出張?飲み会?
去る1月29日(金)、架線が切れるという事故で新幹線が3時間以上も不通となってしまいました。
新聞などではこの事故で「15万人に影響」との情報もありましたので、このブログをご覧になっている方の中にも影響を受けたという方もいらっしゃるのではと思います。
実は、そんな私も影響を受けてしまいました。
その日は、午後3時半から東京地裁で期日(裁判所に当事者や関係者が集まって審理する日時のことです。)があったので、12時半ころに新大阪を出発する新幹線に乗り、東京に向かっていたのですが、静岡駅で緊急停止。
「架線が切れた模様で、しかも火災発生」というような車内アナウンスを聞いた時には、「もうあかん」と裁判所への出頭を諦めました。
幸いにも、その事件は東京の弁護士と共同で担当していましたので、その弁護士に託すことができ大事に至らずに済んだのですが、その後、やはりなかなか復旧せず。
3時間半ほど経ってようやく動き出し、東京に着いたのは夜の7時でした。
大阪に帰ることも難しかったので、東京の同期の弁護士に声をかけ一杯やって翌日大阪に帰ってきました。
同期というのは、同じ時期に司法研修所で修習をした弁護士(裁判官や検察官もいます。)であり(ちなみに私は55期で、今年は62期が弁護士になっています。)、弁護士になってからも色々なことを相談し合えるよき仲間なのですが、久々の同期との再会で楽しいひと時を過ごすことができました。
結果的には、「東京に飲みに行っただけ」となってしまい、さらに妻からは日帰りできたのとちゃうの?というような冷やかな問いかけもあり、罪悪感を覚えましたが、「不可抗力で仕方がない」と自分に言い聞かせております。
ところで、2時間以上遅延した場合には特急料金は払い戻されますので、皆さん、覚えておきましょうね(私もしっかり払い戻しを受けてきました)。
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