もうすぐ開幕 プロ野球!!
はじめまして、高砂健太郎と申します。
初めてブログなるものにチャレンジします。正直、何を書こうか悩みますが、3月中旬ですし、もうすぐ開幕するプロ野球の話をしたいと思います。
プロ野球好きの方にとっては、開幕(3月20日パ・リーグ開幕、26日セ・リーグ開幕)は待ち遠しいのではないでしょうか。
私も、待ち遠しく思っている一人です。
私は、大阪生まれ、大阪育ちで、司法修習中(簡単に言うと、司法試験合格後、実務家になるための研修期間中)のわずかな期間を除いて大阪を離れたことのない人間です。当然ながら、阪神タイガースファン・・・・・・と思いきや、なぜか、熱烈な西武ライオンズのファンなのです。
大阪在住の方から、パソコン越しに、なんでやねん!と、つっこみが聞こえてきそうです。
もともと、父親が熱烈な近鉄バッファローズファンでしたので、小学生のころ(=80年代前半)、私は、近鉄バッファローズ子供会なるものに入会していました。そして、子供会割引を使い、度々、日生球場や藤井寺球場に行っていました。
近鉄バッファローズといろいろなチームとの試合を観戦していましたが、印象に強く残ったのが、近鉄ではなく西武ライオンズなのです。
当時の西武ライオンズには、野武士のような力強いオーラのある太田卓司選手(三振しても決してどうじない態度がかっこいい!)、一本足打法の片平晋作選手、史上最強のワンポイントリリーフアンダースロー左腕永射保選手(左打者の背中から大きく曲がって外角に決まるカーブは圧巻!)、髭が特徴的なアンダースロー投手の松沼兄選手(通称「あにやん」)等、個性的な選手が多かったのです。しかも、強い。
その勇士をみて、素直にかっこいいと思い、近鉄ファンに囲まれたスタンドで、近鉄の帽子を被りながらも、西武ラインオンズへの思いを膨らませていったわけです。
しかし、大阪の西武ライオンズファンならではの悩みもあります。
まず、子供のころ、阪神戦や巨人戦なら、テレビ観戦ができても、西武ライオンズがテレビで見られるのは、基本的にはオールスター戦と日本シリーズくらいです。稀にKBS京都放送で西武戦を放送していたのですが、そのときはUチャンネルを手で回して、ザワザワと画面が揺れる中、目を細めて観戦していました。
最近はケーブルテレビが発達しましたので、当然のように、西武戦をテレビ観戦するためだけにこれに加入しました。ところが、ここでも問題発生。私が加入するケーブルテレビは、基本契約を締結しただけでは、他のほとんどの試合はテレビ観戦できても、西武ライオンズの主催ゲームを見ることができないのです。結局「J+スポーツ」というオプションを申し込み、追加料金を払うはめになりました。これには妻も呆れていました。
また、野球の話をしてもわかってくれない、わかってもらえてもくいついてもえない点も悩みです。最近ですと、雄星選手が騒がれ、わかってもらえるのですが、子供のころ、「永射(保選手)が、リー(ロッテのリー選手)にカーブだけで三球三振を採ったシーンよかったよな」等と話しても、友人たちは、ポカーンとするばかりでした。
あと、野球の話題になり、どこのファンと聞かれ、西武ライオンズというと、なぜ西武なのかと必ず聞かれます。正直言うと、きっと二度と会うことはないだろうという人としゃべっているときに、面倒くさくなって、「阪神ファン」ですと流して答えたことは人生に数回あります。ゴメンナサイ。
一番つらかったのは、86年阪神タイガース日本一のときです。
セ・リーグでは阪神タイガースを応援しているので、タイガースが勝つのは嬉しいのですが、この年だけは別でした。ご存じのとおり、この年の日本シリーズの相手が西武ライオンズだったからです。
当時の大阪は、ご存じのとおりタイガースフィーバーで沸いていました。その熱気は、各学校の教室にまで及んでいました。当時、私は小学校6年生。タイガースフィーバーに沸く我がクラス。バース選手のホームランを興奮気味に話す友人たち。その中で息をひそめる私。大阪の西武ファンは同じ思いをしたのではないかと思います。
プロ野球の話といいつつ、結局は大好きな西武ライオンズの話だけをしてしまいました。今年も、ケーブルテレビのオプション料金を払った分を取り戻すよう、西武戦テレビ観戦に励む予定です。
私と同じように大阪在住だけど、生粋の西武ライオンズファンだという方、実は私もライオンズトークをする人を探していたという方がいらっしゃれば、是非ともライオンズトークをしましょう。