2010年4月28日 (水)
げ?ひ?
明日からGWですね。いいお天気になりますように♪
さて、タイトルの「げ?ひ?」
これだけではなんのことやらさっぱり??ですが、「げ」か「ひ」か、
民事事件の判決のときに固唾を呑んで聞く一文字なのです。
給付判決の場合、原告の請求が理由のない場合の主文は「原告の請求を棄却する。」であり、原告の請求が理由のある場合の主文は「被告は、原告に対し・・。」となるので、主文の一文字目で勝訴か敗訴か分かってしまうことが多いのです。
ちなみに刑事事件は、有罪の場合「被告人を、・・に処する。」、無罪の場合「被告人は、無罪。」となるので、有罪か無罪かが分かるのは4文字目「を?は?」となります。
どんな事件であっても判決を聞くのは大変緊張しますが、最初の一文字が読み上げられる瞬間が緊張のピークです。
先日も判決の言い渡しがあり、平静を装ったつもりですが、顔に出てただろうな・・・。