陪審制度を復活する会 主催 / 大阪弁護士会 後援
連続セミナー
陪審制を学ぶー国民の司法参加としての裁判員制を問う 第5弾
日本では戦前に陪審裁判が行われていましたが、戦争の激化に伴って陪審法は停止され、そのまま現在に至っています。現在立法化が進められている裁判員制度は、市民が主体的に司法に参加するシステムとしては、陪審制に較べて非常に不十分なものです。そして、既に制定されている陪審法をどうするのかも明確にされておらず、裁判員制度と陪審制度との関係がどうなるのかといったことは全く議論されておりません。
このセミナーの第1弾から第4弾は、2002年より昨年にかけ、各界より講師を招き多彩な内容で実施してきましたが、好評につき第5弾を企画しました。講義の後には講師を交えて、お菓子とお茶を楽しみ、そして音楽を聴きながらの楽しい懇談の時間も用意しています。皆様のご参加を心からお待ちしております。
記
- 日程
2005年3月〜7月の毎月1回土曜日
第1回 (3/12) 「『刑事訴訟法一部改正法』及び『裁判員法』の内容と問題点」
〜陪審制度と比較して〜
講師 石松竹雄(当会代表世話人・大阪弁護士会所属弁護士)
第2回(4/2) 「『疑惑』は晴れようとも−松本サリン事件の犯人とされた私」
〜松本サリン事件の冤罪被害者が被害の実態をつぶさに語る〜
講師 河野義行
第3回(5/7) 映画「真昼の暗黒」
〜昭和26年に山口県の村落で発生した強盗殺人事件の記録を題材として〜
第4回(6/4) 「取調の実態とその可視化(録音録画)の方策」
取調可視化運動の第一人者から、その現状―密室裁判に固執する者は誰か―を聞く
講師 小坂井久(大阪弁護士会所属弁護士)
第5回(7/2) 「虚偽の自白はどうしてつくられるか」
供述心理学の先駆者から虚偽の自白の生成過程を聞く
講師 浜田寿美男(奈良女子大学教授)
- 時間
13時開場、13時30分〜16時30分
- 場所
西本願寺津村別院(北御堂会館)ホール
地下鉄御堂筋線「本町」駅下車 A階段2番出口左側すぐ
(住所)大阪市中央区本町4丁目1−3
- 会費
1回1000円(菓子代含む)
但し5回連続参加の場合4000円/学生は1回500円
※会費は当日受付にてお支払い願います
- 申込み方法
住所・氏名・電話番号及び受講希望日を明記の上、郵送・メール・
FAXにてお申込み下さい
- 申込先及び問合先
樺島法律事務所内 陪審制度を復活する会事務局
TEL 06-6365-1847 FAX 06-6365-1822
大阪市北区西天満3-8-13 大阪司法ビル301号
E-mail m-kaba@kabashima-law.jp
ホームページ http://www.baishin.sakura.ne.jp
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