2017年6月29日 (木)
国家とは
今回はドラマのことを書こうと思います。
先週あたりで春のドラマは大体終了しましたが、私は、いつものとおり、色々なドラマを見ておりました(笑)。
別にドラマの法律監修をしているからドラマを見ているわけではなく、純粋にドラマが好きなのです。
「あなたのことはそれほど」、「CRISIS」、「リバース」、「小さな巨人」と、なかなか見ていて面白かった作品が多いように感じました。
その中でも「CRISIS」は、国家とは何ぞやということを突き付けていて、見応え満載でした。
「この国の未来のために」とテロに走る少年たち、その少年たちを抹殺する国家、国家に都合が悪いことは全てもみ消して国家組織、「自分には子供は2人いる。1人くらいいなくなっても問題はない(1人が国家のための犠牲になることは厭わない)」と話をする総理大臣
国民一人ひとりよりも国家という抽象概念や組織、体面を保つことに国家の存在目的があるということなのであれば、国家とは何なのでしょうか。
「CRISIS」は、国家そのものを取り上げるなかなかチャレンジングなドラマであったように感じました。