4月14日に、民法の改正法案が衆議院で可決されました。
ブログをご覧の皆様、弁護士の丹羽一裕と申します。
4月14日に、民法の改正法案が衆議院で可決されました。
おそらく、今国会で成立することになるでしょう。
では何が変わるのでしょうか。
まずは、今の民法の沿革から見てみましょう。
今の民法が施行されたのは、明治31年、今から120年ほど前のことです。
大変読みづらいものであったため、平成17年には現代語化されました。
しかし、その後も大幅な改正は行われることはありませんでした。
この間、法律の文言だけでは白黒つけられないものについて、たくさんの判例が出されることになりました。
そのため、判例を知らなければ、法律を見てもさっぱりわからないことがたくさんあります。法律の文言を読んだだけでは、法的な取扱いがどうなるか、わかりません。一般の方々にはとても分かりにくいのです。
コトバの意味って変わっていくもの
世の中には、いろんなコトバがあります。当たり前ですね、失礼いたしました(;^_^A)。
賛否両論でしょうが、私は、コトバの意味が変わっていくことが悪いとは思っていません。
これもまた当たり前ですが、同じコトバでも、平安時代の意味と、現代の意味は全く違ったりします。例えば、「かわいい」は、平安時代では、「かわいそうだ」という意味でも使われていたようです。
社会の在り方はどんどん変わっていくものですから、それに合わせて人がそのコトバに抱く意味合いが変わっていくのは、当たり前のことだ、と私は考えています。
しかし、残念な変わり方もあります。
「情けは人の為ならず」
1 情けをかけることは、結局のところその人のためにならない・・・甘やかすだけ、という理解でしょうか・・・
2 人に情けをかければ、巡り巡って自分にとって良いことが起こる・・・助け合いの精神みたいなものでしょうか・・・
プロ野球の「ルール」って何のためにあるのでしょうか!
ブログをご覧の皆様、弁護士の丹羽一裕と申します。
私は、昔からプロ野球が好きで、中学生のころ、ひいきのチーム(どこかはあえて言いませんが笑)が優勝した年は、勉強そっちのけで応援して、成績がガタ落ちしました。
このときは親が呼び出されて、先生に「息子さんはどうなっているのか?」と尋ねられたらしいですが、「阪神(言ってしまいました笑)優勝で勉強が手につきませんでした。」と答えたそうです。
先生は「それは仕方ないですね。」と返事したそうです。
「先生!それでいいんですか!?もっと指導してくださいよ!!」と、今となっては思いますけれどもね。
冗談はさておき、今年はプロ野球に、新ルール「コリジョンルール」というものが採用されています。
ご存知でない方のために簡単に説明しますと、