夏休み
毎日毎日暑いですね。
先月、夏休みをいただいて、スイス&イタリアに行ってきました。
現地に住んでいる友人を利用した格安旅行です。
ヨーロッパもかなり暑いだろうと覚悟を決めていったのですが、
確かに日差しのきつさは大阪以上だったものの、びっくりするほど湿度が低く、さわやかで、非常に快適でした。
日中でも日陰にはいると涼しいですし、夜間はクーラーなしで快適に過ごせます。
とはいえ、日中は汗ばむ陽気で日差しもきついので、やはりサングラスは必需品です。
ところで、真夏の日本女性の必需品といえば、サングラスよりも日傘。
というわけで,現地でも日傘をさすつもりだったのですが,
周りを見渡しても日傘を差している人は1人もいません。
友人にも,恥ずかしいから日傘はささないでねといわれました。
どうやら,日傘を差すのは、貴婦人だけ、つまり、非常に気取った場違いな人に思われるようなのです。
それでも、あまりの日差しのきつさに、
貴婦人と思われてもかまわない!と,友人の制止もふりきり日傘をさしたのですが、
「オーアンブレラ!」
と笑われただけでした。
わたしの持参した日傘は、いわゆる晴雨兼用、しかもカラスのように真っ黒なものだったので、
どうやら、日傘どころか、晴天なのに雨傘さしてる変な日本人に思われてしまったみたいです。
他にも習慣の違いはいろいろあります。
たとえば,日本では,食事にいくと、大皿をみんなで取り分けて食べる光景をよく目にしますよね。
小皿もたくさんいただけます。
しかし、現地ではこれは大変お行儀の悪いことらしいのです。
私のお皿は私のもの。
最初から最後まで自分の頼んだ自分のお皿を食べるのです。
友人からも,こちらには取り分ける習慣はないので,せめて小皿を頼むのはやめてねといわれました。
しかし、私としては,やっぱり友人のリゾットをつまみたい。ニョッキをつまみたい。
ということで、小皿を貰わずに、大皿を、こっそり時計周りに回して、みなで分け分けすることにしました。
現地の友人は、もちろん、この時計回りには参加しませんでした。
わたしは,たくさんの味を満喫できる,取り分けて食べる習慣が好きです。
こんなにいいことづくしの方法なのに,なぜ,採用しないのだろうと思いました。
特に,ピザやパスタなどは量も多いし,最初から最後まで同じ味だと,飽きてしまうと思うのですが。
あるいは、7歳の女の子がとても大人っぽく色っぽく、見つめられてどきまぎしてしまったこともありました。
あちらの女の子はすでに女性なのですね・・・。
大人なのに惨敗です。
これは別に習慣の違いとは関係ありません。
今回は,現地の友人も一緒にいたこともあって,改めて文化の違いを感じた発見のある旅でした。
他にもいろいろあるのですが,長くなりますので,またの機会に。