弁護士費用は、事務所に相談に来られる方にとって、一番気になるところではないでしょうか。しかも、食堂と違って入り口にメニューもなく、値段がわからないまま事務所に入らなければなりません。

時価商売をしている高級寿司店、いや、簡単に「これいくらかかるんですか」と聞きにくい雰囲気を考えると、それ以上の不安があるのではないでしょうか。

今日は、そういった弁護士費用についてのお話を少しします。

 

従来は、弁護士報酬規定というものがあり、各弁護士は、この規定に従い、相談料や着手金(事件を受任する際に受け取る金員)、報酬(事件終結時の成功報酬)を相談者の方に請求していました。

しかし、平成16年3月末日をもってこの弁護士報酬規定が廃止され、現在は自由に価格設定してよいということになりました。

でも、いくら費用が必要なのか、相談者にとっては不安ですよね。

 そこで、日本弁護士連合会では、目安だけでも弁護士報酬を知ってもらおうと、「市民のための弁護士報酬の目安(2008年度アンケート結果)」を発行しています。

 もちろん、これ一冊で相談者の費用に対する不安が払拭されるとは思っていませんが、それでも相談者にとっても有益な情報と考えています。興味のある方は参考にしてください。

http://www.nichibenren.or.jp/ja/attorneys_fee/

 

 あと、初回相談に関しては、案件の内容次第では一定時間無料で応じてくれるところもあります。更に、市役所の法律相談も、ほとんどが一定時間無料です。大阪弁護士会や法テラスでも「サラ金問題」なら30分相談無料です。

 

 私が言いたいのは、初回の相談は、無料やそうでない相談も含めて様々な弁護士と話をしてみてはどうかということです。

 

私は、うちの事務所に来た相談者の方で、かつ紹介者がいらっしゃらない方には、「うちではその事案なら着手金○○円、報酬は上限でも○○円(或いは確定金額)です。ただ、他にも無料相談をやっているところもありますし、相性を確かめるためにも他の弁護士にも相談するのもいいと思いますよ」と、勧めることさえあります。

 

相談者にとっては人生に1度あるかないかの大切な相談です。しかも案件次第では1年以上のおつきあいになります。となれば、信頼関係が絶対的に必要なので、受任する限りはいろいろな弁護士から話を聞いたうえで納得して受任してもらった方が、弁護士側も安心なのです(少なくとも私はそう思っています)。

 

もし相談される際には、皆様も、相性のよい弁護士さんを見つけて下さい。

 

  

費用の話

私も高砂先生と同意見です。
「お金の話」は信頼関係を一瞬にして壊してしまいますしね。

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