Dropbox
ほとんどの弁護士は家に帰っても仕事をしています。
私も事務所で途中まで書いた書面を保存して、家で続きを書くことがあります。
途中まで書いたファイルを家で開くためには、usbメモリに保存して持って帰ったり、GoogleDocにコピーペーストして保存したりしていました。
usbメモリの場合には、準備したメモリを家に持って帰るのを忘れたり、逆に家から事務所に持っていくのを忘れたりすると大変な事になります。また、一旦ファイルを事務所の記録保存用のフォルダに保存して、その後、usbメモリにコピーする事になるので面倒です。
裁判所に提出する用の書面は一太郎で起案するので、googledocには直接アップできませんし、wordファイルに置き換えてアップするか、一太郎の書面をコピーペースト擦る必要があります。また、レイアウトが崩れるので、一太郎のファイルに戻すときにレイアウトをしなおすために手間がかかります。
どちらも手間が掛かるので不便でした。
最近は、Dropboxを使うようになり、ずいぶんと手間が省けるようになりました。
Dropboxの利点としては、ファイルの種類を選ばない、ファイルをドラッグするだけでいいのでとても簡単です。さらに、一太郎ではファイルを保存する時に2ヶ所に保存する設定があるので、ひとつは記録保存用のフォルダに保存し、ひとつはDoropboxのフォルダに保存しておくだけで済みます。
自宅のpcにもDropboxをインストールおけば、事務所のDropboxのフォルダに保存して有るファイルが同期されているので、後はそのファイルを編集することができます。
usbメモリを持ち歩く必要もありませんし、ファイルをコピーペーストしたり、他のファイル形式に転換する必要もありません。
また、Dropboxはiphoneでも使えるので、出先でもファイルの内容を確認することができます。ただし、iphoneでは一太郎形式のファイルは開くことができないので、ファイルの転換をしないというメリットはないので、私はあまり使っていません。
そんなわけで、Dropboxのおかげでずいぶんと便利にはなりましたが、だからといって、仕事がはかどるかといえば、やっぱりそんなことはないという話でした。