巨人・木村拓也コーチの訃報に接して
先日,生粋の大阪人でありながら根っからの巨人ファンである小生にとって,あまりにも衝撃的な出来事が起こった。 それは,巨人・木村拓也コーチの訃報である。
現役時代は,以前に所属していた広島カープ時代から,地味ではあるものの味のあるいぶし銀として活躍しており,小生も好きな選手の一人であった。 そんな「キムタク」がトレードで巨人に入団したときには,これで巨人も強くなれる!と密かに期待したものである。(ご存じの方も多いと思うが,当時の巨人は,全盛期を過ぎた大砲ばかりが名を連ねており,見てくれは派手でイカついものの,野球そのものは素人目に見てもお粗末な時代であった。)
昨年の段階では,まだまだ現役でプレーするものと信じて疑わなかったが,巨人が7年ぶりに日本シリーズを制覇したその日に現役引退を発表し,今年からは,巨人の1軍内野守備走塁コーチに就任していた。 小生は,コーチとしての「キムタク」にも大いに期待を寄せていただけに,非常に残念な思いで一杯である。 一ファンとして,心からご冥福をお祈りする次第である。
ただ,巨人ファンとしての衝撃以上に小生にとって衝撃だったのは,同世代の,しかも,日頃から体を鍛えている体力自慢のプロスポーツ選手が,突然くも膜下出血で倒れるという不幸に見舞われてしまったことである。
ブログ読者の皆さんには意外に思われるかも知れないが,弁護士の仕事は,一にも二にも体力がモノをいう仕事である。 小生の場合,平日の平均労働時間は優に10時間を超えるし(労働時間が12時間を超える日もザラである),週に1日でも休日があれば有り難い(実際,今年はまだ3日しか休んでいない)ような状況である。 そうした環境の中で10年近くもやってきたわけだから,決して体力に自信がないわけではないし,忙しい中でもできるだけ体を動かして体力を維持するよう心がけてきたが(2年ほど前からは,近所のおじさんソフトボールチームに入り,時間と体力の許す限り,日曜日の朝8時から2時間ほど練習に参加して体を動かしている),今回の出来事をきっかけに自らを省みると,体力の維持ばかりに目がいき,健康への配慮が欠けていたことを思い知らされた。
今の小生には,守るべきものがあるわけではないのだが,だからといって,命を粗末にしたくはない。 なので,これからは,もっともっと健康に配慮して日々を送るよう心がけていこうと思う。
ご自愛下さい
私も某業種で1日12時間以上、休日出勤強制は当然の仕事をしていましたので、突然死は他人事ではないと実感しました。
先生には健康に過ごしていただき、一人でも多く私達一般人を助けていただきたいと願います。
どうぞご自愛下さい。
コメントありがとうございます。
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