いびきが大きい方、睡眠は十分に採れていますか。
久しぶりにブログに投稿します。
司法修習期間中(司法試験合格後の言わば研修期間)のクラス旅行でこんなことがありました。
夜ベロンベロンになるまで酔っぱらい、そのまま旅館の一室で寝てしまいました。
部屋割では、確か5人くらいの仲間たちがいるはずだったのですが、朝起きると、私以外部屋には誰もいませんでした。
仲間たちを探したところ、隣の修習仲間の部屋に3人発見しました。
仲間たちに「なんでや!」と言っても、仲間は言いにくそうにしていました。
それに、まだ2人見つかりません。
そこで、もともと私が寝ていた部屋に帰り、なにげに押入を開けると、残りの2人がいるではありませんか。
ようやく気づいてしまったのです。(気づくのが遅すぎる!!)
そうです。私のいびきが大きすぎて、(特にお酒を飲み過ぎて普段以上の音量になったものと思われ)とても、皆同じ部屋で寝ることが出来なかったのです。そして、隣の部屋に寝ることが出来なかった仲間は、やむを得ず押入で寝たそうです。
修習生活が始まって1ヶ月くらいしか経っていない段階でのクラス旅行。昔からの友人同士ならなんとでもなるのですが、これから親しくなろうとする段階、申し訳なく、また、めちゃくちゃ恥ずかしかったです。
それから4年が過ぎ、大きないびきの原因が判明しました。
「無呼吸症候群」でした。病院で調べてもらったところ、最大で89秒間寝ている間に息がとまっており、一晩の睡眠中、130回以上無呼吸状態に陥っていたのです。
睡眠時に、扁桃腺に緊張感がなくなり、上気道を塞いでいき、それが大きないびきにつながり、そして、完全に塞いだときに無呼吸状態になるとのことでした。
しかも、無呼吸解消直後、必然的に大きな呼吸を伴うため、その度に覚醒してしまい、全くといっていいほど、深い眠りにつけていないとのことでした。
病院から、CPAPと呼ばれる睡眠時に鼻から空気を送りこむ機器をお借りしました。鼻から送り込まれた空気圧により上気道がふさがらなくなり、無呼吸状態は解消しました。
同じ睡眠時間でも、昼間の眠気がなくなったり、寝起きが断然によくなったりと、とても効果がありました。そして、妻曰わく、いびきもなくなったとのことです。
慣れればどうってことない機器ですし、保険診療もききます。深い睡眠をとれば、次の日快適に過ごせます。
私と同じような経験のある方は、一度検討してみてください。