マンガ道
僕がこのブログを書いている理由の一つは,
弁護士のことをもっと知って欲しいからです。
弁護士だって,
仕事でつかれて,「もう,やだ!ヽ(`Д´)ノ」ってなることもあるし,
恋に破れて,「もう,やだ!ヽ(`Д´)ノ」ってなることもあるし,
マンガをお母さんに勝手に捨てられて「もう,やだ!ヽ(`Д´)ノ」ってなることもあるんです。
僕の場合は,結局,捨てられる前に確保できましたけど・・・
っていうか,26歳で,かつ,弁護士にもなって,
母親に勝手にマンガ捨てられそうになってプリプリ怒ることになるとは,
本当に情けない・・・・
全て,僕が部屋を片付けないのがよくないんですけど。
今回は,母とのハードなネゴシエートの結果,
一部のマンガの処分を条件として,
大事なマンガの永住権を獲得できた記念として,
僕的「読まないで死んだら,後悔する」マンガを紹介します。
なんの脈絡もないけど,
もういい加減書くネタもないもの!
まず,はじめにご紹介するのは,あずまきよひこの「よつばと!」す。
論より証拠。
公式サイトでためし読みできるので,
読んでみてください。
http://www.yotuba.com/yotu_comics.html
中身のネタに触れずにこのマンガの面白さを説明することは難しいのです。
でも,僕は,とにかく,疲れたときや,恋に破れたときは,このマンガを読みます。
よつばと!の世界は,僕らの世界のどっかにありそうだけど,
どこにもない世界を描いていて,
掛け値なしに明るい世界です。
ただ,「とーちゃん,リア充じゃね?」(リア充=リアルが充実してる人のこと)とか考え出すと,ちょっと落ち込みます。
しかし,よつばと!を読んでる間だけは,僕もリア充だぜ。
次は,古いマンガですが,こうの史代の「夕凪の街 桜の国」です。
ってか,何がいいかなーって探ってたら,出てきました
このマンガをぺらぺらとめくってると,
しおり代わりに使っていた「立命館生活協同組合」のレシートが出てきました。
どうやら,大学生の僕は,このマンガを生協で2005年11月25日16時08分に,定価800円のところを生協価格の1割引720円(税込み756円)で購入したらしいです。
しかし,このレシートをみて思い出すのは,
僕が京都市バスに乗っている情景です。
僕は,このマンガを帰宅前に買って,
バスの中で読んだのです。
僕は,バスに乗るほかの人たちに,
何かを語りたくて,
でも,何を語ればいいのかもわからなくて,
泣きたいような気もするけれど,
泣くのは違うだろうと思うから,
必死に自分の中のわけの分からない気持ちと戦っていました。
このころの僕は,司法試験に合格して,
あと少しだけ残された大学生活を
どんなふうに過ごそうかと考えていたころでした。
そんな人生におけるスキマ時間に
ぐいぐい入ってきたマンガでした。
戦争ってなんなん?
原爆ってなんなん?
とか考え出すと,
全く考えがまとまりませんが,
考えないことが一番こわいと思います。
ぜひ,みんなに読んで欲しいマンガです。
最後は,受験生男子にオススメのマンガです。
山口貴由の「シグルイ」です。
まあ,残酷無残時代劇なので,
相応の耐性のある人以外は読まないほうがよいです。
内臓とかいろいろ出てくるし。
でも,この山口氏の一連の作品群に共通してるのは,
「死に者狂いの男達」を描こうとしていることと思います。
正気にては大業ならず。
この一言にこのマンガの熱さがこめられています。
「隻腕の剣士の刃は骨を断つことが出来るのか?
盲目の剣士の刃は対手(あいて)に触れることが出来るのか?
出来る
出来るのだ」
自分が司法試験の勉強をしていたときは,本当に死ぬ気で勉強していました。
お尻から血を噴き出しながら勉強してましたし。
合格した後に病院に行ったら,潰瘍性大腸炎と診断されました。
彼女もいて,お金もあるリア充受験生も多いと思います。
でも,僕は,彼女もいなくて,お金もない,でも必死にがんばってる受験生を応援します!
がんばれ!
ああ,あと,密かにわがまち枚方が舞台の「ラブやん」とか,「以下略」とか,「バクマン」とか,「おおきく振りかぶって」とか,「けいおん!」とか,面白いマンガはいっぱいあるのに,書くヒマがない!
長々と書きすぎました。
この続きはまた今度!
書くネタがなくなったときに!