近弁連シンポジウム
『阪神・淡路大震災10年後の検証〜日本の住宅の安全性は確保されたか〜』
住宅は、雨露をしのぎ地震や台風などの災害から住む人の命や身体を守るための器です。しかし、耐震性能や防火性能など安全性に関する最低限の機能が確保されていない住宅は、地震が起きたとき、そこに住む人を押しつぶし、隘路を塞ぐ「凶器」と化してしまうのです。
6400人もの死者を出した阪神・淡路大震災は、未曾有の「天災」と言われていますが、その犠牲者の多くが、実は、既存不適格住宅や欠陥住宅という「凶器」による「人災」の被害者だったとしたら・・・。
あれから10年を経た今年、神戸の地においてシンポジウムを開催します。
神戸大学による震災犠牲者の遺族の方々に対するアンケートや聴き取り調査を通して、被災者の声に改めて耳を傾け、「住宅の安全性を確保すること」の重要性を再確認します。パネルディスカッションでは、阪神・淡路大震災の木造被害を教訓として高耐震住宅問題を研究されておられる学者の方、建築行政に携わる神戸市の担当者の方、耐震改修のあり方を模索しておられる建築士の方などをお招きして、この10年間において「住宅の安全性を確保する」ためにどのような取組みがなされてきたか、なされてこなかったかを総括します。
地震大国日本では、いつ、どこで、どんな地震が起きても不思議ではありません。そのとき、住宅を「凶器」にしないために、今できること、すべきことは何か、一緒に考えてみませんか。
日時 |
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2005年5月28日(土)午後1時00分〜午後4時00分 |
場所 |
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兵庫県弁護士会館講堂(JR神戸駅より徒歩10分) |
主催 |
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近畿弁護士会連合会 |
共催 |
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日本弁護士連合会、兵庫県弁護士会、大阪弁護士会、京都弁護士会 |
パネリスト |
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金沢工業大学名誉教授 鈴木有氏
神戸市建築指導部安全対策室 増淵昌利氏
一級建築士 萩尾利雄氏 ほか |
参加費 |
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無料。
事前にお申し込みください。 → 申し込み用紙
当日参加も受け付けますが、資料等が不足する場合はご容赦ください。 |
連絡先 |
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近弁連消費者保護委員会事務局(TEL:06−6364−1227) |
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