権者らに向け,一定の期間内に請求の申出をすべき旨の官報公告をしなければならず,公告期間が過ぎた後は,債権者らに弁済をしなければなりません。また,相続財産を売却する必要がある場合は,原則として競売に付す必要があります。加えて,相続財産に土地等が含まれており,亡くなった人が取得したときよりも時価が上がっていた場合,「みなし譲渡所得」という税金がかかります。</p> <p>このように,限定承認は相当の手間と費用がかかるため,これまでは債務超過かどうかはっきりしない場合でも,相続放棄の手続がとられることが多かったのではないかと思います。実際,限定承認の件数は相続放棄よりはるかに少ないのです。</p> <p>しかし,それでも,今後は限定承認が増えると思います。亡くなった人と相続人が疎遠で,負債の有無がよく分からないケースが増えているからです。</p> <p>悩ましい場合は,やはり一度弁護士とよく相談して,もっとも合理的な手段を検討すべきと思います。</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/162/entry/2542#comments 法律問題 Wed, 13 Nov 2019 11:49:49 +0000 049953 2542 at http://www.osakaben.or.jp/blog 出張授業のための準備 http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/155/entry/2541 <p><span>大阪弁護士会では<span>大阪府下の高校を対象に、無料で弁護士を派遣して出張授業を行っています。詳しくは下記URL。</span></span></p> <p>&nbsp;</p> <p><span><a href="http://www.osakaben.or.jp/01-aboutus/committee/room/lowroom/02.php" target="_blank">http://www.osakaben.or.jp/01-aboutus/committee/room/lowroom/02.php</a></span></p> <p>&nbsp;</p> <p><span>この出張授業ですが、平成29年度では300クラスを超える申し込みがありました。</span></p> <p>&nbsp;</p> <p><span>私が高校生の時には、こんなことはなかったので、今の高校生はいいなぁなんて思ったりもします(この派遣事業は平成22年度から開始しております)。</span></p> <p>&nbsp;</p> <p>しかし、人に教えるからには自らも準備をしなければなりません。</p> <p>準備をしない人はいませんし、自分が知っている分野であったとしても確認をして、備えます。</p> <p>&nbsp;</p> <p>ところが、法律の世界も日々新しくなっていきます。</p> <p>新しい考え方が導入されることもありますし、新しい社会問題が浮上することもあります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>新しい社会問題に対応する場合、時間をかけて準備しますが、今後同じテーマでの申し込みが予想されて、たくさんの講師が必要になると想定される場合、準備を共有化、つまりは講義案としてまとめることになります。</p> <p>&nbsp;</p> <p>こうした講義案のまとめも大変な仕事だったりします。</p> <p>&nbsp;</p> http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/155/entry/2541#comments 大阪弁護士会、弁護士のこと Wed, 06 Nov 2019 03:09:07 +0000 043166 2541 at http://www.osakaben.or.jp/blog