落としたら壊れます。
私は、ストラップをつけようがつけまいが、携帯をよく落とします。
バッテリのふた?も欠けていますし、傷だらけです。
最近では、綺麗にデコレーションされてキラキラしている携帯も多い中で、私のは、申し訳ないくらいかわいくありません。
機能的にも、突如画面が暗くなったり、なぜかこの携帯のみ電波が悪かったりなど、いまいちだったりもしますが、ちょっと待てば画面は明るくなりますし、コツさえつかめば全然問題なく使えるのです。
携帯を落とすと、慌てふためいて拾い上げて携帯の電源等チェックする人もいる中で、慣れている私は、携帯を落としたところで、「なにか?」といった様子で、落ち着き払って悠然と拾います。
先日も、いつものように路面に携帯をおとしてしまったのですが、毎回のことなのでまったく慌てず、優雅に拾い上げ、バッテリパックも落ちたので、慌てず装着して電源を入れました。
が、電源がはいりません。
もう一度長押してもうんともすんともいいません。
しかし、慣れている私は、この時点でもちっとも慌てませんでした。
少し残念だったのは、その後、合流を予定していた同期と合流できなかったことでしょうか。
携帯に甘んじていたので、合流先をちっとも聞いていなかったのです。
「近くまで行ったら連絡するわ」よく使う言葉です。
また、翌日に友人と会う約束をしていましたので、待ち合わせに若干の不安を感じましたが、運よく、「着いたら連絡するわ」という待ち合わせではなく、「12時半、紀伊国屋BIGMAN前」という待ち合わせをしていたので、出会えないはずもなかろうと、念のため、しっかり携帯の充電をした上で就寝しました。
翌朝、携帯の様子を見ようと手にとったところ、火傷しそうなほどに熱くなっていました。
火傷どころか、発火するのではと恐怖を感じ、慌てて充電器のコードをコンセントから引っこ抜いたうえで、携帯を遠くに放り投げました。
携帯の状態を確認しようにも、あまりの熱さに、しばらくは持つこともできませんでした。
おそらく、この時点でわたしの携帯は完全に逝ってしまったのだと思います。
1年半の命でした。わずかな望みをかけて修理にだしましたが、復旧の可能性は低いでしょう。
長年培ったデータも全て失うことになります。
SDカードでバックアップをとるというわずかな手間すら面倒くさがり、一切バックアップもとっていないからです。
携帯に不安を感じた時点でバックアップをとればよかったと悔やみましたが、後の祭りです。
余談ですが、翌日の友人にも出会えませんでした。
その後、奇跡的に友人と合流できましたが。
紀伊国屋のビッグマン前がこんなにも広いなんて。
最近のアイフォンやスマートフォンなどは、つるっとしている上に、従来の携帯に比べても若干大きく、手のひらに収まり悪いように思うのですが、落としたりしないのでしょうか。