「21世紀の裁判所」−裁判所委員会への期待
これまで、裁判所は皆さんにとって遠い存在でした。できれば関わりたくないものの代表であったといえるでしょう。
しかし、今回の司法改革の潮流の中で、裁判所のあり方も大きく変わろうとしています。裁判員制度によって、市民の皆さんが裁判官と一緒に判決を考えることになります。裁判所は、皆さんにとってとても身近な存在になるでしょう。
それだけではなく、現在、裁判所の運営に市民の声を反映させるため、地方裁判所委員会と家庭裁判所委員会が活動をしています。裁判所の中に市民の声を入れることで、裁判所のあり方は大きく変わっていきます。
そこで、このたび、近畿地方の6府県の裁判所委員会から委員にお集まりいただき、裁判を利用した者が裁判所に対して何を期待しているのか、裁判所はその期待にどのようにして応えていけばいいのか、皆さんと一緒に考えるシンポジウムを開催いたします。
是非、多数ご参加ください。
開催要領
日 時 2005(平成17)年2月19日(土)午後1時〜4時
場 所 大阪弁護士会館 4階中会議室
進行予定
- 講演「裁判所委員会に期待すること」
土方健男氏(共同通信メディア局次長)
- 報告「裁判所委員会の運営の状況」
大阪地方裁判所委員会委員長
鳥越健治大阪地裁所長
大阪家庭裁判所委員会委員
- 報告「裁判所に期待するもの」−利用者の声
クレジット・サラ金事件
性差別問題・医療過誤訴訟
- 意見交換
共催:日本弁護士連合会・近畿弁護士会連合会・大阪弁護士会
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