「子どもの引渡し」の法律と実務
いきなり宣伝で恐縮ですが、表題は、先日、他の弁護士と共著で出版した本です。
http://www.skattsei.co.jp/search/055270.html
平成15年に発刊した著書を改訂したものです。
この初版は裁判所などに購入していただき、お陰様で完売・絶版状態でした。
そのわりに増刷していただけないまま、時が経過し、今回の改訂に至った次第です。
離婚事件などで、子どもの取り合いが争点になることは多く、挙げ句の果てには、一方の親が子どもを強引に連れ去ってしまうという事案も少なくありません。
そんな場合に、子どもの引渡しを求める手続のことなどを、ちょっと専門的に書いた本です。
これまでも何冊か、本の出版に携わってきましたが、本を作るというのは本当に大変ですね。
でも、努力の成果が「形」になって残るので、やりがいはあります。
一般の書店や図書館で自分が関わった本を見つけると、やはり嬉しくなります。
ところで、子どもを引き取る(監護養育する)のはどちらの親が適切なのか、判断するのは非常に難しい問題です。
当然、「子どもの利益」を判断基準とするのですが、どちらの親も、自分の方が子どもにとってふさわしいことを一生懸命アピールしようとします。
自分の長所をアピールするだけならいいのですが、それだけではおさまらず、相手の短所を指摘し、非難し合うことが多いのです。
子どもにしてみれば、自分の両親が、お互いをけなし合っている姿を目の当たりにするわけです。
とても悲しい争いですよね。
そういう意味で、われわれ弁護士にとって、「子どもの取り合い」というのは、非常に悩ましく、難しい事件の代表格といえます。
お世話になりました
一度,子どもの引渡し事件をやることになったときにこの本にはとてもお世話になりました。
ありがとうございます。
全く先生の出される本とは畑違いですが,僕も今度本の作成に関わらせていただくことになり,興奮しております。
締め切りが近づいてて,緊張感が高まっているだけかもしれませんが・・・(苦笑)
ありがとうございます。
原英彰さん、コメントをありがとうございました。
同業の方にお褒めの言葉をいただき、嬉しい限りです。
原さんの本が出版されるのを楽しみにしています。
企業法務の本でしょうか?労働法関係かな?
その時は、ぜひ宣伝してくださいね。
購入させていただきますので!
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