2012年12月21日 (金)
司法修習生
現在、私の事務所に司法修習生が来ています。
司法修習生というは、簡単にいうと、司法試験に合格してもすぐには弁護士などにはなれず、一定期間の研修を受けなければならないのですが、その研修生のことをいいます。
研修生は、期間中、裁判所、検察庁、そして、弁護士会といういわゆる法曹三者をまわって、それぞれの実務に触れることとなります。
私の事務所に来ている修習生も、依頼者との相談や裁判所での期日など、毎日、私と行動をともにしています。
約4年前に独立して以来、だいたい一人で仕事をしていましたので、修習生が来てからは事務所も賑やかになり、イソ弁時代を思い出し、楽しい日々を過ごしています。
もっとも、研修期間は、昔は2年であったのですが、私のころ(10年ほど前ですが)に1年半に短縮され、今は1年になっていますので、今の修習生はなかなか忙しいようです。
また、少し前までは修習生に給与が出ていたのですが、今はその給与も貸与制になり、弁護士になった時点で借金を背負っているという時代になっています。研修に専念する義務があってアルバイトができない立場であるにもかかわらず、給与が貸与というのは不合理だと思いますし、将来の法曹を担う人材が借金スタートというのはなんとも悲しい限りです。
修習生の現状に直接触れ、また、修習生を預るということの責任の大きさを感じつつも、修習生とともに楽しく、充実した日々を過ごしています。
修習時代
現在は修習がタイトで、本当に、大忙しのようです。
法律事務所の修習は、事務所ごとに違うように思いますし、修習の楽しみでもあるでしょうね。
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