2010年10月8日 (金)
悪人
悪人という映画を観ました。
モントリオール映画祭で、深津絵里さんの演技が話題になった作品です。
とても重い内容の映画でした。
世間で悪人と呼ばれる人は、本当に悪人か。
犯罪さえ犯していなければ、悪人ではないのか。
犯罪さえ犯せば、悪人なのか。
そういったテーマが根底にある映画でした。
よく刑事弁護に対して、特に被告人も罪を認めているような事件において、なぜ犯罪を犯した人を弁護するのか、という質問がなされることがあります。
そういった疑問について、いくつかある答えのうちの1つを示唆する映画のように思います。