7月24日(月)午前10時〜午後4時に「電話機リース110番」電話相談を行います
- 実施の趣旨
2005年12月6日,経済産業省において「悪質な電話機等リース訪問販売への対応策について」が発表されたのをはじめとして,近年、高齢者を含む個人事業者等を狙った電話機等リース訪問販売に係る苦情相談が増加しており、中には悪質な事例も多数見受けられます。
例えば,国民生活センターのPIO−NET情報によると,電話機類のリースに関する苦情件数は2000年が2618件であるのに対し,2004年には7132件に達しております。
しかしながら,被害者が形式的に事業者であること,契約形態が割賦販売ではなくリース契約の形態をとっていること等から,供給会社(サプライヤー)やリース会社が特定商取引法や割賦販売法の適用を拒否することも多く,十分な被害救済が図れているとは言い難い状況です。そのため,一部悪質事業者が消費者保護法令の適用を回避すべく,かかる分野に新規参入するという悪循環が生じ,上記の被害増につながっているものと思慮致します。
これら「電話機リース問題」については,当委員会委員においても個別に取り組みをされているところですが,被害規模が大きく,また,高齢零細事業者等の被害が多いことから,被害者の専門家へのアクセスが不十分で,被害事例の暗数がなお存在するものと推測されます。去る5月31日,京都弁護士会により,「電話機リース110番」が実施され,多数の相談が寄せられた旨の情報提供がありました。
このようなことから,下記要領にて,電話機リース110番を実施します。
- 調査対象
消費者や中小零細事業者に対する電話機(関連機器を含む)のリース契約の勧誘実態。
記
日 時 |
: |
平成18年7月24日(月)午前10時〜午後4時 |
場 所 |
: |
大阪弁護士会(4階小2会議室) |
テーマ |
: |
「電話機リース110番」 |
電話番号(3台) |
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代表番号:06−6362−1166 |
相談担当者 |
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大阪弁護士会消費者保護委員会委員 |
実施責任者 |
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消費者保護委員会副委員長 五條 操
Tel06−6203−5855 |
実施の要領 |
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上記の時間帯に電話にて、被害情報等の収集、相談活動等を行います。 |
問合せ先 |
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大阪弁護士会委員会担当室
消費者保護委員会 担当事務局 (武田)
TEL 06−6364−1227
FAX 06−6364−0252 |
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