大阪弁護士会の活動

大阪弁護士会人権賞

今までの受賞者

大阪弁護士会人権賞は平成13年度から実施しております。これまでの受賞団体をご紹介いたします。

第20回(令和3年1月6日)

★ 特定非営利活動法人 こえとことばとこころの部屋

受賞理由

元日雇い労働者など生きづらさを抱えた人々の流入する街、釜ヶ崎を拠点に幅広い活動を展開し、「釜ヶ崎芸術大学」や喫茶店およびゲストハウス事業など、「であいと表現の場」を提供することにより、一人ひとりの関わり合いを大切にする活動を続けておられ、今後も更なる活躍が期待されるため。

★ 特定非営利活動法人 子どもセンターぬっく

受賞理由

緊急一時避難場所となる子どもシェルターや、自立援助ホームの開設など、 義務教育を終えて行き場を失った、10代後半の若年者の人権を守るための活動を続けておられ、今後も更なる活躍が期待されるため。

★ NPO法人 Silent Voice

受賞理由

新型コロナウイルスの影響で、ろう者・難聴者にとってコミュニケーションの阻害要因となるマスクの着用が当たり前となりました。コロナ禍でより孤立感を深めている全国の聴覚障害児に対し、オンライン授業の提供等の孤立防止のための活動に取り組まれており、今後も更なる活躍が期待されるため。

第19回(令和2年3月24日)

★特定非営利活動法人 Queer&Women’s Resource Center(QWRC)

受賞理由

LGBTなど性的マイノリティの当事者支援を重点に、当事者に対する情報提供や個別のニーズに対応した支援活動を十数年にわたり続けてこられ、今後も性的マイノリティの人権の保護・促進に向けて更なる活躍が期待されるため。

★特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ

受賞理由

LGBTなど性的マイノリティに対する職場での偏見や差別をなくし、生きやすい社会を作ることを目標に掲げ、企業向けの啓発活動を重点とした活動を展開してこられ、今後も性的マイノリティの人権の保護・促進に向けて更なる活躍が期待されるため。

第18回(平成31年1月19日)

★RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)

受賞理由

受賞団体は、庇護を求めて来日しながら、入管施設での長期収容をはじめ、極めて困難な状況に置かれて苦しむ難民等に対して、法的支援や生活支援を続けて来られました。同時に、人権の視点に立つ政策提言や市民に対する啓発活動にも精力的に取り組んでおられます。難民申請が増加する一方で、極めて低い難民認定率と公的支援の欠如が定着した状況下でのその活動は、非常に意義のあるものと評価しました。

第17回(平成30年1月23日)

★一般社団法人 よりそいネットおおさか

受賞理由

受賞団体は、厳しい財政状況にあっても、スタッフの努力により全国の矯正施設に足を運んで大阪への帰住希望者との面談を行う等、地道な活動を継続しておられます。犯罪をおかした高齢者・障害者等の再犯防止と社会復帰が喫緊の課題とされているにもかかわらず、出所者が抱える困難の現状や社会復帰支援の必要性・重要性がまだ十分に認識されていない中、その活動は非常に意義のあるものと評価しました。

第16回(平成29年1月17日)

★NPO法人 西淀川子どもセンター

受賞理由

受賞団体は、子どもと親の相談室や文庫の設置、夕食をともにするサテライト事業、学習サポート、暴力防止プログラム(CAP)によるワークショップなどを通じて、人間関係や学習面で悩みをもつ子どもたちが、気軽に安心して地域の子どもたち同士や多様な大人と出会う居場所づくりを行っておられます。
また、学校教員とも連携したり、同法人で支援を受けた子どもがサポーターとして同法人での活動に関わったりするなど、地域と社会への広がりを持っていることも高く評価できます。これまでの業績を称え、かつ、これからの活躍に期待を込めて授賞します。

第15回(平成28年1月25日)

★ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)
(大阪市中央区)

受賞理由

受賞団体は、働く女性の地位向上や差別の是正のために、20年にわたり国内だけでなく国際的な視野で活動を続けておられます。
女性の権利保障について十分な対応がなされていないわが国において、継続的かつ積極的に活動していることは高く評価できます。これまでの業績を称え、かつ、これからの活躍に期待を込めて授賞します。

★特定非営利活動法人大阪精神医療人権センター
(大阪市北区)

受賞理由

受賞団体は、精神科病院における人権侵害の防止や精神障がい者の権利擁護のための活動を続けておられます。
精神障がい者に対する偏見と差別が根強く残る社会において、その権利擁護のために30年にわたり継続的かつ積極的に活動していることは高く評価できます。これまでの業績を称え、かつ、これからのさらなる飛躍を期待して授賞します。

第14回(平成27年1月20日)

★特定非営利活動法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西
(大阪市浪速区)

受賞理由

受賞団体は、人権擁護の観点からひとり親家庭に対する支援活動を実施し、特に、おしゃべり会の開催や支援者のための相談員養成講座の開講、ひとり親家庭の支援制度の充実を行政に働きかけるなど、ひとり親とその子どもたちが、社会のなかで差別されることなく暮らせるようにするための支援活動に力を入れておられます。ひとり親家庭の親と子の精神的な支えとなり、また、税制などの制度面の改善について自治体へ働きかけるなど、社会的な運動を行っている点も高く評価しました。

第13回(平成26年1月21日)

★公益財団法人とよなか国際交流協会
(大阪府豊中市)

受賞理由

受賞団体は、人権擁護の観点から国際交流活動を実施しており、とりわけ「母語教育活動」については受賞団体スタッフの自主的かつ独自性のある活動内容となっており、また、受賞団体の20周年という節目を契機にさらに社会に幅広く自らの活動をアピールしたいという応募動機について、これを積極的に評価しました。さらに、行政からの受託事業ではあっても、人権擁護という観点から活動を行っていることは、他の同種の団体と異なる活動であるとして高く評価しました。

第12回(平成25年1月22日)

★大阪過労死を考える家族の会
(大阪市阿倍野区)

受賞理由

世界的な不況が長引く中、我が国においても企業間競争がますます激しくなり、過労死が年々増加し、特に、大阪においては全国の認定件数の1割を占める状況 にあり、こうした状況を変えていくには、1企業、1個人の努力だけでは困難である。過労死遺族らが中心となって結成された受賞団体は、こうした喫緊の課題に ついて、「過労死防止基本法」の制定を求めて、署名活動、議員要請活動など精力的に取り組んでおり、こうした活動を高く評価した。

第11回(平成24年1月17日)

★特定非営利活動法人大阪被害者支援アドボカシーセンター
(大阪市天王寺区)

受賞理由

同団体は、経済的・人的資源が少ない組織体制でありながら、事件・事故の被害者等に対する直接的支援により被害者等の精神的ケアや情報提供を行い、被害者 が元の平穏な生活を取り戻すための支援を行なっており、支援を受けた被害者等はもちろん、被害者支援に関わる他の関係機関からも敬意と厚い信頼を寄せられ ていることに裏付けられているとおり、犯罪被害者の支援という比較的歴史の浅い人権問題において重要な役割を果たされており、本賞の過去の受賞団体を見て も今まで表彰されていない分野の団体であるし、今後は被害者の精神的なケア活動を深めて、加害者との対話なども活動に取り入れた被害者支援を期待することができる。

第10回(平成23年1月18日)

★社会福祉法人大阪児童福祉事業協会アフターケア事業部
(大阪市天王寺区)

受賞理由

児童福祉施設等を退所した子どもの自立支援のため、居場所や就労先の開拓などのフォローアップなど献身的に尽力されている。

★性暴力救援センター・大阪【通称:SACHICO】
(大阪市阿倍野区)

受賞理由

医療機関や医師、弁護士などと連携して24時間体制で救護活動を行うなど新たな活動の発展を期待し、その活動の重要性が認められる。

★NPO法人介護保険市民オンブズマン機構大阪
(大阪市東成区)

受賞理由

介護サービスの向上に関心のある市民に専門研修を行い、市民オンブズマンとして介護現場に派遣する活動を通して、利用者と事業者との間にいっそうのコミュニケーションや理解を促し、施設におけるよりよい介護サービスの実現に寄与している。

第9回(平成21年12月1日)

★韓国の原爆被害者を救援する市民の会
(大阪府豊中市区)

受賞理由

同団体は、在韓被爆者はじめすべての在外被爆者に対する国家補償の実現、在韓被爆者はじめすべての在外被爆者への不平等・差別の是正、在韓被爆者への直接的支援、在韓被爆者問題の発信と問題解決に向けて重要な役割を果たされている。

第8回(平成20年12月2日)

★スクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク
(特定非営利活動法人,大阪府守口市)

受賞理由

同団体は、スクール・セクシュアル・ハラスメントの被害を受けた子どもや教師に対する支援活動(付き添い、裁判支援など)を中心に、学校・教育委員会での研修会での講師を務めたり、スクール・セクシュアル・ハラスメントの防止プログラムを提供するなどして、その防止・根絶に向けて積極的に活動されており、子どもや教職員が安心して安全に学校生活が送れるような環境づくりにむけて非常に重要な役割をされており、その活動は非常に意義のあるものである。

第7回(平成19年12月4日)

★大阪ダルクアソシエーション
(特定非営利活動法人,大阪市淀川区)

受賞理由

薬物依存症に罹患した人が社会の一員として復帰できるように、通所施設を運営し、グループミーティング、昼食作り等の活動を行い、さらに薬物依存から離脱するための面談相談、電話相談を行う等、薬物汚染のない社会実現のための活動に尽力されており、その活動は非常に意義のあるものである。

第6回(平成18年12月19日)

★児童虐待防止協会
(特定非営利活動法人,大阪市中央区)

受賞理由

同協会は、児童虐待を防止するために、医療・保健・福祉等の専門職が電話相談にあたるという「子どもの虐待ホットライン」を中心的な活動として、1990年から、大阪において活動を行ってきている団体である。電話相談以外には、大阪府の委託事業として虐待についての研修を行い、保健所等と連携して、母親のグループケアを行うなどの活動がある。また、2006年10月からは、子ども専用虐待ホットライン(キッズライン)を開設している。親による子どもの虐待は、昨今の社会問題であり、今後も、虐待する親及び虐待される子からの電話相談にのりながら、その予防を行う活動は、非常に意義があるため。

第5回(平成17年12月2日)

★聖フランシスコ会(ふるさとの家)
(社会福祉法人,大阪市西成区)

受賞理由

同団体はホームレスの方々の人権擁護の為に、サポート活動として、生活保護受給手続についての支援・受給後の見回り活動等の活動を行い、ホームレスの方々を保護する活動に尽力され、その活動により人権擁護に果された功績が誠に顕著であるため。

★ろくな者じゃの会
(大阪市中央区)

受賞理由

同団体はホームレスの方々の人権擁護の為に、サポート活動として、ホームレスの方々の凍死防止を目的として、寝袋配付活動を行い、ホームレスの方々を保護する活動に尽力され、その活動により人権擁護に果された功績が誠に顕著であるため。

第4回(平成17年1月5日)

★性暴力を許さない女の会
(大阪市東淀川区)

受賞理由

「性暴力を許さない女の会」がおこなっている啓発活動は、性暴力に関する情報を広く提供することによって、社会に根強く蔓延する強姦神話を払拭しようとするものであり、真の被害者保護を実現するための重要な取り組みである。

第3回(平成16年1月6日)

★草の根ろうあ者こんだん会 デフ・ワークス
(大阪市生野区)

受賞理由

草の根ろうあ者こんだん会は、ろうあ者の戦争体験の聞き取りや生活相談、手話講習などの草の根の活動を続けている大阪の聴覚障害者グループであり、2003年に20周年を迎えた実績ある団体である。デフワークスは、この草の根ろうあ者懇談会のメンバーが1995年の阪神淡路大震災で被災された人々、特に障害を持つ人々への支援をきっかけに、1997年に設立したろうあ者の共同作業所で、学習講座の開催や生活相談の実施、就労の場をつくる活動に取り組み、草の根ろうあ者懇談会と協働して、ろうあ者がおかれた社会環境を向上させる活動を行っている。

第2回(平成15年1月6日)

★コリアボランティア協会
(大阪市生野区)

受賞理由

94年1月の発足以来、前身のコリア文化ホール(92年7月発足)のフリースペースとケアの理念を受け継いで、「民族・国境・ハンディを越えて」、制度のわくからはずれるなど、社会の底辺で困窮する障害者・高齢者・マイノリティのため、ニーズに応じて、無償のケアを実施。野外生活者の自立支援(生活保護取得など)とかけ込み寺、震災などの被災者の個別訪問ケアと避難所提供、困難の中のオーバーステイ者の支援、ストーカーなどの被害者の保護とかけ込み寺、孤立する弱者の保護と支援など、生活ケアと人権の擁護に取り組む。

第1回(平成14年5月4日)

★女のかけこみ寺 生野学園
(特定非営利活動法人,大阪市生野区)

受賞理由

DV被害女性や子供たちの相談、緊急一時保護事案、自立援助事業、退所者支援事業などを行う民間シェルターとして、1998年3月から活動を行ってきた。

★スペースえんじょ
(大阪府茨木市)

受賞理由

かけ込みシェルターとして、DV被害の女性と同伴の子どもを保護、その数は6年間に200人以上にのぼった。
避難施設、長期滞在施設は常に10人前後は利用してる。ボランティアサポートメンバーによって、女性の心身の回復に手を貸し、人生再建へのプログラムへ向け支援する。社会へDV情報を発信し、平等社会実現のための活動を展開している。多くのDV被害者の生命を救い、自立のための活動へ貢献した。

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